■<一日一生:7月3日>(内村鑑三)
●声が聞える、「呼ばわれ」。わたしは言った、「なんと呼ばわりましょうか」。
「人はみな草だ。その麗しさは、すべて野の花のようだ。
主の息がその上に吹けば、草は枯れ、花はしぼむ。
たしかに人は草だ。草は枯れ、花はしぼむ。
しかし、われわれの神の言葉はとこしえに変ることはない」(イザヤ書40-6‐8)
人をして衆人の誹毀(ヒキ)に対し、
自己の尊厳と独立とを維持せしむるにおいて、
無比の力を有するものは聖書なり。
聖書は孤独者の楯、弱者の城壁、誤解人物の休息所(ヤスミドコロ)なり。
これによりてのみ、
余は法王にも、大監督にも、神学博士にも、牧師にも、宣教師にも抗することをうるなり。
余は聖書を捨てざるべし。
他の人は彼らに抗せんために聖書を捨て、聖書を攻撃せり。
余は余の弱きを知れば、聖書なる鉄壁のうしろに隠れ、
余を無神論者と呼ぶもの、
余をおおかみと称するものと戦わんのみ。
なんぞこの堅城を彼らにゆずり、
野外、防禦なきの地に立ちて、
彼らの無情、浅薄、狭量、固執の矢にこの身をさらすべけんや。
★★★
【神の愛=主イエス】を体現している【御言葉】と【神の愛の力=隣人愛】に満ち溢れる【聖書】は、
単なる書物を超えた存在です!
【聖書】は日々成長し続ける活きた<人格的存在>であることを体感できます!
【聖書】は<相思相愛の関係><いつも一緒!>で<最高!最善!最美!>の【人生の伴侶】となって、
共に喜び共に悲しんでくれる【真の友】で、【ビジョン:理想・夢念・大志】の【同労者・同志】です!
●これまでに書かれた事がらは、すべて私たちを教え導くためのものである。
それは聖書の与える忍耐と慰めとによって、望みを抱かせるためである。
どうか、忍耐と励ましと慰めの源である神が、あなた方に、
キリスト・イエスにならって互いに同じ思いを抱かせ、 心を一つにし、声を合わせて、
私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえあがめさせて下さるように
(ロマ書15-4~6)
●聖書には、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてある。
ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、同じ主が、すべての人の主であり、
御自分(主)を呼び求めるすべての人を豊かに恵み深くあられる。
なぜなら、「主の御名を呼び求める者は、すべて救われる」とあるからである
(ロマ書10-11~13)
●聖書は全て神の霊感を受け導かれ書かれたものであり、人に教え、戒め、正しくし、
義に導くのに有益である(テモテ後書3-16)
●何という書であるか。世界だけそれだけ広く、かつ大きく、造化の根底に根ざし、
青空の密室にまでそびゆ。日の出と日の入りと、約束と成就と、生と死と、
人類の全てのこの書の中にあり(ハイネ:内村鑑三訳)
★【有名人の聖書観】
●私の生涯に最も深い影響を与えた書物は聖書である(ガンジー)
●私が獄につながれ、ただ一冊の本を持ち込むことを許されるとしたら、私は聖書を選ぶ(ゲーテ)
●聖書は、神が人間に賜った最も素晴らしい賜物である。人間にとって望ましいものは
全て聖書に含まれている(リンカーン)
●聖書の存在は、人間がかつて経験したうちで最も大きい恵みである(カント)
●聖書を教えない単なる教育は、無責任な人に鉄砲を渡すようなものである
(T.ルーズベルト)
●いかなる世界の歴史におけるよりも、聖書の中には、より確かな真理が存在する
(ニュートン)
●聖書は単なる書物ではない。それに反対する全てのものを征服する力をもつ生き物である(ナポレオン)
●聖書は古いものでもなければ、新しいものでもない。聖書は永遠のものである(ルター)
●聖書はかつてこの世に存在した、あるいは存在するであろう書物の中で最高のものである
(ディケンズ)
●私は95人の現代の世界的偉人を知っているが、そのうちの87名は聖書を奉ずる者である
(グラッドストーン)
<いつも一緒!>の【聖書】と<心を一つ思いを一つ>にして心に抱く<最愛の我が子・我が分身>の
【ビジョン:理想・夢念・大志】を<人生の旗印>に高く掲げて【礼拝:★讃美★祈求★感謝】で活きる
【福音の勢力】となって活躍される事を心より応援しています!
●<福音の勢力>(内村鑑三)
福音は政治にあらず、しかれども国家を潔む
福音は美術にあらず、しかれども美感を喚起す
福音は哲学にあらず、しかれども思惟を刺激す
福音は産業にあらず、しかれども富を増進す
福音はこの世のことにあらず、しかれども人をその中心において
活かすゆえに活動の全ての方面においてこの世を啓発す。
この世以外の福音こそ、この世を救う唯一の勢力なれ。
●福音は社会のためにあらずして、社会は福音のためなり
福音は顕れたる神の聖旨を実顕せんがために世を造り給いしなり。
福音は目的にして社会は手段なり(内村鑑三)
●<キリスト教の真意>(内村鑑三)
活動思索の全ての方面においてエホバの神を崇め奉る、
これキリスト教の真実となす。
-天体に神の栄光を探る
-地層に神の御手の工(ワザ)を求む
-詩歌に神の無限の愛をたたえる
-美術に神の美妙の理想を現わす
-農は神と共に神の地を耕すこと
-工は神と共に造化の上に、さらに造化を加えること
-商は神と共に神の物産を広く四方に分かつこと
●世に惨事多きや、福音を説くべし
世に罪悪多きや、福音を説くべし
国家を救わんと欲するや、福音を説くべし
社会を改良せんと欲するや、福音を説くべし
福音は世を救うための神の能(チカラ)なり(内村鑑三)
●人は一人もこれを信ぜざるも、我が福音は真理なり。
人はことごとくこれを棄却するも、我が福音は真理なり。
人はこぞってそのために我を排斥するも、我が福音は真理なり。
我が福音は人の福音にあらず、神の福音なり。
ゆえに我れは神に拠(ヨ)り、独り終わりまでこれを保持せんと欲す(内村鑑三)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!