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神の定める【隣人】とは誰か

◇◇ 神の定める【隣人】とは誰か ◇◇【2001年12月9日に作成した<第199回>より】
2001年11月23日NHK教育「きらっとひかる『バリアフリー建築家・佐々木英夫さん」
     12月8日TV埼玉「ライフ・ライン・花の詩画~星野富弘さん」を観て

●すべて人に為(セ)られん欲(オモ)うことは、汝等、神が汝等に為し給うごとくに
、人に為すべし(黄金律:マタイ伝7‐12)
●我々が出会うそれぞれの人のために、我々は何かしらやったり、言ったり、
 考えたりする責任がある(ヒルティ) 

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。

【キリスト精神:イエスの生涯と教え】の実践の根本は神への信愛によって導かれる
自分の敵をも愛する【隣人愛】の実践であるとされます。

さて、我々が単なる人類愛として「ヒューマニズム人道主義」の立場で目の前に
いる貧困飢餓や苦難にある人々や社会的弱者を助けることも【隣人愛】の実践かもしれ
ません。

しかし、神があらかじめ定めた我々各自が救うための【霊的な隣人】もまた存在すると
思います。【霊的な隣人】とは我々に与えられた【タレント:個性・才能・可能性】を
最大発揮させるために神が託した【使命・天職】によって助け救い励まし喜ばすことの
できる人々のことです。

例えば、先日テレビで紹介されたバリアフリー建築家の佐々木さんの場合がそうです。
佐々木さんは22歳の時に交通事故に遭って脊髄損傷のために車イス生活となります。
20年後の現在の彼は、バリアフリー建築専門の建築家として活躍しています。

車イス生活となった当初は「何故?自分が」と恨み続けた10年間だったそうです。
しかし、その人生の最悪のマイナスの出来事こそが、実は【神の意志と計画】による
彼を【使命・天職】に導くための【試練:神の導き】であったのです。
何故なら、それから20年以上たった現在の佐々木さんは笑みを浮かべて誇らしく語って
くれるからです。
「私の建築で喜ぶ人を見て、私は自分が車イスでよかったと実感しています。」

佐々木さんにとっての【霊的隣人】とは同じように何かしらの肉体的障害に苦悩する人々
です。それは佐々木さんが苦難のどん底の10年間の【試練:神の導き】を見事に克服して
霊的に生まれ変わったからこそ、発見できたのではないでしょうか。

佐々木さんが目指す建築とは百人百様の各自のライフスタイルに合ったオーダーメイドです。

一般的なバリアフリー建築の設計や福祉機器では健常者の発想によって開発されているのが
中心のために、実は満足のいくものでないことを身をもって実感したからだそうです。

例えば、非常用ブザー付きの最新式トイレにしても、右側にしかボタンがないので右手が
不自由な人には対応できません。

そのような問題点を佐々木さんは開発担当メーカーの営業に指摘してあげてより善い製品
開発のために積極的に協力しているのです。

また、バリアフリー建築マニュアルには「手すり」の高さは80センチにしなさいと細かく
決められていますが、実際の利用者にしてみれば、手の長さや身長や握力など様々なために
80センチは誰にでも合う規格とは言えないのだそうです。

佐々木さんが依頼を受けた新築・リフォームの建築物は既に50軒にもなるのですが、彼は
利用者の障害や悩みを克明に聞き取ることからはじめるそうです。信頼されるまで何度も
聞き取りを行って分厚いファイルになるほどの情報を集めるのです。

そうやって、相手(霊的隣人)の立場になって、親身になって設計する佐々木さんの設計では
例えば、手すりの高さでも各自の特徴に合わせて「77センチ」として設計できるのです。
わずか1センチの違いでも、障害のある人には天国と地獄の差であり、時には命に関わる危険
さえあることを佐々木さんは理解しているからです。

職人肌の大工さんほど「佐々木さんからのアドバイスは見る目が違うので勉強になる」のだと
高く評価します。佐々木さんはうれしそうに語ってくれます。

「職人さんが家に思い入れが強いほど善い家ができるし、こちらの熱意も職人さんに伝えて
 みんなで協力して善いものを造っていくのが私の理想です。」

佐々木さんの設計するリフォームは造りっぱなしではなく障害の症状に合わせて常に改良を
重ねて行くようなアフターケアを重視しています。

例えば脳梗塞で左半身マヒしてしまった人の退院後のための自宅リフォームに当っては病院の
リハビリのために使っていたトイレと同じものを導入しました。お陰で自宅で独りでトイレに
行ける自信がリハビリとなったのか、車イスが不要となり杖(ツエ)でも歩けるほど善くなった
と家族も喜ぶほどです。

ところが、今度は当初は車イス向けに設計していたトイレが杖では不便になっているのです。
家族では気づかないことを、佐々木さんは善く理解しているので、わずか数センチの変更でも
早速改良をしてくれるのです。

もし、佐々木さんが事故に遭って車イス生活とならなければ、そして苦難の10年間を克服でき
なかったら、どうなっていたでしょうか。本当のバリアフリー建築は生まれたでしょうか。

ヒューマニズムの観点で、障害のある人々を助け救えるボランティアや制度はたくさんあっても
佐々木さんはいません。彼は神の愛に基づいた「幸せの器」の家を築ける【先駆者】であって、
障害者と健常者との関係をとりなす【仲保者】といえるでしょう。

