【2006年8月13日に作成した<第412回>に加筆】
◇◇新時代に向けて【コーナー・ストーン】精神を育てよう!(その2)◇◇<改訂版・再掲載>
★★【その1】のつづき★★
混迷波乱の現代社会にあって、世間的に目立たず取るに足らぬと思われていることほど
今日現在には具体的成果はなくても、<未来>を切り拓くために価値があり重要です!
●もし、人が何か役に立つことを知り、かつ学びたいと願うならば、
他の人から知られずにおり、人から何ものでもないと思われることを
愛さなければならない(トマス・ア・ケンピス)
●もし、あなたが何事かの知識や学問を役立つように修得したいと欲するならば
自分が世に知られず、つまらぬ者と評されるのを喜びなさい(トマス・ア・ケンピス)
【神の愛=隣人愛】や【ビジョン:理想・夢・志】に従う<コーナー・ストーン>ゆえに
世間的常識や【この世の勢力:富・権威・名声】と無縁でも、見捨てられたと思われても、
【神の愛=主イエス】が愛され喜ばれる<ビッグ・チャンス>であり前進できるのです!
<コーナー・ストーン>として歩む者には【神の愛=主イエス】の<神助>に支えられて
【御心:神の愛の意思と計画>に通じる<勝利の道>にあります!ハレルヤ!
●人に知られていないようで 認められ
死にかかっているようで 生きており
こらしめられているようで 殺されず
悲しんでいるようで 常に喜んでおり
貧しいようであるが 多くの人を富ませ
何も持たざるようで 全てのものを持っている(コリント後書6‐9~10)
●四方から患難にあっても、窮しない
途方にくれても、行き詰まらない
迫害にあっても、見捨てられない
倒されても、滅びない (コリント前書4-8~9)
●賢さで人生を乗りきるのは困難だが、導きによって生きるのは容易である(ヒルティ)
●一体に計画を立てるということは、何の役にも立たないことが多いものだ。
待つこと、そして神のさずけ給う機会に注意を怠らず与えられたその機会を
すばやく、すすんで十分の心構えをもってつかむ事、これが成功をおさめる道である
(ヒルティ)
幕末の混迷期に脱藩者や無位無冠の在野の志ある者こそが新しい日本社会を築くために
活躍する「草莽崛起(ソウモウクッキ)」を奨励した吉田松陰にしても、彼自身は目先の利欲や
名声にとらわれることなく、【自主独立:自由・独立】に生きた人物だと感じます。
彼の遺書である「留魂録」の内容を紹介します。(NHKホームページより)
「私は30歳。四季はすでに備われており、花を咲かせ、実をつけているはずである。
それが単なるもみ殻なのか、成熟した粟の実であるのかは、
私の知るところではない。もし同志の諸君の中に私のささやかな真心を憐れみ
受け継いでやろうという人がいるなら、それはまかれた種が絶えずに、
穀物が年々実っていくのと同じである」
●<吉田松陰が亡くなる一年前に弟子に送った漢詩>
「志を立てるためには人と異なることを畏れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思いわずらうな
また目前の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように」
(NHK「その時歴史が動いた」より)
そうです!古今東西を問わず<コーナー・ストーン>精神とは、目先の<成果・果実>を
手にすることが主要目的ではありません。
先ず自分の信じ望み愛する【ビジョン:理想・夢・志】に従った<種まき>が目的であり、
先人から【遺志】を受け継ぎ、後世へ継承することが<至上の喜び>であると言えます。
●誠に実に汝等に告げん、一粒の麦も地に落ちて死なずば、ただ一つにて残らん。
もし死なば多くの実を結ぶべし(ヨハネ伝12-24)
●大事業の端緒はまず目前の義務を果たすことなり(内村鑑三)
●この動揺する時代に自分までぐらつくのは、ただ災いを増すばかり、
おのれの志を守って、ゆずらぬ者だけが世の中をつくりあげて行くのだ(ゲーテ)
●汝は王者なれば ただ一人征(ゆ)け 自由の大道を自在なる英知もて進め。
その尊き偉業の報いを欲せず 自らが愛する思想の実をば結びゆけ(プーシキン)
●汝のパンを水の上に投げよ、多くの日ののちに、汝再びこれを得ん(伝道の書11‐1)
●汝の真理を社会の中に投ぜよ、年を経て汝はその偉大な結果を見るを得ん(内村鑑三)
●作物を刈り取るには、まず種をまかなくてはならない。
その後は、収穫の時期がくるのを忍耐強く待ちつづける必要がある。
そして多くの場合、いちばん待ち望まれる果実ほど実を結ぶのはいちばん遅い。
(スマイルズ)
<コーナー・ストーン>精神は<連戦連敗>も覚悟の上です。そして<最後の勝利>は
【神の愛の奇蹟】にお任せましょう!
