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メルマガ:キリスト精神に根ざす民主主義

【20016月11日に作成した<第147号>より】
◇◇キリスト精神に根ざす民主主義 ◇◇

●自由を得させるためにキリストは私たちを解放して下さったのである
 (ガラリヤ書5-1)

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。

欧米的民主主義と日本的民主主義との違いが明確に示されている点があります。
それは政治家や個人の一般的な発言です。

例えば、日本の普通の政治家ならば「私は国民の生命と財産を守る」と発言します。
しかし、欧米では「国民の自由と生命と財産を守る」が一般的だそうです。
ここには、日本では語られない【自由】が明確に示されています。

◎【真の自由(内村鑑三)】
  ◆真の自由は発意である    ⇔ Unconditional(無境遇)
  ◆真の自由は正しき選択である ⇔ 霊性本来の標準に従う~霊的生命達成の道
  ◆真の自由は善き意志を行う能力である 
 ●真の自由は消極的状態でなく積極的状態である
  何事をも為しうる状態又能力でなく,ある事を為さずしてある他のことを為す能力
  ⇔善悪を判別して悪を避けて善を行う能力  
 ●自由とは理想にあらず、境遇にあらず、能力である
 ●Ican do that which is right.(我は正しき事を為し能う)

欧米人に「あなたは何を一番大切にして守りたいですか?」と個人的質問をすると、
「私の良心です」と多くが答えるそうです。
【良心】とは内なる神の声であり、内面的法廷の裁判官であり、本来の自分への導き
であると思います。

●人間の行いの善悪を判断し、善を命じ悪を禁じ、善をほめ悪を戒める神よりの声
 (ロマ書2-15~16)

この個人的な【自由】とそれに伴う【良心】を守るために有効な手段であるのが、
キリスト精神に根ざす【民主主義】だと私は考えます。

アメリカの社会で悪いところや恥ずべきところもあるでしょう。しかし、
同時に【民主主義】の手本として見習うべきところはたくさんあると思います。

例えば、日本でよく日米比較で評されている点で、アメリカの個人は貯金よりも
投資する習慣があるといわれています。企業は銀行から借金する間接融資よりも
株式を発行して投資家に援助してもらう直接融資が中心であると言われています。

同時に個人にしても社会や企業にしても、あらゆる機会を使ってチャリティを企画し
慈善活動に積極的に参加します。

それは寄附行為が税制的に免除されるからとか節税対策になるからという解釈だけで
片付けられない、もっと前向きでポジティブに社会を【自由】と【良心】で満たそう
とするチャレンジであると私は感じます。

私の個人的体験で感動した事がありました。NYにはオペラやクラシックや演劇など
芸術がとっても身近です。何故なら、チケットが当日でも安く購入できるからです。
日本では数ヶ月もから予約しなくては購入できませんし、数万円もする驚くべき
状況です。

そのためには1時間位早めに行って列に並べば(それもまた楽しいひと時です)
ドネーション【寄附】と言う形で、当日観られずキャンセルされた年間指定席が
実際の値段よりはるかに安い20ドル~40ドルで一般に販売されるのです。

その瞬間はエキサイティングです。チケット売り場の窓口に年間指定席を所有する
恐らく大富豪や有名人側からの電話がかかって来ます。電話がかかってくるたびに、
受付窓口の担当者が窓口に並ぶ最前列の人に聞きます。

「今ドネーションで、~席だけ空きました。場所は~で、値段は~です。どうしますか?」

最前列の人が希望に合わなければ、次に並ぶ人が選択できるのです。そうやって、
自分の順番が回ってくるまで、みんなは、次はどんな席がキャンセルされるのかを
楽しみにしながら期待してわくわくしながら待つのです。

そして、誰かが特等席を手に入れたときには、列に並んでいる皆が祝福するのです。
まるで一億円の宝くじにでも当たったかのように、自分のことのように一緒に喜んで
拍手してくれます。

ところで一時間も前から列に並ぶほとんどの人たちは年間指定席を手に入れることは
出来ませんが皆の表情はさっぱりしています。その素晴らしいチャンスはいつでも
誰にでも平等に選択できる【自由】であり、年間指定席の所有者の【良心】に従って
見知らぬ皆に喜んで提供してくれるという暖かい心意気にNY市民は満足しているのです。

私自身もNYフィルのコンサートを通常ならば観る事のできないような年間指定席の
特等席で観ることが出来ました。私の席には個人名が印字されていましたが、彼と
私とは縁もゆかりもない、恐らく生涯一度も出会う事は無いかもしれませんね。
しかし、私はその見知らぬ人が選択した【自由】と【良心】で恩恵を得ることが
できたのです。

空席を喜びで満たすことが出来るならば、私も彼も主催者も劇場も演奏者までも
皆がハッピーなのです。可能性を最大発揮させるチャレンジであると思いませんか?

