◇◇先入観・固定観念から心を解放させる【愛敵精神】◇◇
【2001年8月24日に作成した<第175回>に加筆】<改訂版・再掲載>
2001年8月23日深夜NHK「未来への教室夏季特集『ロナルド・フォックス(サメの研究者)」を観て
●汝の敵を愛せよ、汝を迫害する者のために祈れ、汝を憎む者に善をなせ(ルカ伝6‐35、マタイ伝5‐44)
●【愛敵の教え】(内村鑑三)
~善をもって悪に対するのが悪に戦って勝つことである~
◇【怨】に酬ゆるに【徳】をもってし
◇【憎】に対するに【愛】をもってし
◇【悪】に対するに【善】をもってすること
◆我を憎む者を愛し、呪う者を祝し、苦しめる者に幸福の至らんことを祈れ
【神の愛=主イエス】に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。
現在NHKで再放送されている「未来への教室」をご存知でしょうか。世界の様々な分野で【ミッション:使命・天職】にチャレンジしている研究者・実践者が青少年に向けて講義してくれるという興味深い番組です。
その一人が30年以上サメの研究をしているロナルド・フォックスさんです。現在、ホウジロ・ザメは乱獲のために絶滅の危機にあるそうです。サメはただ強暴なだけで人間にも、海にも、迷惑な存在でしかないように扱われてきたからです。
しかし、未だにサメの生態ははっきり解明されていないそうです。
フォックス氏は何故、生涯を賭けるほどにサメに魅了されたのでしょうか。
それは、彼が海中でダイビングを楽しみ魚を捕えようとしていた瞬間に、突然横合いからサメに襲われて、肋骨全て噛み砕かれるほどの瀕死の重症を負ったからだそうです。
「奇蹟的な生還者」とまで言われるくらいの瀕死の重症を負う恐るべき出来事も、彼にとっては、人生を決定付けてくれる【試練:神のはからい】だったのです!
彼は何故自分がサメに襲われたのかを考えます。事故から3ヶ月後、彼は再びサメに遭う為に海に戻るのです。
普通ならば、自分を死にかかるほどに襲ったサメに対しては<敵意と憎悪>と恐怖心しか起こらないはずなのに、彼はそんなサメに同情と好奇心を抱いたのです。
何故なら、彼の心に海や生物全てに対する限りなき<愛情>があったからに違いありません。どんな生き物も無駄で無意味な存在がないことを彼は確信していたからではないでしょうか。
現在の彼はサメを保護するための運動の先頭に立って世界中にメッセージを発しているのです。
彼は子供たちからの「何故、恐ろしいサメを保護するの?」という質問に応えて次のように語ってくれました。
「サメは海で必要とされている存在なんだ。サメを観察する事で、大好きになり、先入観を変えたからなんだ。」
科学のおかげで、以前は悪玉とされていた細菌の多くが、実は人間・生命にとって自然にとって必要不可欠で重要で役立つ存在であることが次々に解明されています。近い将来にはあの恐るべき「癌ウイルス」でもきっと存在意義が解明されると私は信じています。
フォックス氏はサメの研究を続けながら、サメに備わっている見事な機能を解明して世界中に語り伝えることで、【愛敵精神】によって、サメに対する悪しき<先入観・固定観念>の呪縛から、私たちの心を解放させる事を、自己の【ミッション:使命・天職】としているのだと思います。
●野心からも、単なる義務感からも、本当に価値あるものは生まれてきません。
本当に価値あるものは、むしろ、人や事物を深く愛する心から生まれてくるのです(アインシュタイン)
彼は未来を担う若者を前にして語ってくれます。
「私から聞いたこと実際に目にして経験したことを、若い君たちが未来へメッセージとして伝え続けて欲しい」
フォックス氏は自分を襲ったサメに対する悪評を一掃させる、素晴らしい【愛敵の福音】で活躍しているように、私たち各自にも【愛敵精神】で誤解・偏見・先入観・固定観念を解いて、平和や和解や自由を復活させたり、心に【霊性:魂[勇気]・善意・良心】や【信・望・愛】を取り戻させる【福音伝道】の【ミッション:使命・天職】があると私は信じています。
●我は福音を恥じとせず、この福音はユダヤ人にも、ギリシャ人にも、すべて信じる者に救いを得させる神の力たればなり(ロマ書1-16)
