【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

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【神愛福音道】【聖書価値観:神愛世界観・神愛歴史観・神愛人生観> 【神助道:神助精神・神助主義・神助本願・神助努力・神助本位】 【<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>創世道】

驚くべき導き!

◇◇ 驚くべき導き ◇◇【2001年6月6日に作成した<第144回>より】
2001年6月5日(火)深夜0:00NHK.BS「欧州生活」を観て

●やむなくする者のみが大事を成し遂げる(ヒルティ) 

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。

私はこの場で常に驚くべき【神の導き】を紹介してきました。ある人には
それが病気・事故・災難であり、ある人には失敗・挫折でもありますが、
共通していえることは、そのような【試練】があったからこそ、結果的には
本心から自分自身が望んでいた【理想・大志・夢】を具体的に目指したり
実現できたということです。自己の計画と自力で何とか世に出て目指そうと
したゴールよりも、はるかにダイナミックな成果を得る事ができたのです。

●導きの正反対は出世主義である(ヒルティ)
●賢さで人生を乗り切るのは困難だが、導きによって生きるのは容易である
 (ヒルティ)

フランスの中心街シャンゼリゼ大通りにある「ル・バルザック」という映画館を
ご存知でしょうか?私はテレビ報道で初めて知り、そこにも驚くべき【神の導き】
を実感しましたので紹介させて下さい。

ご存知のように活動映画の誕生はフランスですね。しかし、そのフランスもまた
昔ながらのヨーロッパ映画よりもハリウッド映画とアメリカ的映画鑑賞文化をも
受入れつつあるようです。つまり商業ベースに乗った娯楽文化といえるでしょう。

そんな映画業界で、一つだけ独自の映画館運営で輝きを放つのが「ル・バルザック」
です。その経営者はジャン・バルザック氏ですが、映画館経営としては3代目です。
1911年にロシア革命を逃れて、自由にあこがれて頼る当ても無く、貧しい移民として
フランスに渡って来た祖父が、1935年に一代で興したのが「ル・バルザック」の始まり
です。

ジャン・バルザックもまた幼い頃から映画を愛する少年でした。そして彼は映画監督を
目指し名監督ルイス・ブニュエルの助監督までを務める活躍をします。将来を有望視され
ていたことは間違いありません。しかし、そんな絶好調の彼に人生を一変させる出来事が
起きます。それは父の急死です。1973年のことです。

彼は映画館「ル・バルザック」の経営をやむなく受け継ぐことになるのです。自分の描いた
映画監督の夢を棄てて…。しかし、この【試練】こそが【神の導き】であったのだと私は
確信できます。

●人の計画は成りて敗れ、神の計画は敗れて成る(内村鑑三

当時既に映画館経営は赤字でありました。彼にとってようやく黒字経営となったのは、何と
28年後の21世紀になってのことだそうです!!ジャンの偉大なるチャレンジに乾杯です。
ところで苦節28年間、ジャンはただの月並みな映画館経営だったのでしょうか?
いいえ、それは違います。彼でなければ絶対に実現しなかった彼の【使命・天職】そのもの
でした。父親から引き継いだ当初、借金は増え続けるだけで観客は増えないのを見兼ねた妻が一つの
イデアを提案してくれました。それは妻の出身地ポーランドの手作りのお菓子でおもてなし
することでした。この誠実な優しさこそがフランスの人々の心を射止めたのです。たちまち
評判となり、観客が観客を呼ぶようになります。

ジャンもまた観客が増えた事で喜びと勇気が沸いてきました。妻だけでなく私も何かやらない
といけないと彼が考えついたのが、映画の上映前と上映後の解説でした。映画人の彼でなければ、
できないことです。他の映画館では行われないユニークで世界唯一の夫婦の【おもてなし】が
訪れる観客の心をとらえて行きました。

