◇◇ 福音の勢力 ◇◇
【2002年月12日に作成した<第238回>に加筆】
2002年4月12日(木)深夜0:00NHK・BS「ノーベル賞の発想」を観て
●【福音の勢力】(内村鑑三)
福音は政治にあらず、しかれども国家を潔む
福音は美術にあらず、しかれども美感を喚起す
福音は哲学にあらず、しかれども思惟を刺激す
福音は産業にあらず、しかれども富を増進す
福音はこの世のことにあらず、しかれども人をその中心において
活かすゆえに活動の全ての方面においてこの世を啓発す。
この世以外の福音こそ、この世を救う唯一の勢力なれ。
神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。
【福音:イエスの生涯と教え・聖書の言葉】は【ダイナミック・パワー:信じる力・望む力・愛する力】があります。
それは、【聖霊=神の愛】の導きである【インスピレーション・霊感】として突然心にひらめいたり、解決策を発見したり、何かを創造できることです。
天才建築家と言われたガウディは、後半生は信仰に導かれた人生を送ります。彼は後世に書き残しているそうです。
「独創とは起源に帰ることである。
神は人間を通して創造し続ける。
創造は神のものであり、人間はコピーしているにすぎない。
人間は創造しない、神の創造した自然界から発見するのである。」
同じように、ノーベル物理学賞を多く輩出してきた京都大学工学部の学者も発想や発見においては、≪ひらめき≫に頼ることが多いと説明していました。
ノーベル受賞者の福井博士は、少年時代はファーブル昆虫記に感銘を受けて自然を愛し観察する探求心を育てます。
物理学者になってからも、京都の自然に親しみ観察して発見した事は克明にメモしながら、毎朝7キロの散歩を習慣としていたそうです。
それらの蓄積した知識によって、眠りにある早朝4時頃にひらめくそうです。彼はいつもベッドの脇にメモを置いていて即座にメモに記していましたが、朝起きてから内容が理解できるものは廃棄し、理解できないものを残して研究の成果に役立てていたと番組では紹介しています。
彼の生涯の研究成果は自己努力よりも≪ひらめき≫によって支えられていたといっても過言ではありません。
彼の表現では「闇の中に一筋の光が射し込むような感覚」であったそうです。
【神の愛=主イエス】は彼の自然を愛する心と日々の絶え間ぬ探求する自助努力を祝福していたのだと私は信じます。
●天は自ら助ける者を助く(スマイルズ)
●神は神の聖霊を役立てたいと思う人々にだけ、それを授け給うのであって、ただそれを所有して楽しむためには与えられない(ヒルティ)
●汝の能力(チカラ)は汝が日々需(モト)むるところに従わん(申命記33‐25)
福井博士の探求精神を受け継いできた、現在活躍している学者の多くもまた、≪ひらめき≫によって発見や創造を与えられていることを語っていました。
ある学者は一つの実験を終えて実験器具を几帳面に洗っている時に限って、突然次の実験アイデアが浮かぶのだそうです。
眠っている時や無心に何かに集中している時は、≪オープン・マインド≫なので、【神の愛=聖霊】が働きやすいからだと思います。
高名な科学者の世界だけでなく、私たちもまた、【神の愛=聖霊】の≪導き・パワー≫によって、進むべき道を発見したり、新たな発想や創造を見出せることが可能であると私は確信しています。
【福音のパワー】によって【霊感:ひらめき】を高める有効な習慣が「【礼拝:祈りと感謝】であると私は自信をもってお奨めします。
●祈ろうとする時は、まず私たちが持っているものに対する感謝をもって始めねばならない(ヒルティ)
●【常時歓喜!不断祈念!万事感謝!】
いつも喜んでいなさい、絶えず祈りなさい、全ての事に感謝しなさい。
これがキリスト・イエスにあって神があなた方に求めておられることである(テサロニケ前書5‐16~18)
●熱心でうむことなく、霊に燃え、主に仕え、望みを抱いて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい(ロマ書12‐11~12)
●何事も思いわずらってはならない。ただ事々に感謝と祈りと願いとをささげ、あなた方の求めるところを神に申し上げるがよい(ピリピ書4‐6)
以前にも紹介したように【神への祈り】や瞑想には普通の脳行動とは異なって右脳と左脳を同時に働かせている状態である事は科学的にも証明されています。【礼拝:祈りと感謝】が思索を高め、【霊性:魂[勇気]・善意・良心】を高める事は間違いありません。
