◇◇ 最悪の絶望から大逆転する人生 ◇◇【2002年3月11日に作成した<第228回>より】
2002年3月10日(日)12:00BS・NHK「ワールドリポート;犯罪者の社会復帰」を観て
●多くの先なる者は後に、後なる者は先になるべし
(マタイ伝19‐30、20‐16、マルコ伝10‐31)
神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。
私たちが目指すべき人生理想を【神の愛】と共に生きることであると
信じられる者にとっては、最優先すべき人生目的が明確となります。
それは【ビジョン:理想・夢・志】に向かって、まっすぐに前進する
ことだと私は信じます。神が私たち各自に望み託す【使命・天職】は
私たちの【魂:善意・良心】に刻み込まれ、生涯忘れる事のできない
【ビジョン:理想・夢・志】に示されているからです。
●神は御心を成さんために汝らの内にはたらき、汝らをして志望をたて、
業を行わしたまえばなり(ピリピ書2-13)
もし、私たちが【ビジョン:理想・夢・志】を自力と自己都合でなくて、
常に【神の愛:イエスの生涯と教え】に信愛して、神と共にまっすぐに
人生を歩むなら、神の導きにより、どんな不可能も可能に、マイナスを
プラスに変えられて、自由と独立が守られた安全な道となるでしょう。
●神がひとたび人間の意志を所有されるならば、神はその人の中で
みずから全てのことを行ない彼を完全へと導き給う(聖女カタリナ)
しかし、もし自分勝手な都合によって【ビジョン】を後回しにしたなら
本来目指すべき【使命・天職】とかけ離れた曲がった人生を送るならば
厳しい【試練:神の導き】となるでしょう。
●まっすぐ歩む者の道は安全である。しかし、自分の道を曲げる者は
思い知らされる(箴言10‐7)
英国BBCの取材番組で、南アフリカの刑務所で行われている犯罪者の
社会復帰プログラムの紹介がされていました。
このプログラムのコーディネータはたった独りの女性ジョアンナさんです。
ご存知のように、現在の南アフリカは犯罪悪化が深刻な問題で、刑務所は
囚人で満杯状態だそうです。
多くのギャングや極悪人が収容されている刑務所の中に彼女は独りで入り
彼等が協働し相互理解できるための「ワーク・ショップ」を行うのです。
彼女は独りではありません。常に【神の愛】との愛の共同事業なのです。
だから、世間的には見捨てられ不可能と思われている犯罪者たちに真実の
愛を示し実感させることができるのです。
●一切の仕事が、神を離れては困難であり、神と共にあれば
一切が可能である(ヒルティ)
彼等は初めはお互いに心を開かず疑い深い態度ですが、彼女の指導により
音楽鑑賞や絵画を描くなどするうちに、次第に心を開いて行くのです。
彼等は自分の悩みを仲間たちに打ち明けるほど、心を一つにできるまでに
変わって行くのです。彼等は愛によって生まれ変わる道を目指し始めます。
6ヶ月間のワークショップ体験のおかげで、エレファンとモハマトの二人が
社会復帰できるようになります。
エレファンは母親を憎み顔中に母親を罵倒する言葉の入れ墨をしています。
母親との再会は感動的でした。親子は愛と信仰の力で赦し赦されたのです。
エレファンは学校で自己の体験を語って若者に愛のメッセージを送ります。
「君たちは夢に向かって生きて欲しい。夢をあきらめてはいけない!」
彼の所に多くの子供たちから信じられないような「愛の手紙」が届きます。
「あなたは刑務所にふさわしくない立派な人です。」
「あなたが幸福に生きられるように祈っています。」
彼は悪道に生きる証しであった入れ墨を医師の無償好意で取り除くことに
成功します。いつも、母親を悲しませていた顔の入れ墨がキレイになった
のです。
本来目指すべき道を見失い、曲がった危険な道を歩んだけれども、遂に彼は
自分の目指すべき道を発見できたのです。彼は自己体験を活かし現在3つの
クラスで子供たちの支援にチャレンジしているそうです。
一方、モハマトは深刻でした。彼は妻とその義理の娘たちを虐待し傷つけて
いたために、せっかく真実の愛に目覚めて帰宅しても、恐れがられ敬遠され
昔の自分に戻ってしまう危険にありました。
そこでジョアンナが家族の和解のための【仲保者】として彼を助けるのです。
