【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

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【神愛福音道】【聖書価値観:神愛世界観・神愛歴史観・神愛人生観> 【神助道:神助精神・神助主義・神助本願・神助努力・神助本位】 【<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>創世道】

【ビジョン】⇔【神愛の御心】!②

◇◇ 【ビジョン:理想・夢・志】⇔【神の愛の事業】 (その2)◇◇
【2002年3月29日に作成した<第234回>に加筆】<改訂版・再掲載>
2002年3月28日NHK「心の旅セレクション:熊谷喜八セネガル~魂を救ってくれた一皿のスフレ」を観て

★★【その1】のつづき★★

幼い頃の夢を実現させ成功したフランス料理人の熊谷喜八さんの「心の旅」が番組で紹介されていました。

熊谷さんは小学校の頃に観た映画で、フランスに憧れたそうです。そして料理人になってフランスで修業することを【ビジョン:理想・夢・志】に抱いたそうです。

その【ビジョン:理想・夢・志】が【御心:神の意志と計画】であったことは30数年後のTV番組で証明されたのです。

彼は15歳の時から努力してラーメン修業に始まって、ホテルの料理人になった22歳の時に、自分の計画や都合でない思わぬ形で転機が訪れました。

それは、セネガルの日本大使公邸での日本食の料理人の仕事でした。

その頃の彼はフランスで料理修業する【ビジョン:理想・夢・志】をあきらめずに抱いていました。今から32年前当時のセネガルは未だフランス植民地だったので、熊谷さんには夢のフランスに近づけるチャンスだと感じて仕事を承諾します。

しかし、初めての海外生活で、しかもフランス語も英語も話せなかった彼は3ヶ月目にして無休の仕事に疲れ果てます。
さらに、彼の料理が大使には不評であるとの話も耳にしてしまい完全に落ち込んだそうです。

彼は青年の心に抱いていたフランスで料理修業する【ビジョン:理想・夢・志】までも捨て去ってしまうかのように、自分の【霊性:魂[勇気]・善意・良心】を見失いかけていたのです。

そんな異国の地の<どん底>の時に、【神の愛=主イエス】は【神助】として【助け手】を届けてくれたのです!ハレルヤ!

●【神助】(内村鑑三
◆神を信ぜよ、さらば神は汝の必要に応じてすべての善き物をもって汝を恵まん。
⇔ ★天来の思想
★外来の友人
★意(オモ)わほざる汝に臨む全ての恩恵の手段(テダテ)
◆汝の目下の境遇をもって汝の力を量るなかれ。汝は信仰を もって神の力を汝の力となすをうべし。

それは、熊谷さんの料理アシスタントであるセネガル人のポールです。
熊谷さんが初めての休日の時です。善き相談相手であり友人であったポールが熊谷さんの所にやって来てくれました。

 「今日はお前の休日だろ?今日は俺がお前に料理を作ってあげるよ」

ポールは落ち込んでいた熊谷さんのためにフランスで学んだスフレを作ってもてなしてくれたのです。ポールは公邸勤務の前にフランスで8年間修業経験していました。

冷飯と牛乳と卵だけで作られた素朴なフランス料理「スフレ」により、失いかけていた【霊性:魂[勇気]・善意・良心】を取り戻して、再びフランス修業の【ビジョン:理想・夢・志】を強くしたそうです。

 「こんなにおいしい料理の生まれたフランスなら、もっとおいしい料理がたくさんあるに違いない! 絶対にフランスに行くぞ!」

ポールの【愛の結晶】によって救われた熊谷さんは、その後、実際にフランスで料理修業して、現在では日本を代表する有名シェフとして子供の頃の【ビジョン:理想・夢・志】を実現して活躍しています。

【神の愛=主イエス】は【神の愛の共同事業】である【ビジョン:理想・夢・志】実現のためには【聖霊=主イエス】の働きによって、助け出してくれる【神の愛=主イエス】の存在証明ですね。

●神は神の聖霊を役立てたいと思う人々にだけ、それを授け給うのであって、ただそれを所有して楽しむためには与えられない(ヒルティ)

そんな熊谷さんが32年後の現在でもずっと心にあったことはポールと再会してお礼を言いたいことでした。番組企画のおかげで熊谷さんは32年ぶりにセネガルを訪れました。

しかし、残念なことに、ポールは既に20年前に肺を患って、既に亡くなっていたことを初めて知ります。
ポールが亡くなった後は、ポールの出身地である貧しい島で妻と4人の子供とは質素に暮らしていました。

