◇◇【完全なる職業:使命・天職】に導く【神の愛=主イエス】!◇◇<改訂版・再掲載>
【2000年11月27日に作成した<第23回>に加筆】
2000年11月26日(日)NHKアーカイブズ「ある人生~白いりんご」を観て
【神の愛=主イエス】に大事にされ大切なる皆さん、こんにちは!ご愛読に感謝します!
NHKの過去のドキュメント番組と現在の状況を紹介する番組を観て感動しました。
その人とは76歳の現在(2000年)でも【使命・天職】に生きる青森の農村医です。
主人公の渡辺忍さんは福島の農家の生まれですが、小学校6年生の頃に母親を
農薬被害である石灰中毒で亡くします。その時に医者になることを決意します。
彼は大学卒業後すぐ叔父の個人病院に従事し、診断初日に3人の農薬中毒患者が
運ばれて来て、その日の内に死亡するという厳しい現実に立ち会う経験をしました。
その2年後の1954年には、青森のりんご栽培の農村で開業します。
彼の人生計画では、この青森を去り、いずれは叔父の病院を引き継ぐ予定でした。
しかし、それから現在に至る40年以上の間、【この世の勢力:富・権威・名声】とは
かけ離れた青森の農村で生涯をかけて<農薬被害の対策>を研究し続けているのです。
渡辺医師も【神の愛=隣人愛】に従った【愛と自由の戦士:神の僕・神の愛子】です!
●神がひとたび人間の意志を所有されるならば、神はその人の中でみずから
全てのことを行ない彼を完全へと導き給う(聖女カタリナ)
●われらの意志は、そを汝(神)にささげんがために、われらに与えられしものなり
(テニソン)
渡辺医師の計画は見事に敗れましたが【神の愛=主イエス】の【御心:意志と計画】は
渡辺医師を【ミッション:使命・天職】に<召命>することで完全勝利しました!
●人の計画は成りて敗れ、神の計画は敗れて成る(内村鑑三)
●一体に計画を立てるということは、何の役にも立たないことが多いものだ。
待つこと、そして神のさずけ給う機会に注意を怠らず与えられたその機会をすばやく、
すすんで十分の心構えをもってつかむ事、これが成功をおさめる道である(ヒルティ)
今回の番組は渡辺さんが医者になって18年後の1970年当時の<個人的挑戦>を
紹介した「ドキュメンタリー番組」の再放映でした。
当時の農薬散布はあまりにひどくて、赤いりんごが「白いりんご」になるほどです。
健康への危険を覚悟の上でも、あえて農薬散布を行う農家の言い分とは、消費者が
《形の良いりんご》を求めるからだという事でした。
彼は利益度外視で農民全員の毎月の健康診断と農薬の危険性の啓蒙に日夜努力します。
多い時には一日300人以上を検診したそうです。
1970年当時、彼は日本医学界で農薬中毒に対する応急治療方法(タンパク代謝)を
考案したたった独りの医者でした。
その考案のためには、東北大学時代に専門的に研究していた事が役立ったそうです。
渡辺医師がそれまで経験してきた一つ一つが【ミッション:使命・天職】に導かれる
ために用意されていた【神の愛の特訓:オーディション!リハーサル!】である事が
改めて理解できますね。
そして、私たちの人生でも、苦き辛き体験もまた【ミッション:使命・天職】のために
用意された<神助:祝福・恩恵>として受入れて楽しみに待ち望み耐え忍びましょう!
●ある人の生涯における最大の日とは、その人の歴史的使命、すなわち神がこの世で
彼を用いようとするその目的が明かにわかり、また、これまで彼が導かれてきた
すべての道がそこに通じているのを悟った日のことである(ヒルティ)
当時、彼のような農村の個人医ぐらいしか農薬被害を専門的に研究する者はいません。
彼は学会でも積極的に農村医の立場で研究発表と警鐘を鳴らしつづけます。
それまでの彼の18年にわたる個人的挑戦が一つの実を結ぶのはテレビ放映されてから
2年後だそうです。ついに危険農薬の使用が正式に禁止されたのです。
彼は現在(2000年)もなお76歳の現役で戦いつづけています。
渡辺医師の<戦い>とは、人権擁護の権力闘争・社会改良運動よりもずっと困難である
我々独り独りの心にある【エゴ】を自己抑制する<聖戦>といえるでしょう。
●怒りを遅くする者は勇士にまさる、自分の心を治める者は城を攻め取る者にまさる
(箴言16-32)
渡邊医師は番組内で熱く語っています。
「最も重要な事は農民自身が勉強して、自らの力で農薬使用を絶つことである!」
私たち生活者も<形の良い見た目の良いりんご>だけを求めない事にするべきでしょう。
現代社会はあらゆる分野で従来の合理主義、効率優先、結果重視の<経済的価値観>が
崩壊し始めています。
従来の常識では解決できない問題ばかりであり、【この世の勢力:富・権威・名声】に
無縁な立場こそ活躍できる<有名無力・無名有力>の<草莽の時代>の到来です!
現代社会の<最悪のピンチ>は、私たち個人にとっては<絶好のチャンス>です!
【この世の勢力:富・権威・名声】のおかげで豊かな生活ができるので感謝しますが、
<無位無冠・無一物>で世間的に<落ちこぼれ・アウトロー>の私が貢献できる事は、
【神の愛=隣人愛】で光輝く【ビジョン:理想・夢・志】を<旗印>に高く掲げる
《ノーブル(高気な品格)》を体得して【隣人・社会】に恩返しすることです!
