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【セカンド・チョイス】を目指せ!①

◇◇【セカンド・チョイス】の時代~競争から共存へ(その1)◇◇<改訂版・再掲載>
【2002年5月15日に作成した<第247回>に加筆】 
★★2002年5月9日(木)19:30NHK「クローズアップ現代」を観て★★

●この世で富んでいる者たちに命ぜよ。高慢にならず、頼りにならない富に望みをおかず、むしろ、私たちにすべての物を豊かに備えて楽しませてくださる神に 望みをおくように。また、良い行いをし、良い業に富み、惜しみなく施し、人に分け与えることを喜び、こうして真のいのちを得るために、未来に備えて良い土台を自分のために築き上げるように、命じなさい (テモテ前書6‐17~19)

【神の愛=主イエス】に大事にされ大切なる皆さん、こんにちは!ご愛読に感謝します!

世界では様々な分野で【セカンド・チョイス(もう一つの選択)】の時代がやって来ているようです。

例えば、アメリカには「二つの政府」があると言われています。当然ながら1つは税金で運用されているホワイト・ハウスを中心とした国家体制です。
もう1つは寄付金で運用される「NGO・NPO」に代表される非政府民間機関や慈善団体など公的活動機関のことです。

アメリカ国民は公的分野に対する自分の要望が政府と「NGO・NPO」のどちらが最適であるかを考えて選択するそうです。
米国市民の多くは、教会活動も含めて、個人負担の80%は税金に、20%は寄付金に活用しているとも聞きました。

そのため、政府も「NGO・NPO」も社会の要望に応えるべく日々新たなチャレンジをしながら、両者とも切磋琢磨するので、善循環となっています。

この事は「公的(パブリック)な事は皆(市民)で解決する事」という価値観が欧米に定着しているからだと思います。

公務員や行政・公的機関にだけに任せるなら、<良きライバル>も刺激もなくて、どうしても官僚的腐敗も起きやすくなります。
日本の政治・行政・司法などの公的機関や公務員などに腐敗が目立つのは、従来の日本には

「公的な事は≪お上(官僚・行政)≫がするべき事」という価値観があって、【セカンド・チョイス】が不在であったからだと思います。

しかし、最近では日本でも「NGO・NPO」などの民間機関が公的分野で様々な社会的貢献を自発的に行ない活躍しています。

確かに今でも、公的分野には行政による資格制度・免許制などの公的規制が厳しく、一般市民の新規参入が容易でなく、寄付金や公的活動への税制面での優遇措置が欧米に比較して遅れていますが、もはや時間の問題だと思います。

また欧米では興味深い動きに≪コミュニティ・マネー(地域通貨)≫という新たな価値観が生まれています。

「ネバー・エンディング・ストーリー」で有名な童話作家のエンデも遺言として提唱していたそうです。

従来の政府発行の貨幣と異なり、貯蓄すればするほど価値が減少してしまう「老化するマネー」という概念を基本として、地元地域社会の改善のために、地域のみで使える「ローカル・マネー」を発行することを目的とします。

米国ミネアポリスでは「ヒーロー・カード」を発行して、地元の提携店舗で通常のお金としても使える地域通貨もあります。
だだし、通常のお金として使えるためには、地元市民としての個人的条件があります。

 「貴方はどれだけ早く地元貧困をなくすことができたか?」
 「貴方はどれだけ早く地元の街をキレイにできたか?」
 
その個人的チャレンジへの成果報酬としてポイント・アップしてくれるのです。
「地元社会に善い事をすれば、お金になる!」という新たな価値が実現しています。

通常の金銭価値では認められない公益労働や公的事業・社会貢献に対しては、従来型の個人の善意にだけ頼るような「無償ボランティア」で対応するのでなく、ちゃんとした成果報酬として【ローカル・マネー】を提供する事で多くの市民が様々な公的活動に積極的に参加できるようになるのです。

●人間のうちに善をのばしてやり、彼等の心に善に対する愛好心を注ぎ込む事が必要である(ヒルティ)
 
さらに、従来ならば目立たず忘れられていた有益な社会的活動も表面化するので社会的地位も守られて善循環となって行きます。

●兄弟よ善を行ない倦むことなかれ(テサロニケ後書3‐13)
●あなた方は、これらの小さい者の一人をも軽んじないように気をつけなさい(マタイ伝18‐10)

マネーとしての【セカンド・チョイス】は政府や行政には時には死活問題なので禁じられた事例もあるほどです。

しかし、NGOや市民が国際的にも地元地域でも活躍できる【個人の時代】には【ローカル・マネー】が【セカンド・チョイス】として定着するのは避けられぬ価値観だと私は期待しています。

★★【その2】につづく★★