◇◇【福音:主イエスの生涯と教え・神の愛】ってスゴイ!(その2)◇◇
【2004年11月3日に作成した<第348回>に加筆】
★★【その1】のつづき★★
私たちには自分が「予想もしない」「思いがけない」形で、自分自身の【愛好精神】を最善発揮できる【チャンス】に導かれることを見聞きします。
クラッシック音楽に詳しい方はご存知とは思いますが、世界で活躍していたピアニストの館野 泉さんはフィンランド在住で、特にフィンランド出身の音楽家(シベリウスなど)の楽曲においては埋もれた作品を復活させるのに貢献して、フィンランドから勲章を受けるほどに尊敬されています。
欧米だけでなく中近東・アフリカ・南米・アジア・豪州など、まさに全世界を舞台に3000回以上ものピアノ・コンサートをこなし、2001年には40周年を迎える活躍をしてきました。
40周年を迎え既に十分な「名声」を得ても彼にとっては、ピアニストとしてさらなる高みを求め続ける強い【ビジョン:理想・夢・志】がありました。
絶頂期の2002年、彼に突如【大試練】がやってきます。演奏中に「脳卒中」になって倒れたのです。生命の危機から助かったものの、右半身不自由となり、ピアニストとして最も大切な「右手」を失います。
あれほどに愛していたピアノ演奏を奪われたのですから、せっかく生きていても落ち込みは激しいものだと私でも想像出来ます。しかし、この世間的悲劇にも【神の愛】が背景にあったことが証明されるのです!
リハビリにも気が入らず、落ち込んでいた彼を救ったのは息子さんが届けてくれた音楽作品だったのです。
それは不思議な作品でした。左手だけで演奏できるピアノ作品「夜明けに(ブリッジ作)」だからです。
世界を代表する彼にとってしても、彼の長い音楽人生に「見知らぬ作品」は左手だけにもかかわらず、「なんと美しく荘厳な旋律なのだろう!」と、彼に「人々と命でつながっている!」【命あふれる】感動を呼び起こさせたと館野さんはTV番組で語ってくれました。彼は再び起ち上がる決心をします。
彼を見事に【復活・再起】させたものは、彼自身と先人(ブリッジ)と家族の【心】が一致したからであり、まさに【愛好精神・神の愛・隣人愛】が結集して【救世主イエス】を招いたからだと私は信じます!
●同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つの思いになって私の喜びを満たして欲しい(ピリピ書2-2)
●キリストの名によって、あなた方に勧める。みな語ることを一つにし、お互いの間に分争がないようにし、同じ心、同じ思いになって、堅く結び合って欲しい(コリント第1書1-10)
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
2人、3人が私の名によって集まっているところには私もその中にいる(マタイ伝18-19~20)
2年後の現在、館野さんは再びピアノ・リサイタルを再開しますが、今度は左手だけで演奏することでもはや【ナンバー・ワン】を競うのでなく世界で【オンリー・ワン】のピアニストとして【復活・再起】したのです!
館野さんは晴れ晴れとした表情でTV番組の中で【愛の勝利】を公言してくれました。
「左手の世界との出会いは【命の水脈】をみつけたような喜びでした!
確かに自分の居るべき所にいる実感がある。生きている間演奏し続けます!」
右手を失うという世間的不幸の【試練】にあったからこそ、心から望み続け愛する【ビジョン:理想・夢・志】の実現という【恩恵】に導かれたと私は確信します!ハレルヤ!栄光を主に帰します!
●神への信頼を失わずに、その試練を切り抜けるならば、他のいかなる道でも達せられないほど、神に近づく事ができる(ヒルティ)
●それでもひたすら神に信頼し続けよ。そうすれば、まもなく、また光と力を見るだろう。おまえが信じたものを、まのあたりに見て、信じたとおりに成るであろう(バンヤン)
●あなた方が、いろいろな試練に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことに思いなさい(ヤコブ書1‐2)
●どんな幸福な生活にも数多く起こる試練や心労を、堪えがたい重荷だと考えるか、
それとも自分の生活原則を実行し修練する為に神から授けられた機会だと見るかは、
ものごとの感じ方として大きな相違である。そして、この感じ方次第ですべてが
決まるのである(ヒルティ)
●苦しい状態は「一時」のことであっても永続するものでなくそれは神によって一瞬に変えられるものであり、しかも目的がとげられると間違いなく即座に変えられる(ヒルティ)
●善をなすことのみ善事にあらず、困難に耐ゆること、これまた大なる善事なり(内村鑑三)
●教会のキリスト教は成功において神の恩恵を認む
これに反してキリストの福音は失敗において神の愛を示す(内村鑑三)
確かにこの世では「思いがけない」「予想しない」出来事に出会って、自分自身を見失うこともあるでしょう。
しかし、そんな時こそ思い出しましょう!私の【大不幸】は私たちを【本当の自分らしさ】に立ち帰らせてくれる【神の愛】の【試練:神の訓練・導き】であり、私たちは世間的に見捨てられても、【神の愛】に近づいている!
私たちの計画の敗北は【神の愛の勝利】である!ことを思い出しましょう!
●すべて彼(主イエス)を信じる者は失望に終わることがない(ロマ書10―11)
●戦いに勝って勝つのではない。真理に従って勝つののである
戦いに負けて負けるのではに。真理に反して負けるのである(内村鑑三)
●人の計画は成りて敗れ、神の計画は敗れて成る(内村鑑三)
●我が子よ、
主の訓練を軽んじてはならない
主の叱責をいとうな
父がかわいがる子をしかるように
主は愛する者を戒める(箴言3‐11~12、ヘブル書12‐5~6)
●あなた方は訓練として耐え忍びなさい。神はあなた方を、子として扱って
おられるのである。いったい父に訓練されない子があろうか(ヘブル書12‐7)
●失敗は方針を転ぜよとの神の命である。我等は失敗を重ねて神の定め給いにし天職につくのである(内村鑑三)
●私はあなた方に悟りを与え行くべき道を教えよう。私はあなた方に目を留めて、助言を与えよう(詩篇32‐8)
私は【福音:イエスの生涯と教え・神の愛】はスゴイ!と皆さんに感動してもらいたくて、喜びにいたる勇気と励ましと慰めと希望になるように心から願っています。そして、この世で感動する出来事の背景にはいつも【神の愛】があって私たちは【神の愛】の存在を受け入れるだけで、どんな苦しみからも必ず【喜び】に至ることを断言します!ハレルヤ!
●なおも神の御手と御心にさからわず
勇気と希望を少しも捨てぬ。
私は静かに耐え真っ直ぐに前進する(ミルトン)
●神は誠実であり、なんびとをもその人の力以上の試練にあわせる事はない(ヒルティ)
●あなた方の会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。
あなた方を耐えられないような試練に会わせる事はないばかりが、試練と同時に、
それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである (コリント前書10-13)
●私たちは四方から患難を受けても、窮しない
途方にくれても、行き詰まらない
迫害にあっても、見捨てられない
倒されても、滅びない(コリント後書4-8~9)
皆さんが【福音:イエスの生涯と教え・神の愛】の素晴らしさに共感して受け入れて、人生で大活躍されることを心より応援しています!
●あなたは悟しをもって導き、後には栄光のうちに受入れて下さいましょう。
天ではあなたの他に私は誰を持ち得ましょう。
地上ではあなたの他に私は誰をも慕い望みません(詩篇73‐24~25)
●私は主を仰ぎ見、私の救いの神を待ち望む。私の神は私の願いを聞いて下さる
(ミカ伝7-7)
ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主に感謝します!アーメン
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)