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闇・不可能に挑戦する【神の愛】!②

◇◇自立支援:可能性へのチャレンジ(その2)◇◇<改訂版・再掲載>
【2002年3月13日に作成した<第229回>に加筆】
★★2002年3月11日(月)深夜0:15NHK
  「NHKスペシャル(再):車いすから立ちあがれ」を観て★★

★★【その1】のつづき★★

番組では、大川先生が車イスを使わない新たな介護・リハビリ方法を導入しよとする
兵庫県公立八鹿病院での導入3ヶ月間のチャレンジを紹介してくれました。

【愛の伝道者】として大川さんがやって来ると、早速大改革が始まりました。

リハビリ室が廃止され、日常の病院生活そのものがリハビリの対象となります。
車イスに変わって、マヒ部分をカバーする装具と倒れない特殊な杖(押し車)を
使用する新たなる介護・リハビリ方法となりました。

それまでのリハビリの常識がくつがえされることで、医療現場のセラピスト(理学療法士)は
戸惑うことになります。

患者にとっても一日はすっかり変わります。
それまでの一日午前・午後わずか20分ずつのリハビリに変わって、毎日の起床から
消灯までの全ての行動が車イスを使わないで、自分自身の身体能力を発揮しなくては
ならくなります。

しかし、患者は以前よりも希望と勇気が沸いてきました。
歩けるようになれば、家に帰っても迷惑をかけずに家族と暮らせるようになるからです。

一方で、介護・リハビリの世話をする理学療法士は導入から2週間もすると、食事時など
患者を一斉に移動しなければならず、人手不足を感じ始めます。
そこで、大川さんを招いて打ち合わせを行ないました。

大川さんは、それまでの9時~5時の介護体制を改めて、さらに加えて早出・遅出で
サポートすることを自信を持ってアドバイスしてきました。

車イスを廃止する新手法だけでも既に疑問や不安・不満を抱く理学療法士には
さらなる大川さんの助言に納得できないという表情を示します。

療法士代表者:「早出・遅出が本当にそんなにメリットがあるのですか?」

大川:
 「効果は明らかであるに決まっているでしょう!?。
  起床前や消灯後にも動き回る患者のために対応することが大切なのです。
  実生活こそ訓練だからです」

そして、それまで考えもしなかった驚くべき発言が療法士の心を一変させます。
 
 「患者本来の人間らしい生活に合わせることが大切なのです。
  貴方が来るまで患者を待たせるわけには行かないでしょう?
  今までの皆さんは自分の時間に患者を合わせていたのではありませんか?」

従来の介護現場の人なら、人手不足になって過剰労働になるばかりと思われるような
大川さんの提案は、慣れないうちは大変でも、慣れてしまうと手間は減って行くのです。

驚くべき事にリハビリ期間は平均2分の1になるのでした。何よりも喜ばしきことは、
患者の多くが「寝たきり」にならずに、自分で歩いて退院できるようになるのです。

<新しい試み>には、頭だけで理解しようとしたり、常識や先入観・過去の経験だけに
頼ることは禁物であることを改めて感じるエピソードです。

先ず着手して、実体験から生まれる確信に満ちた大川さんの言動は、厳しいだけでなく
【愛のパワー】を感じます。

●事実の子たれよ、理論の奴隷になるなかれ(内村鑑三
●人を信じさせるものは経験である。自分も経験してみたいと言う願望と気分とを
 起こさせるものは、その経験をした人たちの証明である(ヒルティ)
●ためしてみること、着手することによってのみ最も偉大な事柄も成就するものだ
 (ヒルティ)

介護・リハビリ18年のキャリアでベテランの今井さんは、自分が担当する独りの前向きな
西村さんにどんな「介護プラン」が善いのか迷い、大川さんに相談しました。

大川さんは今井さんが提出した計画書を見て、直ぐに質問を返してきました。

 「どうして、退院後の欄が空白なのですか?」

今井さんの経験では、退院後の患者の人生計画を考えた事は一度もありませんでした。
今井さんにとってのリハビリとは、病院施設内で安全に生活できるようにすることが
目的となっていたのです。

退院後の事を考えず、ただ歩かせる事だけを考えていた自分に初めて気づかされます。

大川さんは誇りある熱い心からの【愛のメッセージ】を伝えてくれました。

「患者さんの退院後の生活を念頭においたリハビリをするべきです!
 どういう楽しい人生を創るかを考えるから、やりがいがあるのでしょ!?
 新しい人生を創る事に関われるからこの仕事(介護)は楽しいのです。
 狭いことを考えるだけではつまらないじゃありませんか!」

●汝の車を星につなげ(エマーソン)
●失敗は罪ではない、目的が低いことが罪なのである(内村鑑三
●青年よ大志を抱け!(クラーク)
●人間を偉大にしたり卑小にしたりするのはその人の志である(シラー)
●人間にとって大切なのは、この世に何年生きているかということではない。
 この世でどれだけの価値のあることをするかである(O.ヘンリー)

今井さんは早速西村さんの家を訪問し退院後の生活プランを考える事に着手します。
そして、西村さんが入院するまで世話をしていた玄関脇の花壇を発見します。
「これだ!」今井さんは写真を撮って帰ります。