●人は二人の主人に兼ね仕える事はできず、汝等神と富とに兼ね仕える事はできない
(マタイ伝6-24,ルカ伝16-13)
●ノーブル(noble)とは;
◆理想を抱懐してこれを実行せんとする勇気
◆世人が為し難しと信じることを、あえて為さんとする気品
◆平凡なること俗なることの反対にして、理想を信じ大胆にこれを事実ならしむる事
●【トマス・デビッドソンの名言・格言】
★汝の全力を尽くして汝自身の最高の理想に縋すがるべし。
富、地位、人望を称するが如き世俗の目的に迷わさるるなかれ。汝は汝自身たるべし。
★汝の真価は汝の品性に存す、汝の財産に存せず。
汝の品性は終いに汝の行動に現わるべし。
★汝の善行をして職業的たらしむるなかれ、これをして汝の品性の天真ありのままの
発動たらしめよ。ゆえに第一に品性を養うべし。
個人や社会を【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に回帰させる渡辺医師の挑戦のように
健全な<聖欲><聖望>の<熱き思い燃える心>で抱く【ビジョン:理想・夢・志】を
<旗印>に高く掲げる【愛と自由の戦士:神の僕・神の愛子】に<志願>することで
【神の愛=主イエス】と共に<聖戦>に参戦しましょう!
●最も善きものは善き意志である。ゆえにこの善き意志より出でしものが真の善である
(カント)
●<健全なる思念>(内村鑑三)
事業の困難を思うべからず、また我の弱きを思うべからず。
神の全能なるを思うべし、その恩恵の無限なるを念ずべし。
さらば、事業の困難は失せて我等は強き者とならん
●最善の労働者とは最も多くの仕事をする者でなくして、
最も貴重な動機をもって仕事をする者である(二宮尊徳:内村鑑三の言葉)
●あなた方はこの世に妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、
造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって神に喜ばれ、
かつ全きことであるか、わきまえなさい(ロマ書12‐2)
●軍隊と巡査と法律とをもって維持されている平和は実は平和ではない。
聖書は人をして、その利欲の念を絶たしめて、これに代わるに他を救わんと欲するの
【聖欲】をもってせしめて社会をその根底より改める (内村鑑三)
●心をつくして神を愛せよ、それからあなたの欲することを為すが良い(ヒルティ)
●キリスト信者たる栄誉の一つは、よわき取るに足らざるこの身をもって、
なおも大望を抱いて、その一部分を遂行しうるにあり(内村鑑三)
●人間を偉大にしたり卑小にしたりするのは、その人の志である(シラー)
●人生において、諸君には二つの道が拓かれている。
一つは理想へ、もう一つは死へと通じている(シラー)
<人間業>では無謀・絶対不可能・愚か・現実離れと思われても一切の心配御無用です!
【神の愛=主イエス】と共にあれば<圧倒的完全勝利>が約束されているからです!
●力を与え強めて下さるキリストに助けられて、私は、何事も成し遂げることができる
(ピリピ書4-13)
●神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて
万事を益となるようにして下さる、と私たちは知っている(ロマ書8‐28)
●あなたのしようとすることを主にゆだねよ、そうすれば、あなたの計画はゆるがない
(箴言16-3)
●あなたの神、主は、あなたのただ中におられる救いを施す勝利の勇士だ。
主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与え新しくされる。
主は高らかに歌って、あなたのことを喜び給う(ゼパニヤ書3-17)
●誰かに向かって「それは不可能だ」などと言ってはいけない。神はその不可能な事を
やってしまうほど無知な者をずっと待ち続けているのかもしれないのだから
(ジョン・ホームズ)
皆さんが混迷波乱の現代社会において、【神の愛=主イエス】に喜んでもらえるような、
そして自らも喜び誇れる【神の愛=隣人愛】と【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従い
健全な<聖欲><聖望>で心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】を<旗印>に高く掲げて
【神の愛=主イエス】と共に進軍する【完全な職業:使命・天職】に生きる道を発見して
【神の愛=隣人愛】の<圧倒的完全勝利!>を実現する事を心より応援しています!
●人生におけるミッション(使命)というものは作るものではなく発見するものである
(スティーブン・ コヴィー)
●人間の第一職分は自家の天職を探求するのが第一で、其天職をどこまでも遂行するのが
第二の本分であろう(徳富蘆花)
●完全なる職業とは他人を喜ばせて、我もまた喜ぶの職なり(内村鑑三)
●何事でも神の御心に適うことを私たちが願うなら、神は聞き入れてくださる。
これが神に対する私たちの確信である(ヨハネ第1書5-14)
●自分の決められた道を走りとおし、また、主イエスからいただいた、神の恵みの福音を
力強く証しするという任務を果たす事ができさえすれば、この命すら決して惜しいとは
思いません。<最も大切な事は、自分の使命、すなわち主イエスが私にお与えになった
働きを全うすることです>(使徒行伝20-24)
●誰が、キリストの愛から私たちを引き離すことができようか。患難か、苦悩か、迫害か、
飢えか、裸か、危難か、剣か。
「神様のためには、いつでも死ねる心がまえでいなければならない。
私たちは殺されるのを待つ羊のようだ(詩篇44-22)」 と書いてある通りである。
しかし、私たちは、私たちを(命を投げ出してまで)愛して下さったキリストによって、
これらすべてのことの中にあっても、輝かしい圧倒的な勝利者となるのです
(ロマ書8-35~37)
ハレルヤ!栄光を主に帰します!
主の恵みに感謝します!アーメン!
今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい!
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)