単に、【聖書・イエスの生涯と教え】だけが【福音】ではなくて、愛なきところ、真実が隠されたところ、平和と自由がないところに、【愛敵精神】によって、平和と自由と真実を取り戻すことも、素晴らしい【福音伝道】だと思います。
●聖フランチェスコの平和の祈り
神よ、私を
あなたの平和を実らせるために用いてください。
私が【憎しみ】あるところに、【愛】をもたらすことができるように
また、【争い】のあるところに、【和解】を
【分裂】のあるところに、【一致】を
【疑い(あやまり)】のあるところに、【真実(信仰・真理)】を
【絶望】のあるところに、【希望】を
【悲しみ】があるところに、【よろこび】を
【暗闇】があるところに、【光】をもたらすことができるように
助け導いて下さい
神よ、私に
慰められることよりも、慰めることを
理解されることいりも、理解することを
愛されることよりも、愛することを
望ませて下さい
わたしたちは
自分を与えることによって、与えられ
すすんでゆるすことによって、ゆるされ
人のために死ぬことによって、永遠に生きることができるからです
21世紀を迎えた私たちの目前には、20世紀に築かれた【誤解・偏見・先入観・固定観念】が数多くみられます。
そして、私たちの多くが、それら20世紀の【負の遺産】を【平和の財産】に変えて、大いなる人類の進歩と調和にむけて【神の愛=主イエス】の<平和復興事業>へ参画できる<ビッグ・チャンス>が与えられていると思います。
●私に従って来なさい。そしてその死人を葬ることは、死人に任せておくがよい(マタイ伝8‐22)
●生活は必ず不断の進歩であって、その日その日が一つの創造であるべきである(ヒルティ)
●イエスに対する【貴い愛】は人を促して大きな仕事をなしとげさせ、人を励ましいつもいっそう完全な徳を望むように仕向けさせる。愛は常に向上を欲していかなる、いと低い事物によっても引き停められることを望まない(トマス・ア・ケンピス)
●God is marching on.(神は常に前へ前へと進み給いつつあり)(内村鑑三)
●人は止まらんとし、神は動かんとし給う
人は固執せんとし、神は溶解せんとし給う
人は制定せんとし、神は産出せんとし給う(内村鑑三)
私たちも【愛敵精神】で【誤解・偏見・先入観・固定観念】から自由解放させる【福音伝道】にチャレンジしましょう!
皆さんが【神の愛=主イエス】に任命(召命)されて、世界を舞台に活躍されることを心から応援しています!
●主の御霊が私に宿っている。
貧しい者に素晴らしい福音を宣(ノ)べ伝えるために
私を聖別し任命された。 主は私を遣わして
霊的な囚人を釈放し
霊的な盲人の目を開かせ
虐げられ打ちひしがれた者に自由を得させて
主の恵みの年を告げられる。(ルカ伝4-18~19、イザヤ書61-1)
●私は主の御声を聞いた。「誰を遣わすべきか。誰が我々に代わって行くだろうか。」
その時、私は言った。「私がここにおります。私を遣わしてください。」(イザヤ書6-8)
●キリスト信者たる栄誉の一つは、よわき取るに足らざるこの身をもって、なおも大望を抱いて、その一部分を遂行しうるにあり(内村鑑三)
ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)
★★★★
皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。
ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html)もし、皆さんの中で、過去のメルマガにも興味があるならば、まとめてメイル送信しますので御気軽に御連絡ください!
★ウェブを参照ください!http://www.geocities.jp/cforum2000/
★★★皆さんの【ビジョン】【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
あなたの【ビジョン:理想・夢・志】・【願い事】を御気軽に御連絡下さい!
<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる(マタイ伝18-19~20)
★★皆さんからの御連絡お待ちしています!★★