【2002年8月1日に作成した<第265回>に加筆】
◇◇<個人の想念>が世界を変える時代到来!(その1)◇◇
●大いなる事業が完成されるためには一つの精神があれば足りる。
千の手を動かすために(ゲーテ)
●われ神(愛)とともにありて我一人は世界よりも大なり(内村鑑三)
【神の愛=主イエス】に大事にされ大切なる皆さん、こんにちは!ご愛読に感謝します!
世界の叡智が結集したブダペスト・クラブの主宰者ラザロ博士は私たちの生きる現代を
<人類の文明>を大変革期させる「マクロシフト」の時代であると提言しています。
ラザロ博士の考察では、21世紀までの世界は一部の有識者・権力者・各分野の実力者の
<決断と実行>によって改革され支配されてきました。
しかしこのまま国家の政治権力や巨大企業など一部の既得権益勢力にだけ任せておくと
21世紀は人類破滅の道に向かう<最大の危機>に直面することを警告しています。
そこで<最大の危機>を避ける<最善の道>として「マクロシフト」が考えられました。
これまでとは異なり、私や皆さんのような<個人の意識>で世界を変えられる!という
<新たな道>なのです。
●人数が少ないからといって世界を変える力はないと侮るなかれ。
世界を変えてきたのはまさしく少数の力なのである(マーガレット・ミード)
●自分がそうであって欲しいと思う世界に向かう変化を自ら後押ししなさい(ガンジー)
●考えてみたまえ。自分の行動の責任が、国家にではなく、自分に課せられるなら、
果たして戦争など起こりうるものだろうか。
希望ある未来は、国家にも組織にも存在しない。運命が決めるものでもない。
人の良心の中だけにある(シュバイツアー)
哲学者であり科学者でもあるラザロ博士は冷静に、しかも<情熱的な確信>をもって
個人の【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従った<意識>から生まれる<想念>は
個人から始まって世界をも動かす<絶大なパワー>があると力強く発言しています。
高名な博士が哲学や科学の分野で探求し続けて、たどり着いた<想念パワー>とは
【神の愛=主イエス】や【聖書】を通じて体感できる<信仰精神>そのものです。
●科学は天然界における事実の観察なり。宗教は心霊界における事実の観察なり。
二者同じく事実の観察なり。科学と宗教は善き兄弟なり。
科学の敵は宗教にあらず、思弁なり。宗教の敵は科学にあらず、神学なり(内村鑑三)
●信仰と哲学は矛盾しない(ライプニッツ)
【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従った<個人の意識>から生まれる<想念>とは
【神の愛=隣人愛】で光輝く【ビジョン:理想・夢・志】を心に思い描く<心意気>に
一致します。
愛する【ビジョン:理想・夢・志】の実現を心から信じ望み願い【神の愛=主イエス】に
【礼拝:★讃美★祈り★感謝】して<神助>や【神の愛の奇蹟】が起きて実現される事が
ラザロ博士が絶賛する、世界を動かす<想念パワー>の正体であると体感できます。
●大きな夢をみよう。大きな夢だけが人の心を動かす(アウレリウス)
●われわれの人生とは、われわれの思考が作りあげるものに他ならない(アウレリウス)
どんな不可能も可能にしてしまう【神の愛=隣人愛】や【神の愛の奇蹟】が存在する!と
ラザロ博士が<信仰告白・存在証明>してくれた事は<歓喜!感動!感謝!>です!
●我に糧あり、聖書なり。我に力あり、祈祷に存在す。
我は単独にして世界を相手に戦いを得るなり(内村鑑三)
●キリスト教は奇蹟の宗教である。それだけでなく聖書から、もし奇蹟を除くなら、
聖書は皮の2枚だけが残るだろう(内村鑑三)
●全ての歴史は、その皮をむいてみると、結局霊的な事である!外側には皮があっても、
全てその中には神様の奇蹟がある(トインビー)
最近のテレビ報道でも感動する話がありました。二人の小学生の女の子が大人社会では
不可能であると思われていたことを可能にしてしまう<愛の奇蹟>を起こしたのです。
彼女たちの名前は、それぞれ「希」と「望」の1文字だけで「のぞみ」といいます。
二人は川を流れるダンボール箱の中に一匹の子犬がいるのを発見しました。
二人は団結して捨てられた子犬を川から救出します。
子犬は目が見えない様子で、可哀想に不安で恐ろしくてクルクルと回り続けるだけです。
彼女たちは自分の住む団地に持って帰ったそうです。
目が不自由で可哀想な犬を飼うように両親に相談すると、団地の規則では犬を飼う事は
禁じられていることを教えられます。
しかし、彼女たちは納得できません。そこで団地の集会で相談する事になりました。
団地の規則があるので、犬を飼うことには消極的な大人ばかりが集まっていました。
しかし、女の子は多くの大人たちを目の前にして、誰も否定できない素晴らしい質問を
したのです。
「目の不自由な人間を助けてくれる犬がいるのに、
どうして目の不自由な犬を人間が助けてあげないの?」
素直に【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従った<個人の意識>で考えついた事は
【神の愛=隣人愛】に満ち溢れていて、誰よりも賢明ですね。
●愛は、他のいかなるものにもまして、人を賢明にする。
ただ愛のみがよく、人びとの本質と事物の実相とについての洞察を、また人びとを
助けるための最も正しい道と手段とについての本当の透徹した洞察力を与えてくれる
