【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

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【神愛福音道】【聖書価値観:神愛世界観・神愛歴史観・神愛人生観> 【神助道:神助精神・神助主義・神助本願・神助努力・神助本位】 【<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>創世道】

★メルマが転載記事:【愛の蟻】

皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。皆さんの心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】を目指す勇気あるチャレンジを総合的に支援します!
http://cforum.ld.infoseek.co.jpも御参照ください!

ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた
約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html

もし、皆さんの中で、過去のメルマガにも興味があるならば、まとめてメイル送信しますので御気軽に御連絡ください!

◇◇ 愛の蟻 ◇◇
3月3日(日)NHK教育日曜美術館:ノーマン・ロックウエル」
【2002年3月4日に作成した<第225号>より】
●愛の蟻

ある時、ソロモン王は誰一人いない場所で蟻に出会われた。
無数の蟻が挨拶の言葉を述べに来る中で、
一匹の蟻だけが気をとめず、
目の前の巨大な砂山から砂を一粒ずつ運び続けていた。
ソロモン王はその蟻にこう声をかけられた。

「小さき者よ
 ノアほどに命をながらえ
 ヨブほどに我慢強くとも
 お前がその高い山を消し去ることは出来まいに!」

「偉大な王よ」

蟻は答えて言った。

「私の小さな体よりも
 この激しい思いをこそご覧下さい
 山の向こうには私の愛する御方がいます
 だから、何があろうとも、私は山を切り崩さねばならないのです
 お会いしたいという一心のうちに私が命を落としたとしたら
 その時こそ

 王よ
 どうかこのかよわい蟻から愛の力をお学び下さい
 めしいた者から視覚の秘義を学ぶように」
                 「神の本(アッタール)」より

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。

アッタールの愛の蟻のように【ソロモン王:この世の富・権威・名声】に
妥協して隷属することなく、生きている間は世間的には無謀で愚かな事と
さえ思われる【ビジョン:理想・夢・志】を信じて挑み続けた個人的な
チャレンジこそ、死後に大いなる光を放ち、時代を越えて場所を超えて
【愛のメッセージ】を与え続けるてくれます。

今日も、いくつかのテレビ番組によって、そんな【使命・天職】に生きた
先人の愛の偉業が紹介されました。

彼等が信じた【ビジョン:善意・良心・志】である【愛のメッセージ】は
21世紀の私たちに大いなる勇気と希望と感動を与え続けてくれます。

先ず一人は、米国を代表するイラストレータのノーマン・ロックウエルです。
私自身は彼の事を今日初めて知って感動しました。皆さんの中にもご存知で
愛好する方が多いのではないかと思います。

9月11日テロ事件後の現在、米国ではNYのグッケンハイム美術館が企画して
全米の数カ所で彼の個展が開かれたそうです。多くの人々が彼の絵画によって
当たり前の家庭の姿こそが、最も必要なことであることを再確認したそうです。

1894年NYマンハッタンの上流階級生まれの彼は勉強は苦手でも絵を描くのが
得意で将来は画家になることを夢見ていた少年でした。

そして、彼は22歳の時に彼のイラストが「サタデー・イブニング・ポスト」の
表紙に採用されてイラストレータとしてデビューします。それから47年間も
数百万人の購読者に彼の描く表紙が夢を理想を勇気を希望を与え続けるのです。

彼が描く表紙イラストは341枚に及ぶそうですが、どの絵にも共通しているのは
一枚の絵の中に人々の善意と良心をコミカルに、時には自由と正義を雄々しく、
人間としての美しき理想の光ある姿を描くことに徹していることでした。

彼のイラストには悪意も闇も存在しません。それぞれの時代に応じた深刻なる
社会問題であっても、彼が描けば常に大いなる希望の光と勇気を与えられます。

例えば、第2次大戦中に「ファシズムから自由を守ろう!」とルーズベルト
国民に呼びかけた時に、彼は即座に「4つの自由」というイラストで応えます。

Freedom of Worship( 信仰の自由)
Freedom of Speech(言論の自由
Freedom from Want(欲求からの自由)
Freedom from Fear(恐怖からの自由)

