◇◇ ネバー・ギブ・アップの精神 ◇◇<改訂版・再掲載>
【2001年2月24日に作成した<第74回>に加筆】
2001年2月22日深夜0:15NHK再放送
「プロジェクトX ~極寒・南極越冬隊の奇跡」を観て
皆さんこんにちは!そしてご愛読に感謝します!
日本初の南極探検の昭和基地での越冬隊の話をはじめてテレビで知り、感動しましたので話題にさせて頂きます。
ご存知のように、危険極まりない初めてのチャレンジであるにもかかわらず、南極探索船の宗谷丸は、当時のオンボロ船を改修したに過ぎません。
日本が独立国としての再建を目指していた昭和30年代当時は、多くの日本人は正義感や使命感に燃えていたのでしょう。
人材・技術提供のために、後にソニーやホンダになる企業を含めて1000社のほとんどが無償供与しての国家事業でした。
しかし、さらに感動すべき話は、当初の計画にはなかったチャレンジです。それは初の南極大陸で11人が越冬隊として、1年間研究のため滞在するという挑戦です。
彼等11名は各分野から出向社員のように集められた「落ちこぼれ」の集団でしたが、【神の愛=主イエス】から見れば大切な【コーナーストーン】の存在でした。
この南極探検には当時既に55歳であった<探検の神様>でといわれた西堀氏がいました。当初の計画にはなかった危険な越冬研究の提案をしたのも西堀氏だったのです。
西堀氏は単なる恐れ知らずの冒険王ではありませんでした。彼は技術者として真空管発明者でもあり、どんなものにも好奇心と探求心を抱ける人物でした。
まさに彼は<不屈の楽天主義・楽観論>の【フロンティア精神:★チャレンジ精神★ポジティブ/プラス思考★オープン・マインド】の持ち主であり、<ネバー・ギブ・アップ精神>に通じます。
西堀氏にこのような精神を育成させた【導き手】がいました。その人はアインシュタインです。
大正時代にアインシュタインが来日した際に、当時高校生の彼は英語会話能力を買われて、京都古寺巡礼のガイドとなります。
その時、アインシュタインの何事にでも興味や探求心を示す精神に敬服したそうです。
当時の彼は将来の進路に迷っていて、アインシュタインに相談したところ、「誰もやらないことをあえて目指せ!」と言われたそうです。、
西堀氏の生涯を決定付ける【ミッション:使命・天職】に導かれるのです。
彼のその後の人生は、どんな時でも誰もがやる前から不可能や困難と考えて、やらないことにチャレンジする繰り返しでした。
「やる前からあきらめる奴は一番つまらない人間だ」
彼は常に越冬隊の精神的リーダーとして、どんな試練にもめげず、くじけずにチャレンジし続けます。
初めてのマイナス50度のブリザードの中での幻想までみてしまう恐怖の世界で、誰もが研究テーマすら見出せずに、毎日マージャンをするだけとなっていきます。
どうせ欧米にはるかに遅れた研究・経験しかない日本であり、その「落ちこぼれ」の自分たちに何ができようかというあきらめムードが昭和基地全体をおおっていたにもかかわらず、西堀氏だけは毎日自分の好奇心に従って、常に新たな研究に専念していました。
しかし、残りのメンバーを決して軽蔑する事も説教することもなく無理やりに何かをさせることもしません。彼等もそのような態度にかえって申し訳なく思いますが、やる気も自信も失っている彼らでは、自らどうすることもできないのです。
そんな彼等に意欲を取り戻すきっかけとなったのは、西堀氏のアイデアによる無線交信でした。南極から日本の昭和基地としてメッセージを発信した直後に、世界中の多くのアマチュア無線家から「今何を研究しているのですか?」という彼等への多くの関心や期待の声を聞く事ができたのです。
「お前たちは自分を卑下するな!」と西堀氏には日頃から励まされていましたが、見知らぬ無線仲間にも励まされて、ついに彼等も立ち上がります!
