●<春> [『眠られぬ夜のために:4月17日』(ヒルティ)]
明るい春が谷へ登っててきた、
冬はもう去ったのだ。
山の牧場はいたるところ
鮮かな緑を着飾っている。
空はやわらかな青にかがやき
やさしく太陽が照っている。
近頃まで灰色だった世界が
今日はこんなに喜びにあふれている。
古いうつぎの木の若枝から
新しい芽がふいている。
ああ、年老いた心よ、おまえも
なんといつまでも若わかしいことよ。
★★★
私自身もそうですが、皆さんの中にも、自分が選んだ道においてなかなか成果<芽>が出ない過酷な<冬の時代>にあって、日々直面する【患難辛苦】に耐え忍んでいる方も多いと思います。
しかし、どんなに私にとって過酷で人生真っ暗闇に思えても、<いつも一緒!>の恵み深き【神の愛=主イエス】は、私が完全敗北することは望みではなく、常に<逃れる道>も準備されていて、最後まで【神の愛=主イエス】を待ち望んで堪え忍ぶならば、必ず<春>が到来する事は感謝感激です!
●私たちは四方から患難を受けても、窮しない
途方にくれても、行き詰まらない
迫害にあっても、見捨てられない
倒されても、滅びない(コリント後書4-8~9)
●人に知られていないようで、認められ
死にかかっているようで、生きており
こらしめられているようで、殺されず
悲しんでいるようで、常に喜んでおり
貧しいようであるが、多くの人を富ませ
何も持たざるようで、全てのものを持っている(コリント後書6‐9~10)
●人の歩みは主によって確かにされる。主はその人の道を喜ばれる。
その人は倒されてもまっさかさまに倒されはしない。
主がその手を支えておられるからだ(詩篇37‐23~24)
●我が父の愛は無限なり、彼は我の滅びることを欲(ねが)い給わず、
彼は我につきて永久に絶望し給わず、
ゆえに我もまた自己につきて絶望することなく、
彼の無限の愛を信じてはばからずして今日起ちて彼に往かん
(内村鑑三:ルカ伝15‐18・放蕩息子の帰郷)
●希望は時々刻々この世に臨みつつあり、腐敗の累積はあえて恐るるに足らざるなり(内村鑑三)
●The Best is yet to come!<最善の時はこれからだ!>(ブラウニング)
●なおも神の御手と御心にさからわず
勇気と希望を少しも捨てぬ。
私は静かに耐え真っ直ぐに前進する(ミルトン)
●神は誠実であり、なんびとをもその人の力以上の試練にあわせる事はない(ヒルティ)
●あなた方の会った試練で、世の常でないものはない。神は真実である。
あなた方を耐えられないような試練に会わせる事はないばかりが、試練と同時に、
それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである(コリント前書10-13)
人生で<冬の時代:闇・不完全>にある<最悪のピンチ>の時こそ、<春:【信・望・愛】の源泉>である【神の愛=主イエス】と親密になれる<絶好のチャンス>です!
●苦しみにあったことは私にとって幸せでした。私はそれであなた(主)の掟を学びました(詩篇119-71)
●概して幸福な時よりも、苦しみのときの方が、ひとは神のそば近くにあるものである(ヒルティ)
●命は恩寵のうちにある、夕暮れに涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある(詩篇30‐5)
皆さんが今日現在の<逆境>の中にあってこそ【神の愛=主イエス】を体感して、さらに【ビジョン:理想・夢・志】を目指して雄々しく前進される事を心より応援しています!
●多くの人が沢山の涙と大変な労苦を重ねて、やっと得たものを、お前はすぐに得ようと欲するのか。主を待ち望みなさい、雄々しく振る舞い、勇気をしっかり持っていなさい。
孤疑せずに、逃げ出さずに、心身をいつも変わらず神の栄光へとささげなさい(トマス・ア・ケンピス)
●木には望みがある。たとい切られてもまた芽をだし、その若枝は絶えることがない。
たといその根が地の中で老い、その幹が朽ちて、根株が土の中に枯れても、
水気にあえば芽をふき、苗木のように枝を出す(ヨブ記14-7~9)
●生活は必ず不断の進歩であって、その日その日が一つの創造であるべきである(ヒルティ)
●【困難の歓迎】(内村鑑三)
困難は我をして神に接近せしめまた人に鍛接せしむ
困難は我の単独を破り、我をして人類の一員たらしむる。
尊むべきかな困難!
●たとえ困難がどんなであっても、我々は神の力によって、これに対抗することはできるであろう。私は神のおかげで困難になれてきた。神に信頼してまだ裏切られたことがない(クロムエル)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!