【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

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愛は勇気の基底!

◇◇ 愛は勇気の基底 ◇◇【2001年6月22日に作成した<第152回>より】

●愛は勇気の基底なり。人の善を念(オモ)うて後にわれらはその人に
 対して大胆に何事もなしうるなり(内村鑑三

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。

愛さえ失わなければ、時にかなって必ず喜びと幸福の道に通じる事を
私は信じています。

ずっと以前にテレビ番組で紹介された感動的な話を思い出します。
それは、阪神大震災の時に起こった愛と勇気の奇蹟です。

主人公はダンプを運転する女性です。彼女は当時二歳の息子を抱えて彼女が
ダンプの運転で生計を立てる母子家庭でした。深夜運転の時にはいつも息子を
助手席に連れての仕事でした。そして、あの地震の大惨事の早朝も同じように
親子一緒にダンプにいたのです。彼女は地震発生の直前に息子の様子を見ようと
して路肩に車を止めたそうです。その直後に恐ろしい光景を目にします。

彼女が運転していた道路は上を走っていた高速道路の下敷きになっていたからです。
彼女親子は間一髪で命を救われたのです。しかし、助手席で眠っていた息子には、
頭部へのダメージがあって明らかに具合が悪い状態でした。彼女は息子を直ぐに
病院に連れて行かなくてはなりません。しかし、現場は悲惨でした。たちまち多くの
人々がダンプに駆け寄ってきて助けを求めてきました。

彼女は彼等の為にダンプを使って物資や人々を運ぶ手伝いをすることになります。
最愛なる息子を病院に連れて行くことよりも、先ずは目の前で苦しむ彼等を見殺しに
するにはいかなかったからです。

そんな彼女の決断を神様は絶対に見捨てるはずはありません。この究極の選択である
【試練:神の導き】こそが彼女のそれまでのダンプ運転手の人生と決別して、新たな
【使命・天職】に導かれた決定的瞬間だったのです。彼女の良心と善意の勝利でした。

●いたずらにあなたを苦しめるために苦難が与えられるのではない。
 信じなさい。まことの生命は悲しみの日に植えられている事を(ヒルティ)
●人は表面のことを見るが、神は心中を見られる。
 人は行いを考察するが、神は意図をおもんばかられる(内村鑑三

彼女はダンプを使って被災地を巡りながら救援活動に懸命に努めます。もはや息子の
心配など忘れてしまうほどに、悲惨と恐怖に逃げ惑う人々を彼女は励まし続けます。

彼女はようやく少しだけ落ち着いた時に、初めて息子の様態が悪かった事を思い出し
ます。息子の頭部は腫れ上がり顔は青ざめていました。彼女は人の世話に懸命すぎて
最愛の息子を置き去りにしていたのです。彼女はじっと我慢し続けていた息子に申し訳
なく思います。直ぐに新鮮な水を手に入れて息子に飲ましてあげたいと心から願います。
しかし、震災直後の現場で新鮮な水など簡単に手に入ることは不可能に近いことです。

そんな途方に暮れている彼女のところに、静かに一人の女性が近づいて来て、新鮮な
水を提供してくれたのです!彼女が懸命になって人助けをしているのを見ていたの
でしょうか、それとも本当は「神の使い」かもしれません。

息子は水を飲むと少し元気を取り戻したようです。彼女には希望が持てました。すぐに
病院に息子を連れて行ったところ、息子の様態は幸い打撲だけで助かったのです。
彼女はテレビ番組の中で語ってくれました。
「あの時、私に水を提供してくれた見知らぬ女性の親切を忘れる事が出来ません。」

この日の行動だけでも十分素晴らしい【隣人愛】の実践でほめたたえるべき事ですが、
彼女のチャレンジはまだ始まったばかりでした。

彼女は幸い被害を免れた自宅で、被災地を報道するテレビを見ていて、そこで苦しみ
嘆き悲しみ途方に暮れている人々を目にします。彼女は自分だけが安全な自宅でじっと
していられませんでした。私も彼等のために救援に行こう!と彼女は決心するのです。
再びダンプを使って被災地に物資を提供するボランティア活動をたった一人ではじめる
のでした。何と勇気ある行動でしょう。彼女には間一髪で救われた自己体験と自分自身も
一人の女性に救われたことへの【報恩感謝】の気持ちからの自発的行動でした。

