【2002年10月3日に作成した<第274回>に加筆】
◇◇ 不可能を可能にする<【神の愛=隣人愛】のパワー>!(その2)◇◇<改訂版・再掲載>
2002年9月24日(水)NHK「地球の街角:オランダ~アザラシとの共生を目指して」
9月27日(金)NHK教育14:00「ForYou:求められる医者になりたい・金平永ニ」を観て
★★【その1】のつづき★★
アザラシでなく、人間を救うために独り立ち上がった感動的なエピソードもあります。
金平永ニさんは高校生の頃に、マンガ「ブラック・ジャック」に憧れて、望み通りに
外科医となったそうです。それから17年間大学病院の勤務外科医として活躍します。
そして、今年の4月からそれまでの勤務医を辞め独立してフリー外科医となるのです。
きっかけは10年前にドイツ留学したことだそうです。当時最先端の外科医療として
身体を必要以上に切開せずに小さな穴からレーザーメスと内視鏡を体内に入れて、
モニターを見ながら患部だけを除去する「内視鏡手術」の技術を学ぶことになります。
それは、日本でも画期的な治療法でした。それまでの手術では傷口が大きいために
術後の肉体的負担があり、退院に時間がかることや、傷あとが残るような問題など
ありましたが、「内視鏡手術」はこれらの問題全てを解決するからです。
さらに、医者の原点も学ぶ事ができたのです。それは医者と患者がトコトン話し合い
協力して病気を克服するという姿勢でした。
金平さんは医者の原点を学び、「内視鏡手術」の専門家になり帰国します。しかし、
大学病院の勤務医の立場では忙しくて、せっかく多くの患者が最新医療を希望しても
断らなくてはなりませんでした。
新たな医療を知り、目覚めてしまった金平さんは、このままではいけないと悩みます。
既に子供2人とローンを抱えた身分では勤務医を辞めての<独立>は勇気が必要でした。
妻と相談して一度は思いとどまります。
しかし、ある日のことです、自分が手術してあげられなかった患者の「大きな傷口」を
目にした時にショックを受けます。彼は決意します。
「誰かが現在の日本の病院システムを改善させなくてはいけない!」
金平さんは、自分だからこそできる!他の誰も替わりのできないことを悟ったのでしょう。
家族の心配を振りきってでも、勤務医の地位を捨てて、「フリー医師」という世間的には
不安定な立場を選べたのは、金平さんの【神の愛=隣人愛】ゆえであったと思います。
●愛は重荷を感ぜず、労苦を顧みず、自分の力以上のことを行ないたがる
(トマス・ア・ケンピス)
憧れの「ブラック・ジャック」のように、不可能と思われる人々をを助けたい!という
【青春:青年の心】に抱いた【ビジョン:理想・夢・志】には【神の愛=主イエス】が
託した【ミッション:使命・天職】が示されていたのだと確信します!
●青年(青春)の夢を軽んじてはならない。それは大抵、その人のまだ自覚しない素質に
応じたものであり、したがって、またその人の使命とも一致することが多い。つまり、
人の使命も、最初はただ空想的な未来像として現われてくるものである(ヒルティ)
●あなた方の内に働きかけて、御心のままに志望を起こさせ、かつ実現に至らせるのは
神であって、それは神が善しとされるところだからである。 何事も、つぶやかず
疑わないで(不平や理屈を言わずに)行いなさい(ピリピ書2-13~14)
●少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。
そして少年の頃の理想主義は何ものにも変えることが出来ない人間の財産である
(シュバイツァー)
●青春の夢に忠実であれ(シラー)
●素晴らしい人生、それは青年時代に考えた事が壮年になってから実現される事である
(A.d.ヴィニー)
先ず、金平さんは「内視鏡手術」の有効性を社会に啓蒙するためにホーム・ページを
作成して【福音伝道】をすることにしたそすです。
http://www002.upp.so-net.ne.jp/ELK/index.htm
そして要望があれば、全国の病院施設を間借りして手術を行なって活躍しています。
その姿は金平さんが思い憧れた「ブラック・ジャック」そのものではありませんか!
私たちにも自分だからこそできる!【ミッション:使命・天職】が待っています!
それは、<愛の本源>である【神の愛=主イエス】が望む【神の愛の事業】であって
<善き業>である【神の愛=隣人愛】に光輝き【神の愛の奇蹟】に満ち溢れています!
