【2002年8月1日に作成した<第265回>に加筆】
◇◇<個人の想念>が世界を変える時代到来!(その2)◇◇<改訂版・再掲載>
★★【その2】につづく★★
ライアン一人のバイト2ドルで2000ドルを集めるならば<不可能>に思われた事も
ライアンに宿る【神の愛=聖霊】の【神の愛のパワー】によって、彼を取り巻く世間が
【神の愛=隣人愛】に動かされて、不可能を可能にする【神の愛の奇蹟】が起きます。
●神は神の聖霊を役立てたいと思う人々にだけ、それを授け給うのであって、
ただそれを所有して楽しむためには与えられない(ヒルティ)
NGOの機関紙がライアンのチャレンジを大きく掲載したので、地元の新聞も扱って
やがて地元の小学校で話題となります。そして、数多くの人々の募金が始まります。
10ヶ月後には目標の2000ドルが集まり、念願のウガンダ共和国の小学校の近くに
井戸を造ることが見事に決定したのです。
子供たちは5キロ離れた湿地帯から水を運んでいて、汚染の泥水を飲んで多くの人々が
死んでいましたが、その地域は政治的不安定な危険地帯だったので後回しにされてきた
場所でした。
ライアンは国際的医療NGOに招待されます。そこで新たな現実を知らされます。
場所は決まっても、井戸の建設の見通しは立っていなかったのです。
人件費だけで2000ドルかかってしまう恐れがあり、さらにドリルを買うためには
2万5000ドルが必要であることを知らされたのです。
さすがの父親も「もう無理だ」とあきらめかけます。しかし、母親はライアンと共に
起ち上がります。不可能を常に可能にしてきたライアンに従う事に決心したのです。
「やめるのはライアンが決めること」と母親はライアンの<想念>を尊重したのです。
母親は友人のジャーナリストに相談します。そして「オタワ・シチズン」という雑誌で
取り挙げられ、TV番組でも扱われるようになります。
カナダ中に広まり、アフリカの人たちのために、多くの善意の募金が集まり始めました。
そして、1年足らずで目標を上回る4万5000ドルが集まりました。
ライアンが願い望み続けた<想念>【ビジョン:理想・夢・志】は井戸として実現します。
「君の井戸からキレイな水を飲んでいます。」アフリカの小学生から感謝の手紙が届き、
今度は「アフリカに行ってみたい!」と願うようになります。
そんなライアン一家の隣人は、ライアンの活動を初めからずっと見守ってきました。
自分たちもできる事はないかと考えて、ライアンに航空チケットをプレゼントする事に
しました。
隣人夫婦はお互いに相談することも無く、自分たちのマイレージの全ポイントを
アフリカ行きチケット用にしたそうです。クリスマスの日に隣人夫婦はライアンに
プレゼントしました。善意の輪はライアンの<想念>から世界に広がって行きます。
ライアンのアフリカ訪問を5000人の子供たちが喜んで出迎えてくれました。
健康を取戻せた人々や感謝の手紙をくれた少年ジミーとも対面できたのです。
「本当に望めばすべてかなう!」という【福音】をライアンは世界中の人々に向けて
伝えてくれました。
ライアンの次の<想念>【ビジョン:理想・夢・志】はアフリカ全土に井戸の建設を
実現させる!ことだそうです。
【神の愛=隣人愛】があれば、疲れを知らず、重荷を感じず、向上へ前進し続けます!
