■<福音の宣伝>(内村鑑三)
われら、世を救わんことを意(オモ)うべからず。
福音を宣伝せんことを努むべし。
福音あるいはわれらが意うごとくに世を救わざるべし。
世あるいはその頑冥(ガンメイ)のゆえをもって、
福音に接してかえってその滅亡を早めることあるべし。
されどもわれらは福音を宣伝して怠るべからず。
われらは福音そのものに注目して、世の盛衰興亡に意を留むべからず。
われらは神を信じ、神の福音を信じ、
ひたすらに神の聖旨の世に成らんことを祈るべし。
天の地よりも高きがごとく、神の知恵は人の知恵よりも深し。
われらの見てもって滅亡となすものは、かえって大なる救済なるやも計られず。
われらは世を福音にゆだねて可なり。
神はその手のわざを打ち捨てたまわざるべし(ヨブ記10-3)
★★★
●つねに行為の動機のみを重んじて、帰着する結果を思うな。
報酬への期待を行為のバネとする人々の一人になるな(ベートーヴェン)
●私たちのつとめは成功ではない。失敗にも負けずさらに進むことである(スチーブンソン)
私たちの心の中で【神の愛の力=隣人愛】に光り輝き【大希望:聖望!聖願!聖欲!】に満ち溢れた
<最愛の我が子・我が分身>である【ビジョン:理想・夢念・大志】もまた、【神の愛の力=隣人愛】と
【神の愛の奇蹟】を世に広める【福音の勢力】であることを体感できます!
●福音は政治にあらず、しかれども国家を潔む
福音は美術にあらず、しかれども美感を喚起す
福音は哲学にあらず、しかれども思惟を刺激す
福音は産業にあらず、しかれども富を増進す
福音はこの世のことにあらず、しかれども人をその中心において活かすゆえに
活動の全ての方面においてこの世を啓発す。
この世以外の福音こそ、この世を救う唯一の勢力なれ。
●福音は社会のためにあらずして、社会は福音のためなり
福音は顕れたる神の聖旨を実顕せんがために世を造り給いしなり。
福音は目的にして社会は手段なり(内村鑑三)
●<キリスト教の真意>(内村鑑三)
活動思索の全ての方面においてエホバの神を崇め奉る、
これキリスト教の真実となす。
-天体に神の栄光を探る
-地層に神の御手の工(ワザ)を求む
-詩歌に神の無限の愛をたたえる
-美術に神の美妙の理想を現わす
-農は神と共に神の地を耕すこと
-工は神と共に造化の上に、さらに造化を加えること
-商は神と共に神の物産を広く四方に分かつこと
●世に惨事多きや、福音を説くべし
世に罪悪多きや、福音を説くべし
国家を救わんと欲するや、福音を説くべし
社会を改良せんと欲するや、福音を説くべし
福音は世を救うための神の能(チカラ)なり(内村鑑三)
【ビジョン:理想・夢念・大志】を<人生の旗印>に活きる<我が道:大義・人生目的・存在意義>は、
単に<成功・勝利>することが<最終目的>ではなく、<不可能」希望>が<可能:確信>に至るまで、
<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】で勇進し続ける事です!
●努力の歩みをとどめ、挑戦をとどめてしまうことは、なんとつまらないことか!
わが人生を磨きもせずに錆びつかせ、戦いもせずに光を失ってしまうことは、
なんとつまらないことか!(テニソン)
●一事必ず成さんと思わば、他の事を破るるもいたむべからず、人の嘲りをも恥ずべからず。
万事にかえずしては、一大事は成るべからず(吉田兼好)
●自分らしく生きよ!そして勇気を持て!きみは、勇敢に、見事に、未来への第一歩を踏み出したのだ
(ユーゴ)
●止まることなく、前へと進まねばならない。
決して、労苦に負け、沈黙して止まってはならない。
君が、完成へと到達したいならば(シラー)
●『自分には、これはできない』という言い方は誤りである。
『今までは、これが出来なかった』と言うべきである。
この現在の一瞬、私がやりたいと思うことは全部できるのだということを、
私はまぎれもなく知っている(トルストイ)
【神の愛=主イエス】が託された【福音の勢力】【ビジョン:理想・夢念・大志】を<人生の旗印>に
たった独りでも決起して【礼拝:★讃美★祈求★感謝】を<最高!最善!最美!>の<武器>にして
【ミッション:使命・天職】に志願する【愛と自由の戦士:神の僕・忠義の愛子・光の子】となって、
世界を舞台に<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱血・気迫】の心意気で
皆さんが活躍される事を心より応援しています!
●<わが唯一の武器>(内村鑑三)
「万軍のエホバ宣べ給う、権勢によらず、能力によらず、我が霊によるなり(セカリヤ書4-6)」と。
政権によらず、武力によらず、ただ神の霊による。
教会によらず、神学によらず、ただ神の聖霊による。
我が武器はただこれのみ。
我はこれによりて己に勝ち、世に勝ち、ついに死に勝たんと欲す。
●<単独の歓喜>(内村鑑三)
ひとり足りてひとり喜び、ひとり喜びて到るところに歓喜の香を放つ、星のごとく、花のごとく、
識認を要せず、奨励を要せず、ひとり輝いてひとり香(カグ)わし。
詩人ホイットマンいわく、
われはわがあるままに存在す、それにて足る、
もし世に何人のわれを認むるなきもわれは満足してひとり座す、
もし衆人と各人とがわれを認むるともわれは満足してひとり座すと。
しかしてキリストにありてわれもまたかくありうるを感謝す。
●人は一人もこれを信ぜざるも、我が福音は真理なり。
人はことごとくこれを棄却するも、我が福音は真理なり。
人はこぞってそのために我を排斥するも、我が福音は真理なり。
我が福音は人の福音にあらず、神の福音なり。
ゆえに我れは神に拠(ヨ)り、独り終わりまでこれを保持せんと欲す(内村鑑三)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!