●各自は惜しむ心からでなく、また、強いられてでもなく、自ら心で決めたとおりに
 すべきである。神は喜んで施す人を愛してくださるのである(コリント後書9-7)

彼女たった独りの支援活動は段々とエスカレートして行きました。行政や民間企業に
頼っても直ぐに動いてくれないために、ヘリコプターを自ら手配するなどして、彼女は
息子との生活のために、それまでダンプ運転の仕事で稼いで貯金していた800万円を
すっかり投じてしまうのです。さらに、母親にまでお金を貸してくれるように相談します。
彼女の母親もまた立派な人でした。そんな娘の無謀とも思える願いを喜んで承諾したのです。

しかし、神様はそんな彼女の無謀とも思える自力に頼りすぎた努力にストップをかけて
くれました。彼女は毎日の荷物運びで疲れ果てていて遂に腰を痛めて入院する事になった
のです。私には、神様が「もう十分だから休みなさい」という導きであったと信じます。

●神はあなた方にあらゆる恵みを豊かに与え、あなた方を常にすべてのことに満ち足らせ
 すべての良いわざに富ませる力ある方なのである(コリント後書9-8)

彼女は数ヶ月の入院生活で独力で頑張り尽くした救援活動から解放されます。ところが、
彼女の懸命な活躍がマスコミで報道されるようになると、やっかみ・嫉妬心・ねたみによる
「偽善者・売名行為」と決めつける嫌がらせの手紙が病院に送られてくるようになるのです。
せっかくの休息のひとときが、彼女にとっては苦難の日々となります。

●苦痛の極みは善をなさんと努めつつあるときに、人に悪しく思われることなり(内村鑑三

しかし、時が経過する内に、そんなつまらない手紙は次第に消え去り、それに代わって、
感謝やお礼の手紙が続々と届くようになるのです。彼女に援助してもらった多くの人々からの
心からのメッセージでした。彼女は再び勇気と希望を取り戻します。

彼女のその後は、独り立ちあがって行政や民間組織よりもいち早く救援した功績が全国に知られ
その公演活動で生活できるようになるのです。もう深夜息子を連れての過酷なダンプ運転生活を
せずに済むようになったのです。そして、神戸では英語の教科書の教材に使われるほどになった
そうです。

彼女自身の計画では、お金を稼いだら息子の為にもなるべく早い内に危険なダンプ運転の仕事を
止めて別の生活を望んでいたのだと思います。少なくともダンプ運転が【使命・天職】でないと
言う事だけは判っていたはずです。しかし、彼女にはどうすれば新たな道が開けるか、その手段
も判らずに悩み続けていたのでしょう。神様はそんな彼女を時にかなって彼女の【使命・天職】
に導いたのだと私は思います。

●私は自分が何を欲しないかを知っている。しかし、何を欲するかは、まだ知らない。
 それは、必要になったときにはじめて分かるだろう(クロムウエル)
●神様のなされることは皆その時にかなって美しい(伝道の書3-11)

自分のためでなく息子のためを思っての心から祈る願いが聞き届けられたのだと私は信じます。
それは誰もが喜べて感動できる素晴らしい【隣人愛】と勇気と希望の結果が生まれたことに証明
されているからです。

●【真の霊の結ぶ果実:ガラテヤ書5-22)】
 仁愛・喜楽・平和・忍耐(寛容)・慈悲(仁慈)・善良・忠信・温柔・節制
●神があなたを遠ざける喜びよりもあなたを神(愛)へと駆り立てる苦難のほうを
 好むようになるならば、あなたは正しい道にいるのである(ヒルティ)


それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!

メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)

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私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。

ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた
約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html

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