◇◇【キリスト精神】【神の愛=隣人愛】に根ざす<民主主義>◇◇
【2001年2月7日に作成した<第66回>に加筆】
【神の愛=主イエス】に大事にされ大切なる皆さん、こんにちは!ご愛読に感謝します!
大橋巨泉氏が朝日新聞のコラムで「欧米の民主主義」について次のように説明していました。
●俺はお前の意見を100パーセント受入れることはできない。
しかし、もしその意見を言いたいならば、お前が意見を言えるようにするためには
命をかけて守ってやるよ。
一般に民主主義とは<多数決の論理>であると思われていますが、一方でたとえどんなに
<少数意見>でも発言できる<機会の平等>があり、<多様化>を認められることこそが
欧米型の民主主義社会であるとも言えます。
欧米民主主義の根底には【キリスト精神】が根ざしているからこそ、【自由・平等】を
重んじて、<個人の尊厳>を認める民主主義社会を目指せるのだと思います。
だからといって、<少数派>に対して差別も迫害が全く無いユートピアではありません。
重要なことは<我欲>に暴走して完全に腐敗したように思えても挫折と失敗に反省して
最後には【神の愛=主イエス】に立ち帰る<信仰精神>に基づいて再起・再出発できる
<可能性>と<復元力>を<自助能力>として保持している事であり、その点から観て
<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】を愛する
<欧米精神:チャレンジ精神・自主独立・起業家精神>に魅力があるのだと思います。
●失敗とは、人つの教訓にほかならないし、好転する第一歩だ(フィリップス)
●失敗は落胆の原因ではなく、新鮮な刺激である(サウザーン)
●我々の持っている力は意思よりも大きい。だからことを不可能だときめこむのは、
往々にして自分自身に対する言い逃れなのだ(ラ・ロシュフコー)
●『悪いこと』は、もしあなたがそれから何かを学んだならば、あなたをより
ハイレベルの知恵へと導いたあとで、きれいに消滅することになります
(ジェームズ・アレン)
●良くなることをあきらめた人は、絶対に向上することはない(クロムウェル)
●夜のあとには 朝が来る。
冬のあとには 春が来る。
嵐のあとには 日光にあふれた世界が来る。
敗北のあとには チャンスが来る(ロバート・シュラー)
●罪を忘れ、疾病を忘れ、失敗を忘れ、怨恨を忘れ、神と生命と成功と愛とに
向かって進まんのみ(内村鑑三)
●我らのつとめは成功にあらず。失敗にたゆまずして、さらに進むことなり(スチブソン)
●間違いと失敗は 我々が 前進するための訓練である(チャニング牧師)
●私たちの最大の弱点は諦めることにある。成功するのに最も確実な方法は、
常にもう一回だけ試してみることだ(エジソン)
●私は決して落ち込んだりしない。うまくいかない方法を一つ捨てるたびに、
また前進しているのだから(エジソン)
●成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない(シェークスピア)
●全てが失われようとも、まだ未来が残ってる(クリスチャン・ボヴィー:米国作家)
●間違いをおかしても、深刻なものであっても、やり直す機会は必ずある。
失敗とは転ぶことではなく、そのまま起きあがらないことなのです
(メアリー・ピックフォード)
●元気を出しなさい。
今日の失敗ではなく、明日の成功について考えるのです。
あなたは困難な仕事を自分に課しましたが、あきらめずにやり続ければ、
必ずうまく行くのです。
そして、成功への障害を克服することが喜びとなるでしょう。
何かすばらしいことを達成するための努力というものは、
決して無駄にならないことを覚えていなさい(ヘレン・ケラー)
●不可能だと思わない限り人間は決して敗北しない(カーネギー)
●私は落胆しない.なぜなら,どんな失敗も前へ進むためのステップになるからだ
(エジソン)
●人生でもっとも輝かしい時はいわゆる栄光の時でなく、落胆や絶望の中で
人生への挑戦と未来への完遂の展望がわき上がるのを感じたときだ(フローベル)
●私たちのもっともすばらしい栄光は、決してくじけないことではなく、
くじけるたびに、起きあがってくることにある(オリバー・ゴールドスミス)
欧米民主主義社会では<少数意見>でも【この世の勢力:富・権威・名声】と無縁で
無位無冠の目立たぬ<個人的存在>であっても、時と必要に応じて社会全体が共鳴して
喜んで協力支援できる豊かな【神の愛=隣人愛】の<精神的土壌>があるといえます。
●歴史の中のすべての変化、進歩は、社会の規範に従わなかったことから生まれた。
