◇◇日本文明が【主イエス】を受け入れて、人類の未来を救おう!(その1)◇◇
【2005年10月20日に作成した<第389回>より】
●【文明の解】(内村鑑三)
文明は蒸気にあらず、電気にあらず、憲法にあらず、科学にあらず、哲学にあらず、文学にあらず、
演劇にあらず、美術にあらず、人の心の状態なり。
人を尊むか、真理を愛するか、主義に忠なるか、正義に勇なるか、責任を重んずるか、義務に服するか
文明の秩序はこれらの諸問題によって決定せらる。
【神の愛】に大事にされ大切なる皆さんこんにちは。ご愛読に感謝します!
内村鑑三は百年前に、現代の私たちのために最適な「道しるべ」となる【預言】を残していてくれたと思います。
日本民族が誇りと自信を取り戻すために、何を目指すべきかを、上述の通りに、明確に示しているからです。
日本の伝統的芸能・仏教美術でもなく、十七条憲法でも独自の憲法草案でもなく、経済的成果でもなく、
科学技術や武士道でもなく、実績ではなく、現代に生きる日本人各自の【心の状態】にこそあるということです。
私たち個人個人が【自主独立】にあって、誇りと威厳を保ち、国家はアジア諸国と米国と対等に付き合えるには、
私たち一人一人の心の中に【主イエス=神の愛】が存在していることこそが不可欠といえます。
【主イエス】を認め受け入れるということは、【真理】【正義】【主義】【責任】【義務】を外に捜し求めることはなくなり、
常に【主イエス】と【福音・聖書】に尋ね求めれば全ての疑問への答えはみつかり、一切が心配ご無用だからです!
●私は道であり、真理であり、命である。誰でも私によらないでは父のみもとに行くことはできない(ヨハネ伝14-6)
●私は真理について証しをするために生まれ、また、そのためにこの世に来たのである。誰でも真理につく者は、
私の声に耳を傾ける(ヨハネ伝18-37)
●W.W.J.D.(What Would Jesus Do?)<主イエスならどうするだろう?>
以前にメルマガで紹介したエピソードです。
あの歴史上でも偉大な慈善事業家であるロックフェラー?世にしても有名な話があります。
父親は実業家としては敏腕でライバル企業を徹底的につぶすほどのパワーによって市場を独占して独り勝ちしました。
しかし、彼の妻は信仰心に厚く、彼自身も息子には行動する時の戒めとして常に言い聞かせていることがありました。
◆「それは神の正義にかなうことか?」「それは神への義務にかなうことか?」
ロックフェラー?世はこの戒めに忠実に生きる道を選んだのです。それは父親の猛反対にあってもです。
ロックフェラー?世は父親ががむしゃらに稼ぎ独占した富・権力を使って慈善事業や公共的支援を
すすんで行い、現代にあっても様々な分野で展開継続されていることはご存知のとおりです。
金持ちが献金や慈善事業をできるのではなくて、報恩感謝の気持ちと、神への【義務】と神の【正義】なる
【隣人愛】をすすんで喜んでできる者こそが、真の慈善家であると言えるでしょう。
●今の時を生かして用い、そとの人に対して賢く行動しなさい(コロサイ書4-5)
●何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように心から働きなさい(コロサイ書3-25)
私たちの身近には、世界のいかなる憲法よりも、【自由・平等・寛容・博愛】に満ちた美しき【福音】があります。
私たちには、いかなる道徳倫理・哲学・思想・科学より、荘厳でダイナミックで繊細な【真・善・美】に満ち溢れた
【福音】があります。
【福音・聖書・イエスの生涯と教え】は実現不可能な「机上の空論」ではなく、時代遅れの過去の栄光でもなく、
日々新たに【ダイナミック・パワー:信じる力・望む力・愛する力】を与えてくれる具体的で実践的行動規範です!
以前にも紹介したエピソードです。
2000年間、イスラエルの約束の地を追放されて、世界中に散らばされたわずか1200万人くらいのユダヤ民族は
世界を舞台に、政治・経済・文化・芸術・哲学・思想などあらゆる分野で社会的に大貢献・大活躍をしてきました。
ある時、日本の学生が有名なユダヤ人のラビ(先生)に質問します。
「先生、どうしてユダヤ人はそんなに優秀なのでしょうか?」
先生は次のように応えます。
「私たちには【旧約聖書】があるからです。」
学生は心に思ったそうです。
「旧約聖書?そんな古い書物のどこに価値があるのだろう?」
学生の気持ちを察した先生は次のように応えたそうです。
「私たちは毎朝届けられる、インクがまだ渇ききっていない新聞のように、いつも新鮮なものとして【旧約】を読むのです。」
●正義の道には命がある。その道筋には死がない(箴言12‐28)
●聖書は古いものでもなければ新しいものでもない、聖書は永遠のものである(ルター)
●絶えず偉大な思想に生き、ささいなことを顧みないように努めなさい(ヒルティ)
私たちも優秀なるユダヤ民族のように、そして欧米諸国やイスラム諸国に見習って、先ずは【福音】を受け入れましょう!
未だ【主イエス】を拒絶するユダヤ民族やイスラム諸国民のためにも、私たち【日本民族】の【ミッション:使命・天職】です!
●我は福音を恥じとせず。この福音はユダヤ人を始めギリシャ人にも全て信じる者に救いを得さする神の力なればなり。
神の義は、その福音のうちに顕れ、信仰より出でて信仰に進ましむ。
記して『義人は信仰によりて生くべし(ハバクク書2-4)』とある如し(ロマ書1-16~17)
●十字架の言葉は滅び行く者には愚かであるが、救いに預かる私たちには神の力である(コリント前書1-18)
●【福音の勢力】(内村鑑三)
福音は政治にあらず、しかれども国家を潔む
福音は美術にあらず、しかれども美感を喚起す
福音は哲学にあらず、しかれども思惟を刺激す
福音は産業にあらず、しかれども富を増進す
福音はこの世のことにあらず、しかれども人をその中心において
活かすゆえに活動の全ての方面においてこの世を啓発す。
この世以外の福音こそ、この世を救う唯一の勢力なれ。
●福音は社会のためにあらずして、社会は福音のためなり
福音は顕れたる神の聖旨を実顕せんがために世を造り給いしなり。
福音は目的にして社会は手段なり(内村鑑三)
●【キリスト教の真意(内村鑑三)】
活動思索の全ての方面においてエホバの神を崇め奉る、
これキリスト教の真実となす。
-天体に神の栄光を探る
-地層に神の御手の工(ワザ)を求む
-詩歌に神の無限の愛をたたえる
-美術に神の美妙の理想を現わす
-農は神と共に神の地を耕すこと
-工は神と共に造化の上に、さらに造化を加えること
-商は神と共に神の物産を広く四方に分かつこと
★★【その2】につづく★★