4つの自由を描いた4枚のイラストは250万枚の戦時公債ポスターに使用されて
多くの人々に知られます。

60年代の公民権運動の激しい最中に未来への希望をイラストで表現しています。
それは、左側には黒人の姉妹とその女の子の腕には白い猫がいて右側には白人の
男の子の兄弟が黒い犬と共にいて、子供らはお互いに偏見差別無く好奇心を抱き
初めて出会った隣人に近づき顔を見合わせている光景です。大人達は遠くの窓の
中から恐る恐る、疑い深く眺めているだけです。

「子供たちなら社会を変えられる!」という人間の良心を信じた希望の証明です。

●人によらずして神に頼んで国家の指導をよく小児に委ねるをうべし(内村鑑三
●光の子らしく歩きなさい。光はあらゆる善意と正義と真実の実を
 結ばせるものである(エペソ書5‐8~9)

その後も、ウーマン・リブベトナム戦争など様々な社会問題を扱いながらも
70年代の疲弊した米国社会にあっても彼は徹底して人々の善意と良心を信じ
優しい家族愛や郷土愛や人々の交流の風景を描き続けます。そして、1976年に
建国200年記念を祝した「自由の鐘」を描いて、その年に84歳で召天するまで、
【ビジョン:理想・夢・志】を目指し彼の生涯をかけたチャレンジでした。

彼自身は油絵の写実的技法を駆使した芸術家であり画家でした。一枚の絵を
描くのに写真を50~100枚も使って構成を念入りに考えたそうです。

彼はレンブラントゴッホに芸術家の精神性を求め、ピカソのような芸術家と
なることも望みでした。しかし、生存中は彼の芸術性は認められませんでした。
世間では画家というよりイラストレータとして扱われることで時にはうつ病
なるほどに苦悩したこともありました。

彼は世間的に偉大な芸術家とは認められなくても、彼の偉大さはいつも人々と
共に歓び、共に悲しむことのできる身近な理解者であったことです。

「芸術のための芸術ではなく、人々のための芸術を目指す」

●歓ぶ者と共に歓び、泣く者と共に泣きなさい(ロマ書12‐15)

そして、彼の【ビジョン:理想・夢・志】は25年後の21世紀の現代において
改めて彼のイラストの芸術性や精神性が高く評価されたのです。

9・11のテロ事件後の米国にとってロックウエルの存在価値は変わりました。
NYタイムズは事件後すぐに紙面でロックウエルを引用して紹介したそうです。
「もし、ロックウエルならば今回の事件をどのように描いたであろうか」

米国民は彼のイラストに自分たちが持っていた理想を確認する事ができるのです。
みんなの心の中にあるのに、日頃は誰も気づいていないものを描いてくれたのが
ロックウエルだったのです。

●人間のうちに善をのばしてやり、彼等の心に善に対する愛好心を注ぎ込む事が
 必要である(ヒルティ)
●兄弟よ、善を行い倦むことなかれ(テサロニケ後書3‐13)
●あなた方はこれらの小さい者のひとりをも軽んじないように気をつけなさい
 (マタイ伝18‐10)
●自由人にふさわしく行動しなさい。ただし、自由をば悪を行う口実として
 用いず神の僕にふさわしく行動しなさい(ペテロ第1書2‐16)

ロックウエルは米国全盛期の20年代から70年代よりも21世紀の荒廃の時代に、
かえって光り輝く存在となりました。それは彼がいつまでも信じ続けていた
【ビジョン:理想・夢・志】が永遠に通じる【愛のメッセージ】だからです。

●理想を語るは夢を語るにあらず、未来の事実を語るなり(内村鑑三

隣人・社会の【光:善意・良心】を信じ望み愛する歓びを伝えた【福音】の
341枚のイラストこそが、どん底の絶望の中にある米国社会に慰めと励ましと
希望と勇気を与え再起・再出発する道に導いてくれたのです。

●あなた方はこの世に妥協してはならない。むしろ心を新たにする事によって
 造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって神に喜ばれ、かつ
 全きことであるか、わきまえ知るべきである(ロマ書12‐2)
●善の勝利についての絶望は常に個人的勇気の欠乏である(ヒルティ)
●愛は勇気の基底なり、人の善を念(オモ)いて後に我等は、その人に対して
 大胆に何事もなすを得るなり(内村鑑三

皆さんの世に光放つチャレンジを心から応援しています。

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!

田中 聡(さとし)