このアメリカの善良な習慣こそが健全な民主的経済基盤を形成させるのに大いに貢献
していると私は思います。

●経済の背後に政治あり、政治の背後に社会あり、社会の背後に道徳あり
 道徳の背後に宗教あり。
 宗教は初めにして、経済は終りなり。宗教の結果はついに経済においてあらわる
 (内村鑑三

私は以前、緑の党のリーダーでもあるラルフ・ネーダーの活動を日本に普及伝道して
民主主義的な市民意識への改革を目指している野村かつ子さんから教えられたことが
あります。

市民には企業経済を監視する責任と義務があって、そのために大企業の株主となって
企業の【良心】を発揮させたり、ベンチャーや優良企業を資金援助して育成させること
市民意識としては当然のことであると説明してくれました。

ご存知かもしれませんが、特に大企業にはキリスト教系投資グループが大株主となって
企業の倫理をチェックすることで、環境問題対策や消費者保護に企業を導く事に成功し
ているそうです。慈善団体や教会への寄附だけでなく、社会への資金的貢献をする事も
また重要な教会活動であるところがアメリカらしく実践的で面白いとは思いませんか?

市民は株主としてだけでなく、生活者や消費者として不買運動やボイコットにも積極的
です。これらは権利を行使しているのではなく、社会を担う市民としての当然な責務で
あり、社会を改善させるには企業当事者や政治家や行政・司法に一方的に頼り任せきり
では実現しないことを彼等は良く理解しているからだと思います。

自分自身が善や正しいものを選択できる【自由】と【良心】を守るためには、自らが
立ち上がるという【自主独立】の行動といえるでしょう。

●私たち一人びとりは、隣り人の徳を高めるために、その益を図って彼らを喜ばす
 べきである(ロマ書15-2)

社会の【善意・良心・可能性】を強く信じているからこそ、市民一人一人は自らの決断で
立ち上がり結集して行動できるのだと思います。ニューヨークのマンハッタンはほとんど
毎週土日には何かしらの市民デモやチャリティのための行進が大通りで行われていました。

有名な成功談は石油メジャーのエクソンがアラスカ沖でタンカー原油流出事故を起こした
時に迅速に対応させたことだそうです。株主となっていた市民組織が圧力をかけたことで
経営陣はボイコット運動を恐れてもあっての事でしょうが、アラスカ沖の汚染は広がらず
に改善できたそうです。

私たちが日本のマスコミや経済評論家や有識者から教えられているいるのは、個人の貯金
よりも個人の株投資の方が儲かるとか、景気対策につながるとか一面的な評価しかされて
いないことは誠に残念です。

企業側にしても銀行から融資を受けていれば、銀行の言いなりにしかならないでしょう。
市民や消費者や顧客への説明責任を怠り、株主総会も形骸化してしまえば、企業倫理も
社会的な【良心】も発揮されなくなるのは当たり前かもしれませんね。

もし、銀行融資よりも株主融資に依存しているのであれば、雪印の事故などは起こらな
かったのではないかと私は思うのです。あまりに企業倫理を怠るなら信頼を失い生活者や
一般株主からボイコットされたり、個人株主訴訟などで経営者は莫大な損害を要求されて
企業存続は不可能である事をよく理解できるからです。

確かに、個人株主訴訟では行き過ぎた弊害もあるかもしれませんが、それでも経済社会が
健全であるためには、アメリカ的な構造の方が革新的でチャレンジに富んでいて面白いと
私は思います。皆さんは如何でしょうか?

裁判における陪審員制度もまた、【キリスト精神】の民主主義に根ざしていると私は思う
のです。例えば日本の裁判制度である【三審制】は真実を追究するためにあると聞きます。
従って、地方、高等、最高裁と3回も念入りに審判します。

一方で米国的陪審員制度は基本的に一度だけです。そして真実追求よりもプロセスを重視
するとも言えるでしょう。もし、法廷で真実を完全に暴けなくても、本人の心に存在する
【良心:裁判官】が自らで生涯彼を裁く事を知っているからです。さらに悔い改めねば
神が裁くのです。そこにはまさに逃れることの出来ない厳格な【三審制】が充分に
機能しているではありませんか。

裁判の法廷にも誰でもが参加できる【自由】と一般市民の【良心】を発揮させなくては
【民主主義】は機能しないのと考えられる背景には、個人の【良心:裁判官】と最後は
【神の裁き】に委ねるという確信があるからこそ実現しているのではないでしょうか。

●自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい
 復讐するは我(神)にあり(ロマ書12-19)
●あらゆる恐怖は同時に、我々の内部に何か正しくないものがあるという証拠だ(ヒルティ)

現在、日本ではNPO活動や寄附行為を税制優遇させようとか、司法制度改革として、
民間人による審判を加える【参審制度】を導入しようとか検討しているようです。

しかし、アメリカのごとく【キリスト精神】の神の存在がある民主主義的制度と、
神の不在である日本的民主主義制度では、結果に違いが出るのではないでしょうか。
先ずは信仰的精神がなくては、欧米のような民主主義制度を導入しようとしても、
困難であると私は考えます。

●あなた方が召されたのは、実に、自由を得るためである。ただ、その自由を
 肉のはたらく機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい(ガラテヤ5-13)
●まず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのもの(衣食住)は
 すべて添えて与えられるであろう(マタイ伝6-33)
神の国は言葉でなく力である(コリント前書4-20)
神の国は飲食にあらず、義と和と聖霊による歓楽(ヨロコビ)にあり
 (ロマ書14-17)

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
God bless you!

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