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神の、神による、神のための【ビジョン】

◇◇神の、神による、神のための【ビジョン】◇◇【2003年2月15日に作成した<第290回>より】
パブリック・ドメイン(PublicDomain)について考える

●万物は、     神より出で、神によって成り、 神に帰する。
 (すべては    神から、   神によって、   神のために存在する)
 (すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっている)
 栄光がとこしえに神にあるように。アーメン(ロマ書11-36)
 
神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは。ご愛読に感謝します。

テレビで放映される日欧の歴史的文化遺産を観ていると、いつも気づかされる事が
あります。それは、日本の歴史的建造物や仏像などは、最小限しか手を加えられず
色あせた過去の産物となっているのに対して、欧州では時代と共に復元され続けて
いつも色鮮やかな【エバー・グリーン】で永遠に生きている姿にあることです。

中世に建造された大聖堂の多くは完成に数百年を要したので、当時の人々は完成を
観ることもないままに、創り続けて時には修復してくれたおかげで、現在の立派な
完成された姿があるのだといえるでしょう。

つまり、欧州の歴史的文化遺産は未来へ継承すべき共有財産であるという考え方が
根底にあるのだと思います。

例えば、個人のアイデアなどにも著作権を認めたトーマス・ジェファーソンですが、
当初は14年間経過すると人類の共有財産として【パブリック・ドメイン】に移す
事を法律で定めていたそうです。

「個人のアイデア(知)とはろうそくの火のように、人に与えても燃え続け失う事は
 ない!」という考えがあったからだそうです。

個人の職人的な特殊技能も個人の所有物として片付けずに未来へ継承すべき大事な
人類の共有財産である【パブリック・ドメイン】に位置付ける考え方が、ドイツに
あるマイスター制度だと思います。

ドイツが国家の社会的使命として守るのに対して、日本では個人的な職人芸は個人の
家業として守るか、個人的な無形文化財のようにして祭り上げるかのどちらかです。

文化遺産にしても、個人的技能にしても、過去から未来に渡って【共有財産】として
原点の精神や【ビジョン:理想・夢・志】を含めて守り続ける【原点回帰】の精神が
あるからだと思います。

ご存知のように、アメリカのラジオ局は数百ありますが、それは音楽のジャンル別に
専門チャンネルがあるからだといえるでしょう。そこでは時代を超えて絶やす事無く
いつまでも原点の音楽精神を継承しようとするD.J.の使命感からだともいえます。

実は現代の多くの個人的偉業とは、過去のアイデア(知)や創作物からヒントを得た
ものばかりで、結局は【理想・ユートピア】は未来にあるのではなく過去から継承
された時代を超えた【ビジョン:理想・夢・志】にあるのであって【原点回帰】に
こそ発想は生まれるのではないでしょうか。

楽家坂本龍一さんもテレビのインタビューで語っていたことを思い出します。

「私のオリジナリティは2~3%で、あとは【パブリック・ドメイン】の恩恵の
 おかげである。過去の遺産がなければ何もできなかった。何が私たちの創造性を
 生み出してくれているのか、もう一度ゼロから考えるべきだ。」

理想を原初オリジナルに求める【原点回帰】の考え方は【聖書】の精神といえます。
【神の愛】を実現させたのは原初の【エデンの園】であって「進化論」的に考える
人間の欲求によって実現させる未来の【ユートピア(理想郷)】ではありません。

●聖書はすべて真理によって作られた、その精神でもって読まれるべきである
 (トマス・ア・ケンピス)

私たち個人にしても、初志を忘れ実現させた現実の姿よりも、当初熱き心に鮮やかに
思い描いた【ビジョン:理想・夢・志】の方が美しく光り輝いていたという経験が
あるはずです。つまり、初志貫徹こそが理想(正義)である事を私たちは知るのです。
そして、【聖書・イエスの生涯と教え】は【原点回帰】を促す精神といえます。

●あなた方はこの世に妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることに
 よって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって神に喜ばれ、
 かつ全きことであるか、わきまえなさい(ロマ書12‐2)
●正義の道には命がある。その道筋には死がない(箴言12‐28)
●聖書は古いものでもなければ新しいものでもない、聖書は永遠のものである(ルター)
●絶えず偉大な思想に生き、ささいなことを顧みないように努めなさい(ヒルティ)

私たちの発想も発見もひらめきも、そして心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】も
全ては【神の愛】から生まれ【神の愛】により育てられ【神の愛】を賛美するために
存在し、神に栄光を帰すためにあるのだと私は信じます。

●私たちはこの宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、
私たちから出たものでないことが、あらわれるためである(コリント後書4‐7)
●神はあなた方のうちに働きかけて、その願いを起こさせ、かつ実現に至らせるのは
 神であって、それは神のよしとされるところだからである(ピりピ2-13)
●我等は神に造られたる者にして、神にあらかじめ備え給いし
 善き業び歩むべく、キリスト・イエスの中に造られたるなり(エペソ書2‐10)
●我が魂よ、主をほめたたえよ
 私のうちにある全てのものよ、聖なる御名をほめたたえよ
 我が魂よ、主をほめたたえよ
 主の善くして下さったことを、何一つ忘れるな(詩篇103‐1~2)

私たち各自の心に描く【ビジョン:理想・夢・志】もまた個人的所有物ではなくて、
【神の愛】から生まれ出たもので、過去の人類から受け継いだものであり、未来に
継承すべき貴重なる【パブリック・ドメイン】であることを信じましょう!

そして、少なくとも自分に預けられている間は、心の奥に閉じ込めたり、出し惜しみ
せずに、いつでも【隣人・社会】に向けて光りを放ち輝かせようではありませんか!

●あなたの内なる光が暗くならないように注意しなさい
 (汝の内の光、闇にあらぬか省みよ)     (ルカ伝11-35)

私たちが過去から受け継ぎ未来に継承するべき【パブリック・ドメイン】としての
【ビジョン:理想・夢・志】を実現に向けて守り育て主に栄光を帰すチャレンジは
必ず【神の愛】に導かれた素晴らしい【愛の奇蹟】を実感する事ができるはずです。

●驚くべき導きの、神の側からみた目的と直接の狙いは我々を普通の卑近な意味で
 幸福にする事ではない。むしろ、恐れを知らず、あらゆる良き行ないをすすんで
 しようとする人、― 一言でいえば、― 英雄的な人にするためである
 (ヒルティ)
●我々は神の命じ給う道を歩いていれば日々その務めと力とがおのずから与えられる。
 特にそれを得ようと思いわずらう事はいらない。
 ただ、それを受け入れて実行すればよい(ヒルティ)

皆さんのチャレンジが【パブリック・ドメイン】として過去から受け継いで、未来に
継承される事を心より応援しています。

●キリスト信者たる栄誉の一つは、よわき取るに足らざるこの身をもって、なおも大望
 抱いてその一部分を遂行しうるにあり(内村鑑三

神様はいつも私たちと共にいて下さり、皆さんのチャレンジを応援していることを
信じましょう!

●インヌマエル:神われらと共にいます (マタイ伝1‐23、イザヤ7‐14、8‐8)
●見よ、私は世の終わりまで、いつもあなた方と共にいる
 Always,with you (マタイ伝28‐20)


ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主に感謝します!アーメン

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
 
メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)