●負けて勝ち、踏みつけられて立ち、殺されて活くるのがキリスト信者の生涯である
(内村鑑三)
●人の計画は成りて敗れ、神の計画は敗れて成る(内村鑑三)
●正義は負けて興り、不義は勝ちて滅ぶ(内村鑑三)
●彼の卑しき人は小事を爲さむとして、其を見て果し、
此の貴き人は大事を求めて、其を知らず逝く
彼の卑しき人は、一に一を加へて百に達し、
此の尊き人は、百萬を目指して一をも得ず(ブラウニング)
<コーナー・ストーン>精神でみるなら、日本は新時代に向けた精神土台再建のために、
職業も職域も無限の可能性にあります。
【神の愛=主イエス】からみれば、人手不足です。フリーター、ニート、閉じこもり等、
レッテルを貼られている人々も、世間の役に立たない私自身も<絶好のチャンス>です!
世間的に<働き場>が見当たらないなら、【神の愛=主イエス】と共に働きましょう!
●群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、
深く憐れまれた。そこで、弟子たちに言われた。
「収穫は多いが、働き手が少ない。 だから収穫のために働き手を送ってくださるように、
収穫の主に願いなさい。」(マタイ伝9-36~38、ルカ伝10-2)
●我々は何をなすべきか、またそれをいかに為すかについて
決して無頓着であってはならない。いやむしろ我々は全ての勤勉と才能を
真剣に活用しなくてはならない。ただし、野心や所有欲からではなくて
義務感と神への愛から、それをしなければならない。
そして、事の成否は神に委ねるべきである(ヒルティ)
●なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、
目標を目指してひたすら走ることである((ピリピ書3-13~14)
【神の愛=隣人愛】で光り輝く【ビジョン:理想・夢・志】を<志望・動機>にして、
時流に乗らず、目先の利得権益と無縁でも、日本や世界の新時代の<基礎・土台>を
築き、<明るい未来>切り拓かんとする<コーナー・ストーン>精神で活躍される事を
心より応援しています!
●つねに行為の動機のみを重んじて、帰着する結果を思うな。
報酬への期待を行為のバネとする人々の一人になるな(ベートーヴェン)
●私(主)は目の見えない人たちを導き、彼らがまだ知らない大路に行かせ、
通ったことのない道を歩ませる。彼らの前で、行く手の闇を光に変え、
でこぼこの曲がった道を平らにまっすぐにする。
私はこれらのことを成就させ見捨てることはない。(イザヤ書42-16)
●【奨励の声】(内村鑑三)
汝は永遠の存在者とともに立てり。
世はことごとく失するとも汝の事業は滅びざるべし。
ただ、心を強くし勇み励め (内村鑑三)
●何人といえども、力によってではなく、愛によって働く信仰を持たぬ者は
キリスト教徒ではない(ジョン・ロック)
●一切の仕事が神を離れては困難であり、神と共にあれば一切が可能である
(ヒルティ)
●君の呼びかけに、だれも答えないならば
君よ、我が道を一人征(ゆ)け
皆が恐れを抱いて沈黙するならば
君よ、開いた心と恐れなき声をもって、ただ真実のみを語れ(タゴール)
ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)