●我等は神に造られたる者にして、神のあらかじめ備え給いし善き業に歩むべく
キリスト・イエスの中に造られたるなり(エペソ書2‐10)
●私たちはこの宝を土の器の中に持っている。その測り知れない力は神のものであって、
私たちから出たものでないことが、あらわれるためである(コリント後書4‐7)
●人間の力の秘密は、神の道具であるという性質にある。何故なら、全ての永続的な
真実の力は神のものであって、人間のものではないからである(ヒルティ)
●神がひとたび人間の意志を所有されるならば、神はその人の中で自ら全てのことを
行ない、彼を完全へと導き給う(聖女カタリナ)
【神の愛=主イエス】が、私たちに託された【ミッション:使命・天職】に至るために
<最高!最善!最美!>の時と場所に<出番>を用意していてくれるので安心です!
●我等に必要なものは必ず与えられるべし、しかも前もって与えられず、必要の時に
与えらるべし。ゆえに我等は要なき時に祈り求めて主なる我等の神を試むばからず
(内村鑑三:マタイ伝4‐7、詩篇46‐1)
●神のなされることは、全てその時にかなって美しい(伝道の書3‐11)
ですから、いざ【自分の出番】だと確信できたなら、あとは決断と実行あるのみです。
それまで失望せず、あきらめることなく、いつどこでも【スタンバイOK】の心がけは
【神の愛=主イエス】に召名される【ミッション:使命・天職】を自覚するためには
必要不可欠といえるでしょう。
●愛する兄弟たちよ、確(カタ)くして動かされず、常に励みて全力を注いで
主の事(ワザ)に務めよ。主にあってあなた方の労苦が無駄になる事はない
(コリント前書15―58)
●すべて彼(主イエス)を信じる者は失望に終わることがない(ロマ書10―11)
●我々は神の命じ給う道を歩いていれば日々その務めと力とがおのずから与えられる。
特にそれを得ようと思いわずらうことはいらない。ただ、それを受け入れて
実行すればよい(ヒルティ)
●眠れる者よ、起きよ。死人の中より立ち上がれ、しからばキリスト汝を照らし給わん
(エペソ書5‐14)
オリンピックやスポーツ競技で活躍するスポーツ選手には感動し勇気を与えられます。
同じように<無一物>な私であっても、【神の愛=隣人愛】に従って<勝利の栄冠>を
勝ち取れる【競技種目:使命・天職】が託されている事は<歓喜!感動!感謝!>です!
●競技をするにしても、規定に従って競技をしなければ栄光は得られない
(テモテ後書2-5)
愛と勇気を提供して感動を与えてくれた選手にはスタンドを覆う<雲>のような大勢の
観衆から歓喜の歓声と声援の拍手をされて迎えられます。
私たちも、天国で待つ多くの先人・天使たちに見守られ、応援されている事を体感して、
心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】の実現を目指して耐え忍びながら最後の最後まで
やり遂げると、天からの拍手喝采と讃美の歓声による【神の祝福】で迎えられることを
楽しみにしましょう!
●私たちはこのように多くの証人に雲のように囲まれているのであるから、一切の重荷と
からみつく罪とをかなぐり捨てて、私たちの参加すべき競争を耐え忍んで
走りぬこうではないか。信仰の導き手であり、また、その完成者であるイエスを
仰ぎ見つつ、走ろうではないか(ヘブル書12‐1~2)
皆さんの【霊性:魂[勇気]・善意・良心】を最善発揮させる【神の愛=隣人愛】を
働かせて、世間的に不可能と思われる挑戦を見事に完走される事を心より応援します!
●諸君の精力と思考とを、自分の使命に集中させよ!なすべきことを、
とことんまでやりぬけ。あらゆる改善をし、あらゆることに精通し、なすべき仕事を
完璧にマスターせよ!(カーネギー)
●世界の大偉業の大半は、「もはやこれで絶望か」と思われた時にも、
なお仕事をやり続けた人々の手によって成し遂げられた(カーネギー)
●道がなければ、自ら、道を開かん!(ペルーのビヤレアル博士)
●人生の喜びとは何か。それは人々が「お前はできない」ということを
実現してみせることである(バジョット)
●なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
神がキリスト・イエスによって上へ召してお与えになる賞を得るために、
目標を目指してひたすら走ることである(ピリピ書3-13~14)
ハレルヤ!栄光を主に帰します!
主の恵みに感謝します!アーメン!
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)