●愛は重荷を感ぜず、労苦を顧みず、自分の力以上のことを行ないたがる
(トマス・ア・ケンピス)
●不可能を口にしないのは万事が自分にとり可能であり、
許されていると考えるからである(トマス・ア・ケンピス)
●愛は万事に対する能力をもち、愛しないものならば、力尽きて倒れる場合にも
多くの事を成し遂げ功を奏させる(トマス・ア・ケンピス)
●イエスに対する【貴い愛】は人を促して大きな仕事をなしとげさせ、人を励まし
いつもいっそう完全な徳を望むように仕向けさせる。愛は常に向上を欲していかなる、
いと低い事物によっても引き停められることを望まない(トマス・ア・ケンピス)
遠い異国の地の幼い少年の決してあきらめない勇猛果敢な挑戦に感動し勇気づけられた
アフリカの地元住民も、現地で起ち上がって30箇所に井戸の建設が実現しそうです。
さらに、ライアンにとっても新たなチャレンジが始まっているそうです。
それは友達のジミーがライアンとの出会いのおかげで、将来はカナダで勉強して
弁護士になりたい!という<想念>【ビジョン:理想・夢・志】を抱いたので、
ジミーの<夢の実現>のために支援してあげることです。
ライアンが絶やさずに灯し続けてくれた小さな一本のロウソクの<愛の光>のおかげで、
私の心までも照らされて、世界が【神の愛=隣人愛】で満ち溢れ光り輝き出しています!
●暗闇を不安に思うより、1本のろうそくに火を灯しなさい(エリノア・ルーズベルト)
●暗いと不平をいうよりもすすんであかりをつけましょう!(心のともしび)
●一灯を下げて暗夜を行く、暗夜を憂うることなかれ、ただ一灯を頼め(佐藤一斎)
●たった一つのロウソクなどと考えてはなりません。全ての人が自分のロウソクに
火を灯せば、真っ暗な夜を明るい昼に変える事ができるのです(オグ・マンディーノ)
●正しい者の道は夜明けの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる(箴言4‐18)
ここに紹介した<幼な心・幼な子>の<想念>【ビジョン:理想・夢・志】に見習って
私たちも【青春:幼な心・青年の心】の【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従って、
【神の愛=隣人愛】に輝く<想念>【ビジョン:理想・夢・志】を抱くことによって、
【神の愛=隣人愛】に満ち溢れた【神の愛の奇蹟】を起こして世界を変えましょう!
●信仰は人によっては迷信のごとくに見える。信仰は確かに一種の冒険である。
これに従って、あるいは失敗におわるかもしれない。
しかしながら、信ずる者は信仰の迷信でないことを知る(内村鑑三)
●信仰は、見えざるものへの愛、不可能なもの、ありそうにないものへの信頼である
(ゲーテ)
●やりたいと思うことをやっている自分を、つねに想像してごらんなさい。
まもなくあなたに奇跡がおきます(マーフィー)
●奇跡は誰にでも毎日起きている。本当のチャレンジは、それに気づいて、
受け入れること(エレン・スー・スターン)
●奇跡は、それを信じるものに起こる(バーナード・ベレンソン)
●あなたらしく生きる、そのための道は、後にも先にも二つだけです。
一つは、奇跡などありえない、とする道。もう一つは、すべてが奇跡である、
とする道(アインシュタイン)
●大きな愛のあるところ、常に奇跡がある(ウィラ・ギャザー)
皆さんが【神の愛=隣人愛】に輝く<想念>【ビジョン:理想・夢・志】を高く掲げて、
<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】に燃えて
前進し続ける<光の子>【愛と自由の戦士:神の僕・神の愛子】として活躍される事を
心より応援しています!
●あなた方は、以前は闇であったが、今は主にあって光となっている。
光の子らしく歩きなさい。光はあらゆる善意と正義と真実との実を結ばせる
ものである(エペソ書5-8~9)
●全てのことは願うことから始まる(ルター)
●あなたが今、夢中になっているものを大切にしなさい。
それはあなたが真に求めているものだから(エマーソン)
●人生に成功する秘訣は、あなたが好きなことをするというのではなく、
あなたのやっていることを好きになるということです(ゲーテ)
●人はどんなに高いところでも登ることができる。しかし、それには決意と自信が
なければならぬ(アンデルセン)
●私は少なくとも自分の体験により、このようなことを知った。
自分の夢に向かって確信を抱いて前進し、思い描いた人生を生きるように
努力するならば、普通では考えられないような成功を手にする(ソロー)
●「あなたを必要とする何か」がどこかにあり、
「あなたを必要としている誰か」がどこかにいるはずです。
そしてその「何か」や「誰か」は、あなたに発見されるのを待っているのです
(フランクル)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)