翌日からのリハビリには自宅の居間から花壇までの距離10メートルを想定した
歩行訓練を行うように変更しました。10メートル歩く先には植替えの訓練のための
花と土が今井さんによって用意してあります。

「西村さん、毎日この花に水をやれるようにしようね」

今井さんは嬉しそうに語ってくれます。

「はじめはどうしていいか判らなかったが、何のために歩くのか、
 どうすればうまく歩けるかを深く考えるようになりました」
「これがセラピスト(理学療法士)のよろこびだということが少しずつ
 判ってきました」

八鹿病院での新たな試みから1ヶ月もすると、一人平均50分の立ち歩きが
2時間半にも伸びるようになりました。

一人の患者の食事中のちょっとした事故によって新たな課題が判明します。
自分で歩いて食堂まで来て腰掛けようとした時に、あやまって転ぶという事故です。
原因は療法士と看護士の連携がうまくいっていないからでした。

今までは、療法士と看護士とは職種を越えたコミュニケーションがなくて
いつのまにか患者の世話で真空地帯ができるようになっていたのです。

今回の経験で病院スタッフ全員が同じ気持ちなる必要を初めて理解します。

先ず、気づいた事はお互いに声を掛け合うことを心がけるようになります。
さらに、情報の共有のために職種を越えた打ち合わせを行なうようになり、
患者一人に一冊ずつのノートを作るようにしました。

大川さんの【愛の改革】によって病院は<相愛互助・互助友愛>の<愛の世界>に
変えられたのです。

●互いに思うことを一つにし、高ぶった思いを抱かず、かえって低い者たちと
 交わるがよい。自分が知者だと思いあがってはならない(ロマ書12‐16)
●同じ思いとなり、同じ愛の心を持ち、心を合わせ、一つの思いになって
 私の喜びを満たして欲しい(ピリピ書2-2)
●キリストの名によって、あなた方勧める。みな語ることを一つにし、
 お互いの間に分争がないようにし、同じ心、同じ思いになって、
 堅く結び合って欲しい(コリント第1書1-10)

八鹿病院での3ヶ月目には15名が歩いて退院できるようになりました。

中島さんの場合は、夫さえも入院当時はあきらめかけたほどの身体マヒでした。
しかし、新たな目標指向型介護のおかげで見事に歩いて退院することができたのです。
彼女の場合は退院して孫の結婚式へ歩いて出席する事が目標でした。

入院当時は家族も本人も不可能とあきらめていた「結婚式へ出席する」目標を目指し
病院スタッフの【チーム・ワーク&チーム・スピリット】の【愛のパワー】によって
可能となったのです。

●愛は重荷を感ぜず、労苦を顧みず、自分の力以上のことを行ないたがる(トマス・ア・ケンピス)
●愛は万事に対する能力をもち、愛しないものならば、力尽きて倒れる場合にも
 多くの事を成し遂げ功を奏させる(トマス・ア・ケンピス)

結婚式会場では孫と中島さんが喜び励ましあう感動的光景がありました。

 「おばあちゃん、ありがとう!」

入院当時は将来への希望もなく言葉少なかった中島さんも楽しい会話と笑顔を取り戻して
「みんなのおかげです!」と語ってくれました。

大川先生は番組で熱く語りかけます。

「年寄りだからこそ残された人生をどう生きるかを共に考えてあげる事が必要なのです」


<愛と自由の戦士>である大川さんの【福音伝道】は全国の病院に広がりつつあります。
さらに、愛は波及して、後回しにされてきた特別養護老人ホームでも導入されるそうです。

一度は失いかけていた人生を歩いて取り戻し、歩く事が年寄りの可能性をひろげてみせた、
大川先生の可能性へのチャレンジは私たちにも大いなる勇気と希望を与えてくれます!

●人間の善をのばしてやり、彼等の心に善に対する愛好心を注ぎ込むことが必要である
 (ヒルティ)
●この世において、真実の善良な生活をしようという勇気を彼等に取り戻して
 やらねばならない(ヒルティ)
●兄弟よ、善を行ない倦むことなかれ(テサロニケ第2書3‐13)

私たちも、不可能とあきらめかけていた<車イス:世間体・隷属>から自由解放させる
【自主独立:自由・独立】を目指して【隣人・社会】のために大いに挑戦しましょう!

●どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。救いのない運命というものはない。
 災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している(セルバンテス
●誰かに向かって「それは不可能だ」などと言ってはいけない
 神はその不可能なことをやってしまうほど無知な者をずっと待ち続けているのかも
 しれないのだから(ジョン・アンドリュー・ホームズ)

皆さんが【神の愛=主イエス】に信頼して【キリスト精神】を<武具>として身に着けて
<熱き思い燃える心>に【ビジョン:理想・夢・志】を抱く<愛と自由の戦士>となって
世界を舞台に大活躍されることを心より応援しています!

●すべての物事は願望から生まれ、心からの願いはすべてかなえられる(ハバード)
●われわれの願望と言うものは、われわれのうちにひそかにひそむ能力の予感であり、
 われわれがなしとげうるであろうことの先触れである(ゲーテ
●目的と目標を混同するな。目的と目標の大きな違いは、目標には終わりがあるが、
 目的には終わりがないということだ(リチャード・ブロディ)

ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
 
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)