■<一日一生:8月19日>(内村鑑三)
●兄弟たちよ。こういうわけで、わたしたちはイエスの血によって、
はばかることなく聖所にはいることができ、彼の肉体なる幕をとおり、
わたしたちのために開いて下さった新しい生きた道をとおって、
はいって行くことができるのであり、
さらに、神の家を治める大いなる祭司があるのだから、
心はすすがれて良心のとがめを去り、からだは清い水で洗われ、
まごころをもって信仰の確信に満たされつつ、みまえに近づこうではないか。
また、約束をして下さったのは忠実なかたであるから、
わたしたちの告白する望みを、動くことなくしっかりと持ち続け、
愛と善行とを励むように互に努め(ようではないか)(ヘブル書10-19~23)
キリストいわく
「恐るるなかれ、われすでに世に勝てり(ヨハネ伝16-33)」と
(nenikeka, have overcome. 既成動詞なり)。
道義学者ならびにユニテリアンは何と言うとも、
福音的キリスト信者の安心勇気の大源泉は、
じつにキリストにおける既得の勝利に存するなり。
われのなすべきことは、キリストすでにわがためになしとげたり、
われの義は彼においてすでに天にあり、
われはすでに彼の血を以て購われたり、
われの得べきものはわれすでにこれを得たり、
いざ残余の生涯を報恩の戦(たたかい)して楽しまんと。
これじつに真正(まこと)のキリスト信徒がつねに泰然として余裕あり、
老いてますます壮(さか)んなるの理由なり。
★★★
●あなた方はこの世では悩みがある。しかし、勇気を出しなさい。
私(主イエス)はすでに世に勝っている(ヨハネ伝16-33)
●この世の恐れに対して平安をうる者はただ、キリストと密接につながることのほかにはない。
そのほかのどのような道も完全に真の平和に導くものではない。
最も優れた哲学でさえ、心も不安であるか、厭世的であるヒルティ)
【神の愛=主イエス】に信愛して、【神の愛=主イエス】と共に生きる事は、心に抱く<最愛の我が子・我が分身>の【ビジョン:理想・夢・志】に挑戦させて、世に勝利する<最善の道>に導いてくれます!
●神から生まれた人は皆、世に打ち勝つからです。世に打ち勝つ勝利、それはわたしたちの信仰です。
だれが世に打ち勝つか。イエスが神の子であると信じる者ではありませんか
私たちの信頼こそ、世に勝たしめた勝利の力である(ヨハネ第1書5-4~5、詩篇54章)
●キリスト教は世をあきらめずして、世に勝たしむるものなり(内村鑑三)
●キリスト教は不断の幸福を約束しない。しかし、世に勝つ平和を約束している(ヒルティ)
●私たちは真理にさからっては何をする力もなく、真理に従えば力がある(コリント後書13-8)
皆さんが【神の愛=主イエス】に信愛して、【神の愛=隣人愛】に光輝く【ビジョン:理想・夢・志】を<旗印>に高く掲げて、【神の愛=主イエス】を司令官とする【愛と自由の戦士・神の僕】に志願して、世に完全勝利する道を<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】で前進し続けることを心より応援しています!
●世を遁(のが)れんとするなかれ、世に勝つべし。
境遇の改まらんことを祈るなかれ、心の改まらんことを祈るべし。
苦痛の去らんことを願うなかれ、恩恵を増さんことを願うべし(内村鑑三、所感p177)
●戦いに勝って勝つのではない、真理に従って勝つのである。
戦いに負けて負けるのではない。真理に反して負けるのである(内村鑑三)
●強いられてするのでなく、神に従って自ら進んで為し、
恥ずべき利得の為でなく本心からそれをしなさい(ペテロ第1書5‐2)
●おまえの不幸に打ち負かされるな。神に頼れ、そうすれば勝つだろう。
洪水が襲ってきても、おまえは上にあって、溺れないだろう。
苦し過ぎる重荷を負わされたならば、
主なる神が既にお前の願いを聞き給うたのだ(パウル・ゲルハルト)
●多くの人によるのであっても、少数によるのであっても、
主の救い<勝利>の妨げとなるものは何もない(サムエル前書14-6)
●聞け、勝利の喜ばしい歌が主に従う人の天幕に響く。
「主の右の手は勇ましい働きをなし、 御力を示す。
主の右の手は高くあがり、主の右の手は勇ましい働きをなし、御力を示す。」
(詩篇118-15~16)
●どのような知恵も、どのような英知も、計りごとも勧めも、
主の御前には何の役にも立たず、無に等しい。
戦いの日のために馬が備えられるが、救いの勝利は主による(箴言21-30~31)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!