●祈りと思索とは決して対立するものではない。この2つともが真理を完全に把握するのに必要なものである。思索は自ら真理を探求するために、そして祈りは神の啓示にあずかるために(ヒルティ)
【福音:イエスの生涯と教え・聖書の言葉】を信愛できる【信仰】そのものが既に神からの恩恵であり、信仰に基づいて祈る時には大いなる希望に満ち、強い信念が育てられていることに気づくはずです。
●真の祈りは、ただの祈りではない、一種の預言である。即ち必ず成就すべきことを前もって語に表することである(内村鑑三)
●何でも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすればその通りになるであろう(マルコ伝11‐24)
●我等に必要なものは必ず与えられるべし、しかも前もって与えられず必要の時に与えられるべし。
ゆえに我等は要なき物を要なき時に祈り求めて主たる我等の神を試むべからず(内村鑑三)
●信仰による祈りは病んでいる人を救い、そして主はその人を立ち上がらせて下さる。かつ、その人が罪を犯していたなら、それもゆるされる(ヤコブ書5-15)
●今しばらくの間、祈りと心の目覚めをもって耐え忍ぶがよい、あなたの家族や親しい人々のためにも。
そうすれば、きっとあなたの最良の時が来る(ヒルティ:詩篇119-166、97-11)
●聖書は祈りの歴史であり、祈りが答えられた記録(賀川豊彦)
●我が祈祷が聞かれないという時に、祈祷以上が聞かれるのである。祈祷が聞かれないのではない。我等が祈求むるところ、思うところよりもいたく過(マサ)りて聞かるるのである(内村鑑三)
そして、【福音の勢力】をいつも与えられる【礼拝:祈りと感謝】の訓練について本人自身が≪祈りの人≫であった賀川豊彦氏は次のように明確に教えています。
●【祈りの訓練】(賀川豊彦)
ゝГ蠅話偲に神への接近であれ
機械的でなく繰返しをいわず
8栄坊でなく
た世棒盒気擦
ゼ己反省が必要であり、神の前に恨みごとを持っていかず
УГ襪箸には熱情を注ぎ
┸仰をもって祈れ
皆さんが【神の愛=主イエス】への【礼拝:祈りと感謝】を日常習慣として【福音の勢力】に支えられ、【ビジョン:理想・夢・志】に向かって【聖霊=神の愛】の働きによる【霊感:ひらめき・インスピレーション】で大いなる発想・発見・創造に導かれることを心より応援しています。
●私はあなた方に悟りを与え、行くべき道を教えよう。私はあなた方に目を留めて助言を与えよう(詩篇32‐8)
●我に糧あり、聖書なり。我に力あり、祈祷に存在す。我は単独にして世界を相手に戦いを得るなり(内村鑑三)
●あなたの神、主は、あなたのただ中におられる救いを施す勝利の勇士だ。主は喜びをもってあなたのことを楽しみ、その愛によって安らぎを与え新しくされる。主は高らかに歌って、あなたのことを喜び給う(ゼパニヤ書3-17)
●私は思いをこらしつつ愛の息吹に耳をすまし、そのささやきをまことと知り、それを書き写すのみ、我が内より創るものはない(神曲・煉獄篇第24歌52節)
●クリスチャンは思想の人ではない。さらばとて、また実行の人でない。クリスチャンは聖霊の人である。聖霊によりて神の知恵と大能とを実得するを得し人である(内村鑑三)
今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)
★★★★
皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。
ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html)
もし、皆さんの中で、過去のメルマガにも興味があるならば、まとめてメイル送信しますので御気軽に御連絡ください!
★ウェブを参照ください!http://www.geocities.jp/cforum2000/
★★★皆さんの【ビジョン】【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
あなたの【ビジョン:理想・夢・志】・【願い事】を御気軽に御連絡下さい!
<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる(マタイ伝18-19~20)
皆さんからの御連絡お待ちしています!
ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン