◇◇【自主独立】に導く【福音:イエスの生涯と教え】◇◇【2001年12月14日に作成した<第200回>より】
●【単独の我】
我に糧あり、聖書にあり。我に力あり、祈祷にあり(内村鑑三)
●キリストによりてのみ真正の自由と独立とあり。そは彼は霊魂の
自由を与える者なればなり(内村鑑三)
●独立を説くなかれ、キリストを説くべし(内村鑑三)
神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。
【福音:イエスの生涯と教え】は私たちを自然といつのまにか【自主独立】に
導いてくれる存在です。【福音】が導く【自主独立】とは必ずしも経済・社会的に
自立していることではなく、自己の【タレント:個性・才能・可能性】を最大発揮
させることだといえます。そして、各自が心に描く【ビジョン:夢・理想・志】の
実現を目指してチャレンジすることが、神が定める【使命・天職】であると理解し
確信できることではないでしょうか。
●独立とは必ずしも他の援助を断つということではなく、自己の有する全ての
実力を活用することをいう(内村鑑三)
●神に使役せられんための自由なり。神に面と面を合わせて談(カタ)らんための
独立なり(内村鑑三)
そして、私たち各自が神の定める【使命・天職】にあるとしたら、その実践もまた
様々な形で隣人・社会の【魂:善意・良心】を感動させ【自主独立】を目指すよう
慰め励まして勇気と希望を与えることではないでしょうか。
明治初期にわずか半年足らずの間だけ北海道で教鞭を取った有名なクラーク先生は
当時の日本政府から教師の依頼を受けた時に【聖書・福音】の伝道を認めることを
絶対条件としたそうです。最後まで抵抗した政府側もクラーク先生の信念に屈して
許可したそうです。
そのおかげで【自主独立精神】の種は日本の地にまかれて政治・経済・教育・文化など
様々な分野で活躍した皆さんもご存知の多くの偉大な人物を輩出できたのだと思います。
驚くべきは各自が【キリスト精神:イエスの生涯と教え】を受け入れても進むべき道が
それぞれ全く異なる分野であるということです。
●青年よ大志を抱け!(クラーク)
【キリスト精神】はたった自分独りからでも個人として先ず何ができるかを考えます。
たとえ世間を敵に回しても、無理解や迫害差別を受けようとも、信じる道を突進したく
なる勇気と希望を与えてくれる【ダイナミック・パワー】の魅力があるからです。
●実践的にいえば、人生の主要事は常に自分の義務を行い、これに反する心の傾向や
異論をあまり気にすまいと断固たる決意を抱くことである(ヒルティ)
●キリスト教は世をあきらめずして、世に勝たしむるものなり(内村鑑三)
●党を組んで強きを感ずる者は世の人なり。人を離れて力を得る者は神の人なり
(内村鑑三)
【キリスト精神】の勝利とは必ずしも世間的成功の【この世の富・権威・名声】では
ありません。それは主イエス自身が十字架で示されたように一度は敗北して復活する
ようなチャレンジであるからです。
●神の声は世論に反対す(内村鑑三)
●戦いに勝って勝つのではなく、真理に従って勝つのである。戦いに負けて負けるの
ではなく、真理にそむいて負けるのである(内村鑑三)
●正義は敗けて興り、不義は勝ちて滅ぶ(内村鑑三)
●人の計画は成りて敗れ、神の計画は敗れて成る(内村鑑三)
つまり、【ナンバー・ワン】を目指すのでなく、自分でなければ他の誰もできない事に
チャレンジする【オンリー・ワン】を目指すことではないでしょうか。
●神の側に立とうと決心するが良い。次にはあなたの力と個性に合わせてあなたに
個人的に下される神の命令に従え(ヒルティ)
●あなたにゆだねられている尊いものを私たちの内に宿っている聖霊によって
守りなさい(テモテ後書1‐14)
●あなたに委ねられていることを守りなさい。そして俗悪な無駄話と偽りの「知識」
による反対論を避けなさい(テモテ前書6‐20)
三重苦のヘレン・ケラーを闇の世界から光の世界に導いてくれたサリバン先生もまた
その代表者ではないでしょうか。サリバン先生自身も目が不自由であり施設で暮らし
世間的には教師として成功者ではありませんでした。
しかし、ヘレン・ケラーの家庭教師になれる人はサリバン先生以外の誰もいなかった
のです。サリバン先生が【福音・聖書】を通じてヘレンに【自主独立精神】を育成し
てくれたおかげで、世界中の人々に勇気と希望をもたらし、戦後日本の障害者福祉へ
大いなる貢献をもたらしてくれたことは周知の事実です。
ヘレン・ケラーの偉業だけでなく、ヘレンというたった独りの教え子のために生涯を
捧げてくれたサリバン先生の偉業もまた私たちに勇気と希望を与えてくれます。
私たちは必ずしも世間的に目に見えるような成果や実績を残さずとも、ただ自分が
望み描く【ビジョン:夢・理想・志】を大切にして実現を信じてあきらめずに常に
前進し続ければ、やがて【オンリー・ワン】としての道が開けることを証明して
いるからです。
●我々は神の命じ給う道を歩いていれば日々その務めと力とが、おのずから与えられる。
特にそれを得ようと思いわずらうことはいらない。ただそれを受け入れて実行すれば
良い(ヒルティ)
●いつでもどこでも愛をもって真理の味方をすること、これがまことに我々の日々の
活動的生活の課題である(ヒルティ)
●キリスト教は決して不断の幸福を約束しない。しかし、世に勝つ平和を約束している
(ヒルティ)
パウロが信頼し愛したギリシャ人の医者であるルカは「福音書」の一つと「使徒行伝」の
作者だといわれています。「ルカ福音書(ルカ伝)」と「使徒行伝」はローマの役人である
テオピロたった独りに向けての書簡として記されています。
つまり、【ルカ伝・使徒行伝】の示すことは、2000年以上の歴史を超えて人類全体を
救済できる大事業の【福音伝道】であっても、最初はたった独りの名も無き独りの隣人から
救済することから着手すべきであることだと私は理解します。どんな大事業でも目前の義務
を果たすことで、いつのまにか大いなる成果が生まれていることを示していると思います。
●どんな大きな仕事であっても、それを細かに分けて、いつも手近なものだけを眼中に置く
ならば、それは小さな仕事をするのと同じになる(ヒルティ)
●大事業の端緒はまず目前の義務を果たすことなり(内村鑑三)
僭越ながら、1年前に着手した私のこの「メルマガ」にしても最初の8号まで読者はおらず
9号目にして勇気と心ある1名の読者が登場され100号までは20名足らずの読者でした
が、1年後の現在では470名もの心温かき皆様と交流できて心から感謝と喜びで一杯です。
私にとっては【神の支え】があったからこそ、こんな私でも今日を迎えることができました。
●一切の仕事が神をはなれては困難であり、神とともにあれば一切が可能である(ヒルティ)
皆さんが最後まであきらめない【ネバー・ギブ・アップ】の精神で【自主独立】を目指して
チャレンジされることを心より応援します。
ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)
皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。
ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた
約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html)
もし、皆さんの中で、過去のメルマガにも興味があるならば、まとめてメイル送信しますので御気軽に御連絡ください!
★ウェブを参照ください!http://www.geocities.jp/cforum2000/
★★★皆さんの【ビジョン】【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
あなたの【ビジョン:理想・夢・志】・【願い事】を御気軽に御連絡下さい!
<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる(マタイ伝18-19~20)
皆さんからの御連絡お待ちしています!