◇◇ 求めよ! ◇◇<改訂版・再掲載>【2002年8月21日に作成した<第268回>に加筆】
2002年8月19日(月)NHK教育「手話ニュース:折り紙で和平を」
8月19日(月)NHK「びっくりペンギン物語」を観て
●求めよ、さらば与えられん。捜せよ、さらば見出さん、門を叩け、さらば開かれん(マタイ伝7‐7、ルカ伝11‐9)
●あなた方が私につながっており、私の言葉があなた方に留まっているならば、
何でも望むものを求めるがよい。そうすれば与えられるであろう(ヨハネ伝15‐6)
私たちが心から望む【ビジョン:理想・夢・志】の実現を願うならば、先ずは【神の愛=主イエス】に祈り求めることをお奨めします。そうすれば、間違い無く、貴方の望みは実現に向かって奇跡的な前進を遂げるからです。
●何でも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、その通りになるであろう(マルコ伝11‐24)
【神の愛=主イエス】に直訴し願うには誠に恐れ多いと思うならば、【聖マリア】に祈り求めることをお奨めします!
【聖マリア】は私たちの<祈り願い>のために【主イエス】に<とりなしの祈り>をしてくれる<最善最強の存在>です!
詳しくは以下のサイトを是非ともご覧下さい!
http://www.tomoshibi.or.jp/medai/index.html
それも困難ならば、少なくとも、心から願い求める【ビジョン:理想・夢・志】は「日記」として記すことをお奨めします。
後の日に自分で日記を見直してみてください。貴方は間違い無く感動するでしょう。祈り求めたことは実現しているか、何かしらの形で前進していることを知るからです。
心から願い求める【ビジョン:理想・夢・志】は心に誰にも知られずに孤独にせずに、【神の愛=主イエス】に打ち明けるか、信頼できる友人や同志と語り合ったり、ブログやメルマガで【隣人・社会】に思い切って<公言>することもお奨めします。
たとえ身近に友人や同志がいなくても心配ありません!素晴らしい【先人・偉人の教え:名言・格言】が存在するからです!
心に抱き願い求める【ビジョン:理想・夢・志】が共感する【先人・偉人の教え:名言・格言】は、私にとっては<最善最強の【同労者・同志】>であり、【ビジョン:理想・夢・志】で結ばれた<真の友>です!
●偉人の生涯は我々に教える
我々もまた高貴に生き得ることを
そして彼亡きあとには 時の砂上に足跡を残すことを。
別の弱い、よるべなき兄弟は人生の荒海を渡りつつ
おそらく、それを目に留めて新たに勇気と奮い起こすであろう足跡を(ヒルティ)
たった一人でも理解者・支援者を見出せば、<心を一つ思いを一つ>にした願いは必ず実現に向かって前進してくれます!
●もし、あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても、地上で心を合わせるなら、天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう(マタイ伝18‐19)
要するに、私たちが心から願い求める【ビジョン:理想・夢・志】とは、自分の心中にだけに大切に隠しておいてはいけないのです。
誰にも尋ねられないままだと私たちの【ビジョン:理想・夢・志】は、日常の生活に忙殺されてしまい、やがて自分でも忘れてしまい、人生の【プライオリティ(優先順位)】も後回しにしてしまう危険にあるからです。それは自分が信じ求めていないことと同じになります。
●知って行なわざるは知らざると同じ(貝原益軒)
●なすべきことを欲しはするが、それを成し得ない。なすべきことを成し得るが、それを欲しない。欲しかつ為し得るが、何を為すべきかを知らない(ゲーテ)
●人の生活はすべて次の二つから成り立っている。したいけれど、できない。できるけれど、したくない(ゲーテ)
つまり、自分が心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】を声に出したり、文章に記すことも≪信仰告白≫であり、それもまた慈善活動や善行に匹敵する素晴らしい≪【神の愛=隣人愛】の実践≫であると実感できます。
●霊魂のない身体が死んだものであると同様に、行ないの無い信仰も死んだものである(ヤコブ書2‐26)
テレビ番組でも、不可能と思われる【ビジョン:理想・夢・志】を実現したことが紹介されていて、感動と勇気を与えてくれます。
ご存知のように現在「イスラエル・パレスチナ紛争」は最悪の状況にある様にTV報道されています。世界の叡智が結集させても、和平は実現不可能なように扱われています。
しかし実際は着実に和平に向けて前進し続けているのです。【神の愛】が見つめた視線の先に発見できるような≪小さな一歩≫にすぎませんが、それが全ての始まりです!
●悪い事の中にもなにほどかの善の魂がまじっている。人が注意ぶかくそれをさがし出すならば(シェークスピア)
●善の勝利についての絶望は常に個人的勇気の欠乏である(ヒルティ)
ユダヤ人女性教師のミリさんは、日本留学の経験があります。彼女が日本で感動したのは《折り紙》の芸術性だったそうです。
彼女は帰国して《折り紙》を通して、イスラエルとパレスチナの小学生の交流を行なうチャレンジをしたのです。
世界の誰も気づかない事を彼女はいつも平和を心から願い求めていたからこそ、【聖霊:神の導き】によって発見できたのだと私は信じます!ハレルヤ!栄光を主に帰します!