●我等は愛せられんと欲するも愛せられず、しかれども愛するは我等の自由なり(内村鑑三

こよなく映画を愛し映画監督を夢見たジャンもまた訪れる観客に励まされて様々な企画を考案
します。彼はうれしそうに語ってくれます。

「全ては観客です。観客が来てくれるなら全て出来る気がする。観客が新たなチャレンジへの
 意欲と勇気を与えてくれるのです。」

彼は映画上映とコンサートやパーティーを組み合わせた様々なイベントを実現して行くのです。
そして、お菓子でおもてなしすることも大切にしていて、今では17区にあるゲルハルトの店
のケーキに決めているそうです。フランスに行かれる方は是非とも一度お立ちより下さい。
ジャンには信条があります。それは常に「良質なものを提供する」ということだそうです。
そして、あの映画作品で有名なイタリアの「ニューシネマ・パラダイス」のような昔ながらの
心温まる映画館を目指しているのです。彼はいつも上映の前に観衆の前に立って手をあげて
叫びます。「さあ、行こうか!そろそろ始めるよ!」
観客が一斉に拍手して幕があがり、照明が消されます。

今では行列が出来て入場をお断りするくらいの人気があるそうです。
観客も楽しそうに語ってくれます。

「あそこに行けば必ず何かあるんだ」
「ここで初めて会った人でも、旧い友人のような気がします。」

今ではパリにならなくてはならない貴重な存在なのです。

彼の情熱は単なる「ル・バルザック」の映画館経営だけで満足しません。ハリウッド映画に
押されてしまっている「ヨーロッパ映画」の普及PRの中心となって活躍しているのです。
彼はEU本部に企画を持ち込んで見事に企画を実現させました。コペンハーゲンやローマ
の映画館と連帯した「ヨーロッパ・シネマ」という組織を結成し普及に懸命です。

さらに「ル・バルザック」を活用して新人発掘のために若手作品を積極的に紹介しています。
彼の着眼点は映画界でも高く評価され注目されています。例えば、日本映画の大島監督や
北野監督作品も、この映画館で紹介されて有名になったそうです。

ジャンをそこまで映画の世界に導いてくれたのは、先人の偉業があってこそでした。
シャイヨー宮の地下には「シネマテーク・フランセ-ズ」という個人的ライブラリーが今でも
あるそうです。アンリ・テングロア氏が個人で収集したことから始まったこのライブラリー
では世界の映画を安く鑑賞でき、各時代のポスターがたくさん展示されているそうです。

ジャンは私たちにフランスの素晴らしい精神に学ぶ事を教えてくれます。それは、祖父が
1911年に祖国を棄てて自由を求めて移民でやって来たときに、快く迎え入れて受入れて
くれた【自由・平等・寛容・博愛】の精神であり、それはフランスの伝統的な映画文化にも
根付いているそうです。

 「しっかりと目を開いて見れば、どんな人々とでも分かち合う事ができる」

彼がフランスで学び確信したこの精神を具体的に実現しているものが、彼の創作し運営する
ル・バルザック」そのものではないでしょうか。
そこはまさに人々が心を開き交流できる素晴らしい【愛と希望のコミュニティ】です!

神の国はあなた方の内にある(ルカ伝17-21)

ジャンは自分を育ててくれた全てに対して恩を忘れず、そして感謝の気持ちで、まさに
【福音伝道】していることに私は感激しました。

●驚くべき導きの、神の側からみた目的と直接の狙いは我々を普通の卑近な意味で幸福に
 することではない。むしろ、恐れを知らず、あらゆる良き行いをすすんでしようとする
 人、一言でいえば、英雄的な人にするためである(ヒルティ)
●この世にある安らぎはただ一つ、大いなる目標への確信だけである(ヒルティ)
 
●心の定まるのはまことによいことである(ヘブル書13-9)
 
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
God bless you!

メイル歓迎します!
cforum@leo.livedoor,com
田中 聡(さとし)

★★★皆さんの【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
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<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
 天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
 二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる
 (マタイ伝18-19~20)
皆さんからの御連絡お待ちしています!
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