熊谷さんがポールの未亡人であるジョセフィーヌさんに会えたことによって、【御心:神の意志と計画】は見事に完成したと私は実感できました。

ポールは家族に料理を作ってあげたことは一度もなくて、子供たちは【魂】を救えるほどの父親の【愛の結晶】である料理を知りませんでした。

熊谷さんは家族の為にポールさんの「スフレ」をもてなすのでした。

 「このスフレでポールが私を助けてくれたのです!」

ポールの長女は父親の【愛の結晶】であるスフレの料理方法をノートに細かく記録しました。
現在大学で観光ガイドコースを専攻している長男は熊谷さんにお礼を言います。

 「まるでお父さんがここにいるようです。来てくれてありがとう!」

ジョセフィーヌさんは熊谷さんのいつも心配していたポールの話をします。

 「夫はいつも熊谷さんの料理を持ち帰って『おいしい!』と言っていましたよ」

ポールが43歳で亡くなった後は、ジョセフィーヌさんがたった一人で4人の子供を育て上げて、今では孫まで生まれて、みんながポールの愛を忘れずに大切に覚えていて、幸福な家族のように見えました。

そして、32年ぶりにポールの【愛の結晶】であり、偉業である「スフレ」が、ようやく家族のもとに届けられたことで、父親は家族との<永遠の絆>を築けたのだと私は信じます。

ポールは家族のように、どんな人にも分け隔てなく愛を与えてたそうです。
彼が亡くなった時は全島の人々が集まるほどに、生前はとても人望があったそうです。

ポールは隣人の【霊性:魂[勇気]・善意・良心】を救えるほどの【愛の人】でした。自分自身は世間的には成功しなくても、異国の行きずりの友までをも<正しい道>に導いた事は、【神の愛=主イエス】が推薦される<真の伝道者>といえます。

●おのおの自分のことばかりでなく他人のことを考えなさい(ピリピ書2‐4)
●自分で自分を推薦する人ではなく、主に推薦される人こそ、確かな人なのである(コリント後書10‐18)

ポールの家族との再会して、改めてどんな人にもやさしいポールの<心意気>を思い出して、熊谷さんもまた【愛の伝道者】を目指す決意をしたようです。

 「私は出会ってきた人に育てられてきました。
  今度は自分が育てる順番です。それこそポールへの恩返しになるからです」

●あなた方は、私から学んだこと、受けたこと、聞いたこと、見たことは、これを実行しなさい。そうすれば、平和の神があなた方と共にいますであろう(ピリピ書4‐9)

私たちも【ビジョン:理想・夢・志】を大切に守り続けるならば、必ず【神の愛=主イエス】の【神助】がやって来ることを信じましょう!

【ビジョン:理想・夢・志】とは【御心:神の意志と計画】であり、【神の愛=隣人愛】を発揮させる【神の愛=主イエス】と私たちとの【神の愛の共同事業】であることを確信するならば、私たちの目指す道は不動で堅固となります。

●あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない(箴言16‐3)
●私は初めから、以上のことを確信し、思い巡らした後、こう書き残した。
 「主の御業はすべて良く、時が来れば、主は必要なことをすべて満たされる。」
 「これはあれよりも悪い」と言ってはならない。どんなものも時が来ればその良さが証明される。さあ、心から、声高らかに賛美の歌をうたえ。主の御名をほめたたえよ(シラ書〔集会の書〕39-32~35)
●あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなた方を永遠の栄光へ招き入れて下さったあふるる恵みの神御自身が、しばらくの苦しみの後、あなたがたを癒し、完全な者とし、強め、力づけ、堅く立たせ、揺らぐことがない不動の者にしてくださる(ペテロ前書5-10)

皆さんが【神の愛=主イエス】に励まされ助けられて、いつでも勇気と希望をもって、愛する【ビジョン:理想・夢・志】に向かって【神の愛=主イエス】と共にチャレンジされることを心より応援しています!

●恐れてはならない、私はあなたと共にいる
 驚いてはならない、私はあなたの神である
 私はあなたを強くし、あなたを助け
 我が勝利の右の手をもって、あなたを支える(イザヤ書41‐10~14)
●我が父の愛は無限なり、彼は我の滅びることを欲(ねが)い給わず、
 彼は我につきて永久に絶望し給わず、
ゆえに我もまた自己につきて絶望することなく、
彼の無限の愛を信じてはばからずして今日起ちて彼に往かん
 (内村鑑三:ルカ伝15‐18・放蕩息子の帰郷)

ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン

今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
 
メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)