もし、もめごとを起こしたり、異議を唱えたりする人たちがいなかったら、
私たちはまだ洞窟の中に住んでいたはずだ(アラン・テイラー)
●神の声は常に世論に反対す〈内村鑑三)
●投票箱より正義は生まれず(カーライル)
●キリストは少数である。福音は少数の意見である(内村鑑三)
●小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる(ルカ伝12-32)
●多くの人によるのであっても、少数によるのであっても、主の救い<勝利>の
妨げとなるものは何もない(サムエル前書14-6)
●神は大事を為すにあたって多数の勢力をもってせずして単独の勢力をもってし給うた
(内村鑑三)
たとえば、原爆投下の戦争責任を問いただすためにハーグの国際仲裁裁判所で
裁判が行われた発端は、ニュージーランドの名も無き一人の主婦の疑問からでした。
たった一人の彼女の素直な思いに多くの欧米人が支援して世界をも動かしたのです。
●人数が少ないからといって世界を変える力はないと侮るなかれ。
世界を変えてきたのはまさしく少数の力なのである(マーガレット・ミード)
●大いなる事業が完成されるためには、ひとつの精神があれば足りる。
千の手を動かすために(ゲーテ)
●すべて偉大なことは、小規模に少人数から始まるものだ。あなたはそれを
覚悟しなければならない。そして、子供たちを教育するにも彼等が少数派に
属することを平気なように導かねばならない(ヒルティ)
米国の誰もが不可能と思っていた24時間ニュース専門チャネルCNNを実現させたのは、
大手メディアではなく、名も無き一人の男の<情熱>から生まれました。
そして、CNNが世界中で一躍有名になったのは湾岸戦争の現地レポートでした。
米国の3大ネットワークも追随して特派員を派遣して米国は戦争報道一色となりました。
しかし、後になってCNNの戦争報道は政府の検閲のもとにかなりの部分が「やらせ」に
近い報道であった事が明らかとなり、マスメディア全体は世論の批判のまとになります。
そのように米国のTVメディア全体が湾岸戦争報道一色にあっても、たった一社だけが
独自の<異なる視点>による報道をしていたのです。議会専門チャンネルC-SPANです。
C-SPANは戦争勃発当日は、視聴者からの電話の声(コール・イン)だけを24時間
放映し続けたそうです。開戦翌日からは、雑誌「TIME」の表紙を決める編集会議室を
生放送し続けたそうです。
3大ネットやCNNのゆがんだ戦争報道は批判されましたが、C-SPAN報道姿勢は
後に高く評価されたそうです。
自己反省できることと同時に、<異論>を高く評価できる精神を兼ね備えていることが、
【神の愛=隣人愛】に根ざした健全で強い<民主主義社会>である証拠だと思います。
●本当の自由な心とは「認める」ということである(ゲーテ)
●自分の欠点を直視し認めることです。ただし欠点に振り回されてはいけません
(ヘレン・ケラー)
私たちが帰属する家族・集団組織・地域社会・民族国家の中で、たった独りからでも
【キリスト精神:自由・平等・寛容・博愛】や【神の愛=隣人愛】の実現のためには
【ビジョン:理想・夢・志】に従う【愛と自由の戦士・神の僕】として活躍される事を
心より応援しています!
●理想はひとり青年の夢想ではなく、また単なる抽象的観念でもなく、われわれの生活を
貫いて、いかなる日常の行動にも必ずや現実の力となって働くものである(南原繁)
●至誠にして動かざるもの、未だこれあらざるなり(吉田松陰)
●現実が夢を砕けるのなら、夢が現実を砕くことがあってもいいと思わないかい?
(ジョージ・ムア)
●志が一度確立すれば、人に求めたり、世の中に願ったりすることもなく、
断固とし、一人でも楽しみながら実行する(吉田松陰)
●エホバは救うに剣と槍を用い給わず、そは戦いはエホバによればなり
(サムエル前書17-47)
●<天意の遂行>(内村鑑三)
神と天然とはついに欺くべからず。
威をもってするも、術をもってするも、
神はついにその意志を曲げず、天然はついにその法則を改めず。
知者いずこにある。暴人、何事をかなさん。
天意はついにおこなわれて、譎計(きっけい)は失敗に終わらん。
感謝すべきかな。
●志の堅固な者を主(神)は全き平安のうちに守られます。
その人が主(神)を信頼しているからです(イザヤ書26-3)
ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主に感謝します!アーメン
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)