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変える勇気!【1】

◇◇ 変えられるものを変える勇気(その1) ◇◇
【2003年4月4日に作成した<第297回>より】

「ニーバーの祈り」に学ぶこと

●ニーバーの祈り
主よ、変えられないものを
受け容れる心の静けさと
変えられるものを
変える勇気と
その両者を見分ける
英知を我に与え給え
(ラインホールド・ニーバー)渡辺和子著「愛を込めて生きる(PHP文庫)」より

God,grant me the Serenity
to accept the things I cannot change
Courage to change the things I can
and Wisdom to know the difference

●Rニーバーの祈り
神様
 私に変えることのできないものは
 それを素直に受け入れるだけの
 心の平安を与えて下さい

 変えることのできるものは
 それを変える勇気を与えてください

 そして何が変えられるものであり
 何が変えられないものかを
 見分ける知恵を
 この私にお与えください  
   (新生宣教団「恵みの雨 1998.11月号 祈りは必ず聞かれる」より)

20世紀の三大神学者とされるニーバーの信条ともいえる「ニーバーの祈り」は
学べることがたくさんあると思います。

私たちに与えられた肉親や兄弟姉妹や性別など様々な境遇を変えたいと望むより
私たちを誰よりも最愛する天の父なる神が、祝福して最善な条件で創造されたと
信頼できるならば、多くの不満や不安もやがて解消されるはずです。

そして、神は私たちが生涯にわたって最善に生きることを信じ望み愛されていると
いう信頼関係を得たならば、それまでは「変えられない」と勝手に思い込んでいた
人生の【苦難】すら実は「変えられる」ことを確信し発見しチャレンジできる事が
【キリスト精神】だと考えます。

たとえば、現在イラク攻撃で砂漠を進軍する英米軍が恐るべき砂嵐に苦しんでいる
姿が報道されるのを見た時に、自然の摂理は「変えられない」ものであり、じっと
耐えるしかないことだと思って見ていました。何千年も「砂嵐」と共存してきた
アラブ人もまた「変えられない」と思い耐え忍ぶだけだったのではないでしょうか。

しかし、わずか2週間足らずの間でも耐え忍ぶ光景を目撃した米国民は違いました。
テレビ番組で聞くところによれば、砂を飛び散らないようにゼリー状に固めてしまう
6週間有効で、その後は土に戻る環境に優しい薬品(?)を具体的に使用することまで
検討しているそうです。

誰もが「変えられない」と思い込んでいる自然環境までをも「変えてみせよう!」と
チャレンジする米国民の姿勢には敬服します。

もし、現在のように「武器」でなく、この「製品」を【福音】として紹介していたなら
無駄な武力衝突も避けられてイラク南部の住人は米国民を大歓迎したに違いありません。

米国政府の誤算の一つは米国民なら「変えられる」と考えるフセイン独裁政治について
12年前に「変えよう!」と住民蜂起して結局は挫折したイラク南部のシーア派住民に
とっては、もう「変えられない」とあきらめてしまったことではないでしょうか。

起きてしまった戦争は「変えられない」ことかもしれません。しかし、ただ絶望したり、
政治批判や社会不信に陥る時ではありません。いよいよ私たち各自の「個人的戦争」が
始まっているからです。

●自分の仕事を知り、それを為せ。我々の大事な務めは遠くの方におぼろげにあるものを
 眺めていることではなくて、手元にあってはっきりしている事を行うことである
(カーライル)
●起きよ、光を放て、あなたの光が臨み、主の栄光があなたの上に輝いているからだ
イザヤ書60-1)

今こそ私たち一人びとりが【愛の戦士】【自由の戦士:フリーダム・ファイター】として
進んで志願して【主イエス】の司令の下に「変えられる」ことにチャレンジしましょう!

●キリスト・イエスの善い兵卒として私と苦しみを共にしてほしい。
 兵卒に服している者は、日常生活の事にわずらわされてはいない。
 ただ、兵を募った司令官を喜ばせようと努める(テモテ後書2‐3~4)
●しいられてするのではなく、神に従って自ら進んでなし、恥ずべき利得のためで
 なく、本心からそれをなしなさい(ペテロ第1書5-2)

3月31日(月)NTV22:00「スーパー・テレビ」で、安井医師の素晴らしいチャレンジに
感動しました。

小児科の点滴を担当される安井氏は「変えることのできない」難病と戦いじっと耐えて
苦しむ子供たちに共感して、彼等に少しでも励ましと慰めに役立てればと心から願って、
「点滴袋」に子供が好きでリクエストするキャラクターをイラストで描いて、励ましの
言葉を書き加えるということを自発的にたった独りで始めたそうです。

それまで長くて痛く辛いだけの「避けられない(変えられない)」治療であった「点滴」に
素晴らしい勇気と励ましを与えてくれる【希望の光】を灯して見事に「変えられる」事を
証明してくれた【愛の戦士】であり偉大な事業への第一歩を果たした【先駆者】です。

●何を与えるかということよりも、大切なのはどう与えるかということだ(ゲーテ)
●大いなる事業が完成されるためには一つの精神があれば足りる。千の手を動かすために
 (ゲーテ
●われ神(愛)とともにありて我一人は世界よりも大なり(内村鑑三

あくまでも私の想像ですが、医療現場において、安井医師のチャレンジはとても勇気が
いる【大変革】だったのではないでしょうか。安井医師は毎日多忙な中で専門でもない
「イラスト書き」に時間をかけるために、勤務時間より早めに現場に出向き、遅くまで
居残る必要があります。そして、そのために本業で失敗したら大変なことになります。

先例に従って「点滴」治療だけに専念していれば何も心配が増えることはありません。
それでも、あえてチャレンジできる安井氏の心には、間違い無く【神の愛=隣人愛】が
燃え盛っていて、目の前の子供を少しでも励ましたいという強い【使命感】を姿を見て
私は感動するだけでなく私自身も勇気を与えられるのです。

●愛は勇気の基底なり。人の善を念(オモ)うて後に我等はその人に対して大胆に何事も
 なすを得るなり(内村鑑三
●大事業の端緒はまず目前の義務を果たすことなり(内村鑑三
●自分がそうであって欲しいと思う世界に向かう変化を自ら後押ししなさい
 (ガンジー

まさに本当に身近で「変えられる」事を「変える」には「ニーバーの祈り」にある通り
とても勇気のいることのように感じます。どんなに小さな変革でも、それを自粛させる
先例や固定観念や世間体と「失敗への恐怖」があるからです。

しかし、私たちが【キリスト精神:イエスの生涯と教え】を信愛するならば、恐れる事は
何もありません。「【主イエス】ならばきっと応援してくれる!」信じ望み愛した通りに
「変えよう!」という【神の愛=隣人愛】と決断と実行の勇気が心に涌きあがってくる
からです。

●愛の中に恐怖(オソレ)あることなし。全き愛は恐怖を除く(ヨハネ第1書4‐18)

★★【その2】につづく★★