●<新しい国>(ヒルティ)
旅路は終り、この決行によって
暗い潮路に橋渡しされた。
霊の船にのって、わたしは無事に
新しい国まで運ばれた。
それはふしぎな国、別の星、
地上の楽園とも呼ばれよう。
きわめて近いが、きわめて遠く、
この国を知る者はすくない。
かつての地上生活の重荷は、
はるかかなたに置いてきた。
おのれを棄てるのが、ここでは「幸福」と呼ばれ、
生とは「神の栄光のための存在」と呼ばれる。
わが心よ、今やここがおまえの祖国なのか、
おまえはこれがわが国だとあえて言えるか、
これまでおまえを外に縛っていたものを棄てうるか、
はたして自由な空気に堪えられるか。
ああ、もはやこの地を離れてはならぬ。
ここでおまえは完全にいやされよう。
これまで光となって導いた聖なる者の
歩いた足跡がはっきり目の前に見える。
あさごとに新しい諦念による
あらたな勝利をよろこぶがよい。
いまや苦しい時はすぎ去った。
闇は消えさり、夜明けに向う。
★★★
私たちの内なる世界に<新しい国>【神の国】を築きたければ、【神の愛=主イエス】に信愛することで【神の愛=隣人愛】に目覚めて、心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】を<旗印>として建国することができます!ハレルヤ!
●先ず人間を改造せよ、そうすれば人間の環境はおのずから変化する(ヒルティ)
●誰でも新しく生まれ変わらなければ、神の国を見ることはできない(ヨハネ伝3‐3)
●独立を説くなかれ、キリストを説くべし(内村鑑三)
●小さな群れよ、恐れるな。あなたがたの父は喜んで神の国をくださる(ルカ伝12-32)
●神の国はあなた方の内(間)にある(ルカ伝17‐21)
⇔天国とはどこのことでもない、人が人を愛するところである(内村鑑三)
皆さんが【神の愛=主イエス】によって導かれて、心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】を<旗印>にした<新しい国>【神の国】を<内なる心>に建国して、【神の愛=御霊】に守られ育てられながら、世界中を光輝く【神の愛=隣人愛】で満ち溢れる【神の国】にする【最大事業】に献身する【愛と自由の戦士・神の僕】となって活躍されることを心より応援しています!
●全ての歴史は、その皮をむいてみると、結局霊的なことである!
外側には皮があっても、全てその中には神様の奇蹟がある(トインビー)
●主御自身が家を建てるのでなければ、建てる者の労苦はむなしい。
主御自身が町を守るのでなければ、守る者の見張りはむなしい。
あなた方が朝早く起きるのも、夜おそく休むのも、辛苦の糧を食べるのも、それは、むなしい。
主は主を愛する者には眠りを与えてくださり、眠っている間に、このように備えてくださる
(詩篇127-1~2)
●イエスは言われた。「神の国は、ある人が地に種を蒔くようなものである。
夜は寝て、朝は起き、そうこうしているうちに、種は芽を出して成長するが、
どうしてそうなるのか、その人は知らない。
地は人手によらず、おのずから実を結ばせるのであり、初めに芽、次に穂、
次に穂には豊かな実ができる(マルコ伝4-26~28)
●神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。
このようにしてキリストに仕える人は、神に喜ばれ、人々に信頼されます。
だから、平和や互いの徳を高め、霊的成長に役立つことを、追い求めようではありませんか
(ロマ書14-17~19)
●【最大事業】(内村鑑三)
国産を興すも事業なり、善政を布(シ)くも事業なり、教育を施すも事業なり、
大文学を産むも事業なり、しかれどもこの他になお一大事業存するあり、
イエスキリストを世に紹介するの事業これなり。イエスは食物なり、また飲料(ノミモノ)なり。
かれは心霊的天地なり、イエスもまた人生の必要物なり。
人はかれによらずして父に来るあたわざるなり。伝道は真面目なるかつ確実なる事業なり、
しかり、橋を架するよりも、運河を鑿(ウガ)つよりも、難かつ有益なる事業なり。
●【平和の長短】(内村鑑三)
武力をもって来せし平和は瞬間的平和のみ、
政治をもって来せし平和は暫時的平和のみ、
しかしてキリストの福音をもって来せし平和のみ永久的平和なり。
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!