【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

★AMEN!HALLELUJAH!THANKS JESUS LOVE!★AMEN!HALLELUJAH!GLORY JESUS KINGDOM!★Good luck & God bless you!

【神愛福音道】【聖書価値観:神愛世界観・神愛歴史観・神愛人生観> 【神助道:神助精神・神助主義・神助本願・神助努力・神助本位】 【<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>創世道】

神の事業 ⇔【ビジョン:理想・夢・志】!

◇◇ 神の事業 ⇔【ビジョン:理想・夢・志】◇◇【2002年3月29日に作成した<第234回>より】 
2002年3月28日(木)21:15NHK「心の旅セレクション:熊谷喜八セネガル~魂を救ってくれた一皿のスフレ」を観て

●人に少しも頼ることなくして、神にのみ頼ってなすことのできる事業のみが神の命じ給うた事業である。かかる事業に従事するを得て我等ははじめて独立の人となるのである(内村鑑三
●意(オモイ)を事業に注いで事業は成らず、眼を神に注いで事業はおのずから成る。神は事業の神なれば、我らは神を信じて無為の生涯を送らんと欲するも得ず(内村鑑三

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。
神に仕える【神の僕】である為には【ビジョン:理想・夢・志】は必要不可欠だと思います。
神は愛であり【ビジョン】は愛の結晶であるからです。
人間の都合で勝手に創りあげられた【この世の富・権威・名声】に
盲従しないために、目先のことに奪われる偶像崇拝に陥らぬように
自分の【魂:善意・良心】の自由と独立を守りぬくことは簡単では
ありません。

しかし、私たち各自の【ビジョン:理想・夢・志】が天の父である
見えざる神からの貴重な【無償ギフト:賜物】であると信じるなら
幸福の「青い鳥」は既に私たちの内に存在しており、外に向かって
人生目的を求めたり必要以上に何かに頼ることもなくなるのです。

自己の【ビジョン:理想・夢・志】を守り目指すことこそが、神に
仕えている証明だといえるでしょう。

そうすれば、【この世の富・権威・名声】は目的となることはなく
【ビジョン】実現のための一つの実現手段にすぎなくなります。
つまり、【ビジョン】を人生目的とするならば、私たちの人生の
主人(目的)もまた【ビジョン】であり神に通じるのだと思います。

●だれも神と富の2人の主人に兼ね仕えることはできない
(マタイ伝6‐24・ルカ伝16‐13)
●神の側に立とうと決心するがよい。次にはあなたの力と個性に
 合わせてあなたに個人的に下される神の命令に従え(ヒルティ)
(マタイ伝6‐24・ルカ伝16‐13)

【ビジョン:理想・夢・志】を放棄せずにいつまでも信じ求めるために
【イエスの生涯と教え・聖書】に憧れ信愛する信仰は【大いなる力】と
なってくれます。常に無限の勇気と希望を与えてくれる源泉となります。

●信仰とは神に対する従順を本体とする、理想的生活への勇気である
 (内村鑑三

【ビジョン:理想・夢・志】を実現させるのは私たちの計画や都合の
単なる自力本願ではなく、神の意志と計画である【神の愛】によって
神の助けに支えられた自己発揮によって実現されるのだと思います。

●一体に計画を立てるという事は、何の役にも立たない事が多いものだ。
 待つこと、そして神のさずけ給う機会に注意を怠らず、与えられたその
 機会をすばやく、すすんで十分の心構えをもってつかむこと、これが
 成功をおさめる道である(ヒルティ)
●我々は神の命じ給う道を歩いていれば、日々その務めと力とが自ずから
 与えられる。特にそれを得ようと思いわずらうことはいらない。
 ただ、それを受け入れて実行すればよい(ヒルティ)

例えば、フランス料理で幼い頃の夢を実現させ成功した熊谷喜八さんの
「心の旅」が番組で紹介されていました。

熊谷さんは小学校の頃に映画を観てフランスに憧れたそうです。そして
料理人になってフランスで修業することを【ビジョン:理想・夢・志】に
抱いたそうです。それが、神の意志と計画であったことは30数年後の今に
証明されたのです。

彼は15歳に時から努力してラーメン修業に始まってホテルの料理人にまで
なった22歳の時に、自分の計画や都合でない思わぬ形で転機が訪れました。
それは、セネガルの日本大使公邸の日本食の料理人の仕事でした。

その頃の彼はフランスで料理修業する【ビジョン】をあきらめずに抱いて
いました。今から32年前当時のセネガルは未だフランス植民地だったので
熊谷さには夢のフランスに近づけるチャンスだと感じて仕事を承諾します。

しかし、初めての海外生活でしかもフランス後も英語も話せなかった彼は
3ヶ月目にして無休の仕事に疲れ果ててしまいます。さらに、彼の料理が
大使には不評であるとの話も耳にしてしまい完全に落ち込んだそうです。

彼は青年の心に抱いていたフランスで料理修業する【ビジョン】までも
捨て去るほどに、自分の【魂:善意・良心】を見失いかけていたのです。

そんな異国の地のどん底の時に、神は【助け手】を届けてくれたのです。
それは、熊谷さんの料理アシスタントであるセネガル人のポールです。
熊谷さんが初めての休日の時です。善き相談相手であり友人であった
ポールが熊谷さんの所にやって来てくれました。