彼等は各人が自分のテーマを決めて研究をはじめるのです。
その中に最後まで研究テーマを発見できない北村さんがいました。そんな彼もオーロラの美しさに魅了されたことで研究テーマとします。
北村さんにとっては<生涯の研究テーマ>となり、彼自身の【ミッション:使命・天職】に導かれるのです。何事も時が必要なのですね。
しかし、彼には【試練】が与えられます。毎日の測量所にこもり、徹夜の連続の研究に、ある日、うたた寝をしてしまいます。その時にストーブの火が原因で研究成果と測量機が全て灰となったのです。
彼は絶望してやる気を失いかけます。自分はやっぱり【落ちこぼれ】なんだと…
落ち込んだ北村さんを数日後に西堀氏は自室に呼びます。怒られるのかと恐る恐る部屋に行くと、そこには手作りの「測量機」があったのです!!
「失敗すれば、またやり直せばいいのだ!」という<ネバー・ギブ・アップ精神>を、北村さんはその時こそ【魂】に刻まれたのです。
北村さんは現在70歳を超えても現役の九州大学の教授です。彼は「オーロラ研究」では世界で有名な存在だそうです。
北村さんには五年前にも大きな【試練】に遭っています。外国での研究時に「脳こうそく」になってマヒから失語状態になるのです。
医者ですらあきらめたにもかかわらず、5年のリハビリを経て、今は教壇に戻って若者に向けて、どんな時もあきらめずに挑戦する<ネバー・ギブ・アップ精神>を福音伝道しています。
西堀氏はその後も誰もができなと思う事にチャレンジし続けたそうです。70歳で初めてヒマラヤ5000メートルに登頂したり、その後は全財産を投じて船を買って「海洋研究」に専念して、86歳の生涯を終えたそうです。
たとえ西堀氏のような人物に出会えなくても、私たちは【神の愛=主イエス】に常に励まされて、喜ばれて、見守られて、導かれて、<不屈の楽天主義・楽観論>の【フロンティア精神:★チャレンジ精神★ポジティブ/プラス思考★オープン・マインド】の心意気で
【神の愛=主イエス】と共に【常時歓喜!不断祈念!万事感謝!】の【青年の心】を抱いて挑戦し続けましょう!
●青年、壮年とは
常に不可能を計画する人
常に大改革を望む人
常に詩人的にして夢想する人
常に利害にうとき人
常に危険を感ぜざる人(内村鑑三)
●イエスと共にある者は;
◆青春の詩的理想を持続することができる
◆単純にして一貫せる生涯を完全に遂行できる
★平民の友★自由の主張者★理想の追求者
にしてその
★実行者★大革命家★大詩人★大預言者
皆さんの一度だけの貴重な人生において、【ビジョン:理想・夢・志】を目指す素晴らしい大冒険を心より応援しています!
●"DO YOUR BEST,AND IT MUST BE FIRST CLASS"「最善を尽くせ、しかも一流であれ」(ポール・ラッシュ)
●もしキリストの名のもとに何かしようと思ったら、人々が目標としてまねのできる本物を示せ。しかもそれは一流のものでなければならない(トイスラー博士)
●あなたに備えられているものをすべて生かし抜きなさい。神はあなたの、その善き意志を助けてくださるだろう(トマス・ア・ケンピス)
ハレルヤ!栄光を主に帰します!
主の恵みに感謝します!アーメン!
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)
★★★★
皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。
ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html)もし、皆さんの中で、過去のメルマガにも興味があるならば、まとめてメイル送信しますので御気軽に御連絡ください!
★ウェブを参照ください!http://www.geocities.jp/cforum2000/
★★★皆さんの【ビジョン】【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
あなたの【ビジョン:理想・夢・志】・【願い事】を御気軽に御連絡下さい!
<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる(マタイ伝18-19~20)
★★皆さんからの御連絡お待ちしています!★★