【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

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【神愛福音道】【聖書価値観:神愛世界観・神愛歴史観・神愛人生観> 【神助道:神助精神・神助主義・神助本願・神助努力・神助本位】 【<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>創世道】

【神の愛】の救済法⇔<愛敵精神>①

◇◇ 【神の愛=隣人愛】の救済⇔<愛敵精神>(その1) ◇◇
【2002年4月20日に作成した<第241号>に加筆】

2002年4月14日(日)テレビ朝日「グレート・マザー:中島啓江」を
     4月18日(木)フジTV「アンビリバボー」を観て

●死に勝つに生をもってし、暗(ヤミ)を遂うに光をもってし
 怨を滅するに愛をもってす、これ神の救済なり(内村鑑三
●悪に酬いるに悪をもってするは悪に負けたのである。何をも酬いないで、ただ忍んでいるのは戦わないことである。善をもって悪に対するのが悪と戦って悪に勝つことである(内村鑑三

【神の愛=主イエス】に大事にされ大切なる皆さん、こんにちは!ご愛読に感謝します!

【キリスト精神:イエスの生涯と教え】は【愛敵精神】であると思います。
【神の愛】や【自由・平等・寛容・博愛精神】の<敵>は自己・隣人・社会の至るところに、いつでもどこにでも存在します。

30数年前に、全く見知らぬ日本を宣教師として訪れたツルネン氏はご存知のように、4回も次席落選して、ようやく念願の国会議員になることができました。

ツルネンさんは、ラジオ番組に出演して興味深い答えをしました。

「何故、そこまでして国会議員になりたかったのですか?」

「私は宣教師の使命として、日本で最も助けを必要とするところで、
 最も腐敗しているところに行きなさいと命じられていたのです。」

自分の<敵><悪>を避けるのでなく、困難で不可能と思われる【闇:悪・不完全】にこそ、【神の愛=隣人愛】によって<光>を照らし、<悪>を<善>となすために挑戦することは【キリスト精神】そのものだ思います。

●怨に酬ゆるに徳をもってし
 憎に対するに愛をもってし
 悪に対するに善をもってする (内村鑑三
●悪に負けてはいけない。かえって善をもって悪に勝ちなさい(ロマ書12‐20)

人生において<患難辛苦>の様々な問題が起こります。その逆境によって、かえって自分の目指すべき道を発見できることになり、まさに【神の愛】の救済方法であると実感できます。

●困難は我をして神に接近せしめ、また人に鍛接せしむ。
 困難は我の単独を破り、我をして人類の一員たらしむ。
 尊むべきかな困難!(内村鑑三

例えば、バライエティ番組に出演したり、あらゆるジャンルの楽曲を自由に歌いこなして、活躍しているオペラ歌手の中島啓江さんは、母親が【神の愛】に救済されたからこそ、この世に産まれることができたといえるでしょう。

まだ結婚もしていなかった中島さんの母親は戦時中に従軍看護婦として満州に渡りました。
満州では多くの中国人にお世話になったそうです。

皆さんもご存知のように敗戦後は日本と中国人との立場は逆転します。
報復を恐れて満州から逃げるようにして多くの日本人がなるべく早く帰国したいために、
港には帰国船に乗船しようと順番を待つ長い列ができていました。

そんな長い行列に中島さんの母親も並んでいました。

いよいよ帰国できるという瞬間に、彼女は遠くからじっと見送る人々に気づいたそうです。
彼等は満州でお世話になった中国人だったそうです。

中島さんの母親は「感謝の気持ちを伝えねば!」と思い、列を離れ彼等の所に駆け寄って
感謝の気持ちを伝えたそうです。

彼女の決断と実行には、世間体や人間の道徳倫理を越えた【神の愛=隣人愛】を感じます。
当時の状況では、母親の選択とは危険なだけで、世間的に得なことは何もないからです。

世間的に危険な<敵方>になった中国人に対して迷うことなく、母親は自ら進んで自分の
霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従った行動は【神の愛】を選んだ決断といえます。

●神からあなたを遠ざける喜びよりも、あなたを神へ駆りたてる苦難の
 方を好むようになるならば、あなたは正しい道にいるのである(ヒルティ)

悔いのないようにと、【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従い、最後のお礼を伝えて、
彼女が再び長い列に戻るには、列の最後に並ぶしかありませんでした。

そのために彼女はせっかく長い時間並んで待ち続けた帰国船に乗船できなくなりました。
ところが、驚くべき事実として、その帰国船は日本に着くことはなかったそうです。

霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従って【神の愛】が望む<困難>を選択したから
【神の愛の導き】によって救われたのだと確信します!ハレルヤ!栄光を主に帰します!

●主は、すべての人々に分に応じて知恵を与え、主を愛する者には惜しみなくそれを
 与えられた。〔主を愛することこそ、輝かしい知恵。主は、御自分を示すために、
 知恵を分け与え、こうして彼らは主を見るようになる。〕(シラ書〔集会の書〕1-10)

それ以来、中島さんの母親は「ありがとう」の<感謝の気持ち>こそが何よりも素晴らしい<恵み>であると確信したそうです。

●【常時歓喜!不断祈念!万事感謝!】
 いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、全ての事に感謝しなさい。
 これがキリスト・イエスにあって神があなた方に求めておられることである
 (テサロニケ前書5‐16~18)
●神よ、われらはあなたに感謝します。われらは感謝します。
 御名は、近くにあり、われらはあなたの御名を呼び、
 あなたの驚くべき奇しき御業を語り告げます(詩篇75-1)

母親が生かされたおかげで、自分がこの世に誕生できたことから、中島さん自身も
母親の【ビジョン:理想・夢・志】を大切にして、今でも継承しているそうです。

きっかけは中島さんが小学校時代に「いじめ」にあっていた頃の事です。

父親の関係で転校することになった時に、母親は彼女に命じたそうです。

 「クラスの皆に別れの挨拶をしなさい」

しかし、彼女はいじめられた相手に何を言うべきか解りませんでした。
母親はクラス全員分のノートと鉛筆を用意して彼等に何を言うべきかを中島さんに教えます。

「クラス皆にノートと鉛筆を渡して、一人一人に『ありがとう』と言いなさい。
 『ありがとう』と言ったら、必ず素晴らしいことが起きるからためしてみなさい。」

中島さんはいじめられた子にも恐る恐る「ありがとう」と言ってみました。
すると、ある子は「ごめんなさい」と言い、ある子は泣き出したそうです。
母親が言った通り、素晴らしい経験をした中島さんは、それ以来今日まで、感謝の気持ちを一番大切にしているそうです。感謝の心は【神の愛=主イエス】が喜ばれる<道>ですね!

●恵み深い主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。
 神の中の神に感謝せよ。慈しみはとこしえに。
 主の中の主に感謝せよ。慈しみはとこしえに。
 ただひとり驚くべき大きな御業を行う方に感謝せよ。慈しみはとこしえに(詩篇136-1~4)
●何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに感謝をもって祈りと願いとを捧げ、
 あなた方の願い求めるところを神に打ち明けなさい(ピリピ書4-6)
●目を覚まして、感謝を込めて、ひたすら祈り続けなさい(コロサイ書4-2)
●まず第一に勧めます。願いと祈りと執り成しと感謝とを全ての人々のためにささげなさい。
 王たちやすべての高官のためにもささげなさい。私たちが常に信心と品位を保ち、平穏で落ち着いた生活を送るためです。
 これは、私たちの救い主である神の御前に良いことであり、喜ばれることです。
 神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます
 (テモテ前書2-1~4)

★★【その2】につづく★★