彼女は家族全員を集めて刑務所で行っている「ワーク・ショップ」を試みます。
マホトマは家族の前で、先ず神に祈り【神の愛】による助けを求めるのです。
そこはまさしく、主イエスが共にいてくれる「聖家族の教会」となりました。
●もし、あなた方のうちの二人がどんな願い事についても地上で
心を合わせるなら、天にいます私の父はそれをかなえて下さる
であろう(マタイ伝18‐19)
●二人または三人が、私の名によって集まっているところには
私もその中にいるのである(マタイ伝18‐20)
【神の愛】が注がれて奇蹟は起こります。家族の中の恐れからのかたくなな
心は砕かれて、やがて赦し赦される心の分かち合いが実現したのです。
元ギャングの親分のマホトマは語ってくれます。
「俺はいつも人のマネばかりしてきた。自分らしく生きることをせず無駄に
生きてきたことがよく分かった。」
「俺は天使ではない。しかし、より善く生きるように努力し続ける」
彼は現在、家で静かに絵を描いて新たな人生にチャレンジしているそうです。
独り起ち上がり勇気あるチャレンジをしているジョアンナは語っています。
「このプログラムですぐに社会復帰できるとは思わない。しかし、可能性が
ある限り私はあきらめずに彼等を支援し助けるのです」
●キリストは我が教師にあらず、我が救い主なり、我が生命なり、
また我が復活なり(内村鑑三)
●悪の克服、その後の罪のつぐない、悪からの脱出、新生、これが
表現の天分を解放するのである(ヒルティ)
●悪を恐れよ、しかし常に悪に打ち勝つことのできる神に信頼せよ
(ヒルティ)
●我等は悪を避けんとするよりは、むしろ神と共にあらんことを
努むべし(内村鑑三)
彼女だからできる【ビジョン】を目指す【使命・天職】へのチャレンジは
欧米でも有効な社会復帰プログラムとして高く評価され始めているそうです。
人権差別では欧米先進国に遅れを取った、後続の南アフリカであるからこそ
本当に光輝く強き【神の愛】が存在することは、常に歴史的事実です。
常に【コーナー・ストーン】にこそ神の意志と計画が示されているからです。
●家造りらの捨てた石が隅のかしら石になった。これは主のなされたことで、
私たちの目には不思議に見える
(詩篇118‐22、マタイ伝21‐42、マルコ伝12‐10、ルカ伝20‐17、
使徒行伝4‐11、エペソ書2‐20、ペテロ第1書2‐7)
私たちもまた今日からでも遅くはありません。心を入れ換えて真っ直ぐに
【ビジョン:理想・夢・志】に向かってチャレンジしようではありませんか。
自力と自己都合で世間的に不可能と思われて今日まで後回しにしてきたなら
先駆者の教えに従って、後悔しない人生のためにも、【神の愛】に信愛して
チャレンジしましょう。
神はいつでも私たちに奇跡的な大逆転を起してくれることを信じましょう。
●理想の実現は(不可能と見えるのは)人間の力や制度によるのではない!
「万軍の主の熱心これ成し給うべし(イザヤ書9-7)」(内村鑑三)
ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)
皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。
ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた
約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html)
もし、皆さんの中で、過去のメルマガにも興味があるならば、まとめてメイル送信しますので御気軽に御連絡ください!
★ウェブを参照ください!http://www.geocities.jp/cforum2000/
★★★皆さんの【ビジョン】【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
あなたの【ビジョン:理想・夢・志】・【願い事】を御気軽に御連絡下さい!
<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる(マタイ伝18-19~20)
皆さんからの御連絡お待ちしています!