「今日はお前の休日だろ?今日は俺がお前に料理を作ってあげるよ」

ポールは落ち込んでいた熊谷さんのためにフランスで学んだスフレを
作ってもてなしてくれたのです。ポールは公邸勤務の前にフランスで
8年間修業経験していたのです。

冷飯と牛乳と卵だけで作られた素朴なフランス料理「スフレ」により
失いかけていた魂を取り戻して、再びフランス修業の【ビジョン】を
強くしたそうです。

「こんなにおいしい料理の生まれたフランスなら、もっとおいしい
 料理がたくさんあるに違いない!絶対にフランスに行くぞ!」

ポールの【愛の結晶】によって救われた熊谷さんは、その後、実際に
フランスで料理修業して、現在では日本を代表する有名シェフとして
子供の頃の【ビジョン】を実現して活躍しているそうです。

神は神の愛の事業である【ビジョン】実現の為には【聖霊】の力に
よって助け出してくれる【神の愛】の存在証明です。

●【神助】(内村鑑三
◆神を信ぜよ、さらば神は汝の必要に応じてすべての善き物を
もって汝を恵まん。
⇔ ★天来の思想
★外来の友人
★意(オモ)わほざる汝に臨む全ての恩恵の手段(テダテ)
◆汝の目下の境遇をもって汝の力を量るなかれ。汝は信仰を
もって神の力を汝の力となすをうべし。
●神は神の聖霊を役立てたいと思う人々にだけ、それを授け給う
 のであって、ただそれを所有して楽しむためには与えられない
 (ヒルティ)

そんな熊谷さんが32年後の現在でもずっと心にあったことはポールと
再会してお礼を言いたいことでした。番組企画のおかげで熊谷さんは
32年ぶりにセネガルを訪れました。しかし、残念なことに、ポールは
既に20年前に肺を患って、既に亡くなっていたことを初めて知ります。

ポールが亡くなった後は、ポールの出身地である貧しい島で妻と4人の
子供とは質素に暮らしていました。熊谷さんがポールの未亡人である
ジョセフィーヌさんに会えたことによって、神の意志と計画は見事に
完成したと私は実感できました。

ポールは家族に料理を作ってあげたことは一度もなくて、子供たちは
魂を救えるほどの父親の【愛の結晶】である料理を知りませんでした。

熊谷さんは家族の為にポールさんの「スフレ」をもてなすのでした。

「このスフレでポールが私を助けてくれたのです」

ポールの長女は父親の【愛の結晶】であるスフレの料理方法をノートに
細かく記録しました。現在大学で観光ガイドコースを専攻し学ぶ長男は
熊谷さんにお礼を言います。

「まるでお父さんがここにいるようです。来てくれてありがとう。」

ジョセフィーヌさんは熊谷さんのいつも心配していたポールの話をします。

「夫はいつも熊谷さんの料理を持ち帰っておいしいと言っていましたよ」

ポールが43歳で亡くなった後はジョセフィーヌさんがたった一人で4人の
子供を育て上げて、今では孫まで生まれてみんながポールの愛を忘れずに
幸福な家族のように見えました。

そして、32年ぶりにポールの【愛の結晶】であり偉業である「スフレ」が
家族のもとに届けられたことで、父親は家族とも永遠の絆を築けたのだと
私は信じます。

ポールは家族のようにどんな人にも分け隔てなく愛を与えていました。
彼が亡くなった時は全島の人々が集まるほどに、生前はとても人望が
あったそうです。ポールは隣人の魂を救えるほどの【愛の人】でした。
自分自身は世間的には成功しなくても、異国の行きずりの友までをも
正しい道に導いた事は、主が推薦される真の伝道者であるといえます。

●おのおの自分のことばかりでなく他人のことを考えなさい
 (ピリピ書2‐4)
●自分で自分を推薦する人ではなく、主に推薦される人こそ、
 確かな人なのである(コリント後書10‐18)

ポールの家族との再会して、改めてどんな人にもやさしいポールの
「ハート」を思い出して、熊谷さんもまた【愛の伝道者】を目指す
決意をしたようです。

「私は出会ってきた人に育てられてきました。
 今度は自分が育てる順番です。それこそポールへの恩返しに
 なるからです」

●あなた方は、私から学んだこと、受けたこと、聞いたこと
 見たことは、これを実行しなさい。そうすれば、平和の神が
 あなた方と共にいますであろう(ピリピ書4‐9)

私たちも【ビジョン:理想・夢・志】を大切に守り続けるならば、
必ず神の助けがやって来ることを信じましょう。【ビジョン】とは
神の意志と計画であり【神の愛】を示す神と私たちの共同事業である
ことを信じるならば、私たちの目指す道は不動で堅固となるからです。

●あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの
 計画はゆるがない(箴言16‐3)

皆さんが常に勇気をもって【ビジョン:理想・夢・志】に向かって
チャレンジされることを心より応援しています。

今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
 
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)