星野富弘さんもまた、厳しい【試練:神の導き】に遭って霊的に生まれ変わり【使命・天職】に
励む【仲保者】であり福音伝道者です。皆さんの中にもご存知の方はたくさんいると思います。

肉体的にも精神的にも自信のあった星野さんは、24歳の時に体育の教師となって指導中に事故に
遭ってしまい、手足の自由を奪われてしまいます。

ただあお向けに寝たままの病院生活には将来への希望も無くて、生きていても仕方ないという
どん底の気持ちになっていたそうです。しかし、星野さんはあきらめませんでした。やがて、
毎日死ぬこともできず生き続けるのなら、死をただ待つような人生に嫌気を感じ始めるのです。

そのためには何か「生きる支え」が必要になったそうです。でも、当時の星野さんには心から
信頼できる自分にとって「生きる支え」とは何かが判りませんでした。

●私は自分が何を欲しないかは知っている。しかし、何を欲するかはまだ知らない。
 それは必要になった時に、はじめて分かるようになるだろう(クロムウエル)

そんな時に、大学時代の寮の先輩が【聖書】を持って見舞に来てくれたそうです。星野さんは
すぐには【聖書】を開いてみようなどとは思いませんでした。何故なら、健康であった時なら
まだしも、今や人生のどん底にある時に、存在するかどうかも判らない【神様】の話にすがる
のは、あまりにも情けないと思ったからだそうです。

ただ、気になることがありました。【聖書】をくれた先輩には寮生活での強い印象があって
忘れられないことがあったからです。それは百人を越す寮生の誰もがまずいと感じるような
食事でも、いつも食事前に祈り感謝している姿でした。4年間、毎日続けていたそうです。

「どうして、あんなことにでも感謝できるのだろう?」身体の自由のきかない星野さんには
先輩の心の自由と平安がうらやましく思えたそうです。

●真理はあなた方に自由を得させる(8‐32)
●主は霊である。主の霊のあるところには自由がある(コリント後書3‐17)
●自由を得させるために、キリストは私たちを解放してくださったのである
 (ガラテヤ書5‐1)

星野さんが【聖書】を受け入れたのは随分後になってからで、先輩の通う教会の牧師の奨めで
ようやくだったそうです。そして、その後の星野さんは神に導かれるようにして自分の才能を
最大発揮できる【使命・天職】によって日本だけでなく世界中の人々を励ますようになります。
し始めるのです。

星野さんは口にくわえた筆によって「花の詩画」を病院のベッドで描くようになっていました。
自分の日々のなかで、小さな花にも驚くような美しさや荘厳さやたくましさに感動し励まされた
記録であり、それはまさに天然に満ちている【神の愛】を福音伝道しているといえるでしょう。

●神は時おり、自然の出来事や自然の事物を通して、私たちに話しかけることもある(ヒルティ)
●神は愛なり、宇宙は愛の機関なり(内村鑑三
●愛は神の霊としてこの世に満ちみちている(ヒルティ)

やがて、星野さんが描く「花の詩画」は星野さんよりも、いち早く病院を出て世間で評判となり
【神の愛】を示した「花の詩画」に導かれて、星野さんは退院できたのです。さらに海外にまで
「花の詩画」の個展が開かれるほどになり、星野さんもまた海外に導かれて世界の多くの人々に
勇気と励ましと慰めと希望を与えるような、世界でオンリー・ワンのチャレンジを実践している
のです。

もし、自分の目指してていた体育の教師のままだったなら、どうだったでしょうか。世界中に
いる【霊的隣人】を救うことはできなかったかもしれませんね。

これらは人知の及ばない、神に愛され神に選ばれ為すべき道に召命され、厳しく訓練を受けて
祝福されて聖霊の力に満たされた【福音伝道者】の佐々木さんと星野さんが存在しています。

●あなたが私(主)を選んだのではない。私があなたを選んだのである(ヨハネ伝15‐16)
●すべての訓練は、当座は、喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと思われる
 しかし後になれば、それによって鍛えられる者に、平安な義の実を結ばせるようになる
 (ヘブル書12‐11)
●神は誠実であり、なんびとをもその人の力以上の試練にあわせることはない(ヒルティ)

私たちにも自分が思いつかないような【試練:神の導き】によって訓練されて鍛えられて、
神が定める私たち各自に託された【使命・天職】によって本当に救うべき【霊的隣人】を
見出して救える【チャンス・召命】が必ず与えられることを期待しましょう。

●人の歩みは主によって確かとされる。主はその人の道を喜ばれる。その人は倒れても
 まっさかさまに倒されはしない。主がその手を支えておられるからだ(詩篇23‐24)
●喜んで必然に従う者、彼こそは賢者にして、神を知る人である(ヒルティ)
●あなた方が召されたのは、実に、自由を得るためである。ただ、その自由を肉の働く
 機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい(ガラテヤ書5‐13)

皆さんの【霊的な隣人】救済へのチャレンジを心から応援します。

●あなた方はこの世に妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、
 造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって神に喜ばれ、かつ全きことで
 あるか、わきまえなさい(ロマ書12‐2)

ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!

メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)