(ヒルティ)
犬の名前は団地の「団」を取って「ダン」と名づけられました。団地の住人は協力して
ダンのために安全に生活できるように住居と空間を共有地に用意しました。
ダンの話題はたちまち全国に知れ渡り多くの人々に愛と感動と勇気を与え続けています。
二人の女の子「希・望」による<愛の実践>は教科書にまで掲載されているそうです。
●<愛の波動>(内村鑑三)
愛は波及す。延びて地の極みに達し世の終わりに至る。
我も直ちに神に接し、その愛を我が心に受けて、地に愛の波動を起こさんかな。
無力と思われる<子供>でも【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従った<意識>から
生まれた<想念>や【神の愛=隣人愛】に輝く【ビジョン:理想・夢・志】さえあれば、
<大人社会>を変えられる証明です。
●野心からも、単なる義務感からも、本当に価値あるものは生まれてきません。
本当に価値あるものは、むしろ、人や事物を深く愛する心から生まれてくるのです。
(アインシュタイン)
この日本の小さな団地で起きた<現実的不可能>を<理想的可能>に変えてしまった
感動的エピソードにも、ラザロ博士が「マクロシフト」で提唱する<想念パワー>に
通じる【神の愛の方程式・摂理】が示されていると思います。
どんなに<戒律・先例・世間体>に基づいた先入観・偏見・固定観念・恐怖に縛られて
現実的に不可能な<最悪な状況>にあろうとも、【霊性:魂[勇気]・善意・良心】や
【神の愛=隣人愛】に従って思い描く<想念>や【ビジョン:理想・夢・志】があれば
<神助>や【神の愛の奇蹟】が<最善>に導き解決してくれるという<公式>です。
●愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです(ロマ書13-10)
●愛の中に恐れあることなし、全き愛は恐れを除く(ヨハネ第1書4‐18)
●これら一切の物の上に愛を加え身に着けなさい。愛は全てを完成させる愛の絆であり、
完全に結ぶ帯である(コロサイ書3-14)
カナダの6歳の<想念>から始まった<飽くなきチャレンジ>にも感動させられました。
6歳のライアンはいつも父親に「困っている人を助けなさい」と教えられてきました。
その教えは彼に【ビジョン:理想・夢・志】を抱かせるきっかけとなります。
ある時、ライアンはアフリカの人々が近所に井戸がないために遠くから水を運びますが、
その水が汚いために病気になっている悲惨な状況を知ってしまいます。
困っている彼等を何とかして助けたい!と思ったライアンは考えます。
「井戸を掘るのを助けてあげよう!」早速学校の先生に質問してみました。
「アフリカの人々のために井戸を提供するのにはいくらお金がいるの?」
先生は「70ドル」と応えてくれたそうです。
ライアンは両親に相談しました。せっかくの相談にも両親は静かに応えます。
「そんな高いお金は直ぐには用意できないよ、ライアン。」
しかし両親はライアンのために70ドルを集める良い方法を提案してくれました。
家族の手伝いをする度に、ライアンに「2ドル」支払うという提案でした。
ライアンは喜んでチャンレジしました。4ヶ月後には70ドルを集めます。
ライアンの<想念>と努力に心を動かされた母親は、知り合いに教えてもらって、
井戸掘りのNGOに行くことにしました。
ところが、NGOで驚くべき事実を知らされます。
70ドルでは「ポンプ代」にしかならず、あと2000ドルは必要だと教えられます。
両親にとっては、6歳のライアンが70ドルを集めただけで十分に努力したので
「よくやったね!」と誉めてあげれば、ライアンも納得すると思っていました。
しかし、ライアンは落胆せずに今度は2000ドルを集めることを決心するのです。
「2000ドルを集めるまで、僕はアルバイトをもっとやり続けるよ!」
現実の困難を知ってあきらめるだろうと思い込んでいた両親の<思惑>に反して、
ライアンの<想念>【ビジョン:理想・夢・志】は愛と希望に満ちていたのです。
それほどにライアンの心が【神の愛=隣人愛】に満ち溢れているのは、いつも父親が
「困っている人を助けなさい!」と【神の愛=隣人愛】を教えていたからだと思います。
困っている人を助けたい!というライアンの<想念>【ビジョン:理想・夢・志】は
【神の愛=主イエス】の【御心】にかなうからこそ、<神助>や【神の愛の奇蹟】で
ライアンに必要な人・物・金、勇気と希望など与えられて、万事が益となる証明です!
●神とは何ぞや、人間にとって神とは同胞を助けることである
(トインビー:大プリニクスより作者不明)
●神の国は言葉でなく力である(コリント前書4‐20)
●先ず神の国と神の義を求めなさい。そうすればこれらのものは 全て添えて
与えられるであろう(マタイ伝6‐33、ルカ伝12‐31)
●神は神を愛される者と共に働いて万事を益となるようにして下さる(ロマ書8-28)
●【神助】(内村鑑三)
◆神を信ぜよ、さらば神は汝の必要に応じてすべての善き物をもって汝を恵まん。
⇔ ★天来の思想
★外来の友人
★意(オモ)わほざる汝に臨む全ての恩恵の手段(テダテ)
◆汝の目下の境遇をもって汝の力を量るなかれ。
◆汝は信仰をもって神の力を汝の力となすをうべし。
◆多くを望めよ、そは天にいます汝の父はその恩恵の宝庫を開いて汝の来りて
これを求めんことを待ちつつあり給えばなり。
★★【その2】につづく★★