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自由とは状態境遇ではなく能力である

■「自由」とは何かについて考える。【PJニュース2010年4月12日】
★★PJニュースhttp://www.pjnews.net/ の「オピニオン<検索番号698>」掲載記事に加筆★★

日本のマスメディア業界や有識者・ジャーナリストの多くは、言論・表現に関する様々な規制法案が話題になるたびに即反応して、「思想の自由」「表現の自由」を守るために一致団結して断固反対の運動を繰り広げます。

正当性を主張する彼等の行動には違和感を抱きます。日本のマスメディアも言論思想界も、日頃の言動では賛否の論争を避け、強い主張・圧力に屈し、自虐史観偏向報道に明け暮れて、言論・思想で明らかな不義・不正・偽装・偽証にも沈黙し、是々非々の批判もできず、「思想の自由」「表現の自由」を最善発揮していないと思えるからです。

ところで、欧米の「精神的自由」の価値観が根付く明治時代に、言論・思想界を啓蒙した内村鑑三が定義した「自由」を要約すると次のようになります。

●<真の自由>
◆真の自由は発意である ⇔ Unconditional(無境遇)
◆真の自由は正しき選択である ⇔ 霊性本来の標準に従う~霊的生命達成の道
◆真の自由は善き意志を行う能力である
●真の自由は消極的状態でなく積極的状態である
何事をも為しうる状態又能力でなく、ある事を為さずしてある他のことを為す能力
⇔善悪を判別して悪を避けて善を行う能力
●自由とは理想にあらず、境遇にあらず、能力である
Ican do that which is right.(我は正しき事を為し能う)
●自由のあるところにのみ道徳は行われる

先ず第一に死守するべき「自由」とは、「良心の自由」「信教(信仰)の自由」であり、それは単なる状態や境遇ではなく、自己の良心・信念・信仰に従って行動できる「能力」であるという定義を知った時には感動しました。

欧米の若者に「あなたが一番大切にするものは?」と質問すると、多くが「良心の自由」と回答すると聞いた事がありますが、内村鑑三の定義する「自由」に通じるといえるでしょう。

明治時代に根付き百年後の現代日本社会が尊重する「自由」は「規制されたくない!」「強要されたくない!」という放任状態や不干渉の境遇を要求し、「~したい!」「~させろ!」という生活第一の権利主張のように感じられ物足りません。

「精神的自由」には、表現や言動を好き勝手にできる欲求充足の権利の面だけでなく、「~すべき」「あるべき姿」といった良心・信念・信仰に従った理想第一の使命感・大義を死守断行する義務遵守の側面があることも尊重しなくてはならないと考えます。

日本のマスメディアや有識者・ジャーナリストや言論思想界が「良心の自由」「信教(信仰)の自由」を軽視するからこそ、隣国の中国政府や世界で多発する自由弾圧に対して、日本人の死刑執行に対しても、内政不干渉を理由に消極的姿勢を取ることとなり、欧米人権団体・環境保護団体などからは批判攻撃の的にされているのだと思います。

「精神的自由」の中でも、特に「良心の自由」「信教(信仰)の自由」は個人的にも民族国家的にも存亡を左右する最も大切な価値だと私は考えます。

●いかなる人間も自分自身の掟に従って自由に生きたいと思う(シラー)
●一時的な安全をうるために永遠の自由を断念した人間は、自由も安全も受けるに値しない(フランクリン)
●海と空気は万人が共同に使うべきもの。いかなる君主も、広い大洋を自由に航行するを妨害できない (エリザベス女王
●個人の自由は人間の品性と幸福にとって永久的な本質である(ブルバー・リットン)
●鎖につながれて正しく歩むよりも、自由のうちに誤って歩むほうが人間にとってはましである (トーマス・ハックスリー)
●私が知る唯一の自由は、精神および行動の自由である(カミユ)

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい!
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!