【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

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【神愛福音道】【聖書価値観:神愛世界観・神愛歴史観・神愛人生観> 【神助道:神助精神・神助主義・神助本願・神助努力・神助本位】 【<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>創世道】

【神の愛】はベスト・チョイス!②

◇◇『仕方ない(No choice)・・・』から『為せば成る!』へ(その2)◇◇
【2001年8月18日に作成した<第171号>に加筆】<改訂版・再掲載>
2001年8月15日19:30NHKスペシャル「戦争を知らない君たちへ」
     8月17日深夜再放送「プロジェクトXえりも岬に春を呼べ』」を観て


★★【その1】のつづき★★

昭和34(1959)年には常雄さんに長男が生まれます。そのことが励みとなります。牧草地は4分の1までになっていました。
北海道大学の専門家の東氏が現地調査した時に、砂漠地帯が見事に牧草になっているのを観て、それまでの研究の歴史に無い、<人間技>ではない驚異を感じたそうです。彼は語っています。

  「えりもの人々にはただ敬意を表するばかりです。」

この大事業は人間単独の事業ではなくて、人間と【神と愛】の共同事業であったと私は信じます。

●恐れるな、私はあなたと共にいる。たじろぐな、私があなたの神だから。
 私はあなたを強め、あなたを助け、私の義の右の手であなたを守る(イザヤ書41-10)

昭和45(1970)年に、ようやく砂漠地帯全体が牧草地にすることに成功します。既に20年近い時が経過しています。
ようやく植林がスタートします。先ずは丈夫な黒松が植えられて行きます。ところが、またしても【試練】が訪れます。1年後に全て枯れてしまったのです。原因は地層にありました。そこで地層の水を排水させるために人手だけで排水の溝を掘らなくてはなりません。
また長い苛酷なチャレンジが始まるのです。

そんな昭和49(1974)年には皆さんもご存知の歌謡曲の「襟裳岬」が大ヒットして全国で有名になります。しかし、そこで描かれる「えりも」の歌詞にとても怒りを覚えたのは常雄さんでした。

  「♪えりも~の、春~は なにも~ない 春で~す♪」

この歌は彼だけでなく、えりもの住人を奮起させます。「世界一の春」を取り戻すために。

しかし、森を復活させ春を取り戻すという壮大な事業には後継者がいませんでした。その多くは常雄さんと同世代で40代半ばの人間ばかりでした。常雄さんの息子秀雄さんもまた後を継ぐことをいやがり、大学を目指して苫小牧の高校に進学していました。

昭和52(1977)年に常雄さんは作業中に遂に過労で倒れてしまいます。そのために、急きょ秀雄さんは家業を継ぐために、進学目前に大学への道を断念せざるを得なくなるのです。

秀雄さんは進学をあきらめて猟師となり、冬は出稼ぎで建設現場で働く生活をする事になります。
当初は、何で大学を目指し高校進学した俺が、こんな仕事をしなければいけないのかと不満があったようです。

どうしても「仕方ない・・・(No choice)」とあきらめきれず、自分が何の為に生かされているのか、必要なのかがその時は判らなかったのしょう。

●私は自分が何を欲しないかを知っている。しかし、何を欲するかは、まだ知らない。それは、必要になったときにはじめてわかるだろう(クロムウエル)

彼に本当の自分が目指すべき【ミッション:使命・天職】を発見させたのは海が青くなっていることを知った時だそうです。そして、わずかながらも黒松の緑の美しさに気づき、その自然美を取り戻すために奮闘している父親や住民の姿を改めて知った時です。

そうです!秀雄さん以外には他の誰も代わりができない生涯を賭ける価値のある仕事を発見した瞬間です!

それまで手作業で行われていた排水溝工事に、秀雄さんが参加した事でパワーショベルが登場します。
彼の建設現場での経験を活かすことができたのです。それまでの作業が一気に進展します。

常雄さんは昔から語り継がれてたいる「流氷伝説」を信じていて、その流氷に大いなる望みを抱いていました。流氷は全ての【悪】を運び去ってくれて、後には大いなる【恵み】を残してくれる事を。

そして、巨大流氷がその時にかなってやって来ました!! 流氷は海底の沈んでいた赤土や砂利をすっかり掘り去って行ってくれたので、海水は以前のキレイな状態に戻ったのです。さらに植林のおかげで森の滋養が海にも提供され始めます。
不可能と思われていた悪循環が善循環に転じたのです。

●神様のなされることは皆その時にかなって美しい(伝道の書3-11)

平成4(1992)年に遂に黒松の森は完成します。既に40年が経過した壮大な楽園復活の事業です。
植林事業はまだこれからも続きます。これからは、ブナ、ナラ、カシワなどを植えてさらに豊かにして行くからです。

常雄さんから三代目になる秀雄さんの息子もまた、父秀雄さんの姿に感動して、喜んで後継ぎを目指すそうです。全ては40年前の苦難の道を選んだおかげの恵みです。

●快適な場所に着くまでにあなたは火と水の中を通り過ぎなければならない(トマス・ア・ケンピス:詩篇66-12)

何事も「仕方ない(No choice)・・・」であきらめたなら、愛である神様もまた援助できないことがここにも示されています。
「為せば成る!」のネバーギブアップの精神こそが神の望まれる精神であり、人間だけでは不可能で無謀なチャレンジほど、そこに常に主イエスが身近にいて下さり私たちの計画とは全く異なる神の計画が実行されることがよくわかります。

●神を信ぜよ、さらば神は汝の必要に応じてすべての善き物をもって汝を恵まん(内村鑑三

一旦、【主イエス】と共に歩む愛の共同事業には、私たちがどんなに途中であきらめかけても、必ず【主イエス】の方から【神愛の導き】の救いの手を差し伸べて、あきらめさせないような勇気と励ましと慰めと希望を与えてくれるのです。
もはや自分の計画と都合は失敗に終って【神愛の奇蹟】によって成功に導かれる事を私たちは経験させられるのです。

●私はあなた方に悟りを与え、行くべき道を教えよう。私はあなた方に目を留めて、助言を与えよう(詩篇32-8)

私たちは常に崇高なる【ビジョン:理想・夢・志】を抱き、世間的に<見果てぬ夢>をもち続けさえすれば、必ず【神の愛=主イエス】は聞き届けてくださいます。【神の愛=主イエス】を信じ受け入れる者には、どんな最悪などん底の状況にあろうとも常に最後の選択は残されているのです!

●神があなたを遠ざける喜びよりもあなたを神(愛)へと駆り立てる苦難のほうを好むようになるならば、あなたは正しい道にいるのである(ヒルティ)
●神は我等の避け所、また力なり。悩める時の最もちかき助けなり(詩篇46-1)

もう【仕方ない:No choice】の人生はなくなり、【神の愛=主イエス】こそが人生のどんな時でも【BestChoice】であることを知って下さい。そうすれば、常に【為せば成る!】の人生を歩む事ができるからです。皆さんのチャレンジを心から応援します!

●神はあなた方をかえりみて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい(ペテロ第1書5-7)
●お前の意図に反しても、それは全くもう駄目というわけではない。目前の感じによって物事を判断するのは間違いである(トマス・ア・ケンピス)

ハレルヤ!栄光を主に帰します!
主の恵みに感謝します!アーメン!

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
God bless you!

メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)