●神は神の聖霊を役立てたいと思う人々にだけ、それを授け給うのであって、ただそれを所有して楽しむためには与えられない(ヒルティ)
日頃は話す言葉も宗教も文化も違うので、交流する機会がなかった子供たちが《折り紙》に夢中になる事で次第に助け合い語り合い、お互いの心を交わすようになっていったそうです。3か月後には、彼等の両親も参加した《折り紙》の展覧会までもが実現したのです。
今では親たちも交流する事で、和平を願う人々が交流して着実に結集し始めています。ミリ先生は「平和を願う心を養って欲しい!」という崇高な【ビジョン:理想・夢・志】を番組の中で、日本への感謝の気持と共に、誇らしく希望に満ち溢れた表情で語ってくれました。
また別の番組では、南極の近くにあるニュージーランド領オークランド諸島での出来事が紹介されていました。
百年前までは自然の森があって、野生のペンギンやアルバトロスが生息する楽園のような島にも、捕鯨を目的にした入植者がやって来ました。
彼等は畑を作り牧畜のために森を伐採してしまいます。しかし、彼等人間が生活するには苛酷過ぎるために、やがて家畜の豚を残したまま撤退してしまいます。島に残された豚は野生化してペンギンやアルバトロスや鹿の子供たちを食べ尽くし、本来島に生息していた楽園の動物は姿を消してしまったのです。
しかし、ニュージーランドのジェレミーさんのおかげで、楽園は復活し始めているのです!
先ず着手したことは、野生化した豚を時間をかけて一匹ずつ捕獲して行ったそうです。そして、現地に入る時には靴底まで消毒して、できる限り外部の種や雑菌を持ち込まないように細心の注意を払って、自然をゆっくりと復元させるという忍耐のいる作業です。
小さな無人島の楽園復活など、誰もが不可能と思い、無益とさえ思われたことでしょう。
それでも、ペンギンやアルバトロスの絶滅から守りたい!と起ち上がったジェレミーさんの深い愛からの崇高な【ビジョン:理想・夢・志】を【神の愛=主イエス】は見捨てるはずなどありません。
現在では、彼の植え始めた苗木が育ち始め、自然が復活し始めると、あの失われたペンギンやアルバトロスたちも喜んで繁殖のために戻ってきたのです。
彼の楽園復興事業は【神の愛=主イエス】との共同事業であり不可能を可能にする【神の愛の奇蹟】でした。
●一切の仕事が神を離れては困難であり、神と共にあれば一切が可能である(ヒルティ)
ここに紹介した素晴らしい【ビジョン:理想・夢・志】の実現も、当初は誰もが不可能で無謀と思われるような<願い求め>でした。
しかし、彼等が独りから始めた≪小さな一歩≫が、歴史的大事業や【神の愛の奇蹟】を実現させることを<希望の光>にして私たちも心から願い求める【ビジョン:理想・夢・志】に向かって、できることから一歩一歩前進しましょう!
●大事業の端緒はまず目前の義務を果たすことなり(内村鑑三)
それは、【主イエス】自身が行なわれた【天国再建】という人類最大事業に着手された方法と同じと言えるでしょう。
2000年前に中東のはずれのわずか100キロ圏内で十数名の弟子と始めた2年足らずの公的な福音伝道活動は、現在でも、世界の隅々にまで伝道し続けています。そして20世紀後半には、初めて世界が同時に情報を共有する事が可能となりました。
●全世界に出て行って、全ての造られたものに福音を述べ伝えよ (マルコ伝16‐15)
●聖霊があなた方にくだる時にあなた方は力を受けてエルサレム、ユダヤ、サマリヤ全土、さらに地の果てまで私の証人となるであろう(使徒行伝1‐8)
<小さな一歩>から始まった【福音伝道】は【神の愛=隣人愛】ゆえに、日々新たに成長し続けて、世界中の隅々に波及します。
●愛は波及す、延びて地の果てに達し世の終わりに至る(内村鑑三)
●愛は重荷を感ぜず、労苦を顧みず、自分の力以上のことを行ないたがる(トマス・ア・ケンピス)
●愛は万事に対する能力をもち、愛しないものならば、力尽きて倒れる場合にも多くの事を成し遂げ功を奏させる(トマス・ア・ケンピス)
●イエスに対する【貴い愛】は人を促して大きな仕事をなしとげさせ、人を励ましいつもいっそう完全な徳を望むように仕向けさせる。愛は常に向上を欲していかなる、いと低い事物によっても引き停められることを望まない(トマス・ア・ケンピス)
私たちも心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】を常に人生目的の最優先とするように祈り求めましょう。または語り書き記しましょう。
そうすれば、目前のできる事から着手できるようにと、【神の愛=主イエス】は私たちに【最善の道】を示されて導いてくれるでしょう。
●理想を語るは夢を語るにあらず、未来の事実を語るなり(内村鑑三)
●この動揺する時代に自分までぐらつくのはわだ災いを増すばかり、おのれの志を守ってゆずらぬ者だけが世の中をつくりあげて行くのだ(ゲーテ)
●もうあなたは泣くことはない。あなたの叫び声に応じて、主は必ずあなたに恵み、それを聞かれるとすぐ、あなたに答えてくださる(イザヤ書30‐19)
皆さんが願い求める【ビジョン:理想・夢・志】を【神の愛=主イエス】と共に一歩一歩でも前進し続けさせることを心より応援しています!
●【ロングフェローの名言・格言】
★さらば、われら、奮起して励もう
いかなる運命にも勇気をもって。
絶えず成し遂げ、絶えず追い求め、
刻苦してあとは待つことを学ぼう
★不屈の意志の星、
かれは私の胸のなかに昇る、
穏やかに、決然と、そして静々と、
そして平然と、おちついて
★過去は顧みず、現在を充実させ、更に雄雄しく未来を迎えよ。
★辛抱すればこそ、成功が得られる。長い間大声で扉をたたき続ければ、必ず誰かが目を覚まして開けてくれる。
★熱意は熱意を生む。(Enthusiasm begets enthusiasm.)
★大きな悲しみには勇気をもって立ち向かい、小さな悲しみには忍耐をもって立ち向かえ。1日の仕事を終えたら安らかに眠れ。あとは神が守って下さる