■「 登 山 」
主よ、あなたの力により、わたしは思いきってやりました。
わたしの受けついだこの世の宝を投げすてました。
いのちにあふれた木は斧にきり倒され、
いまや生は死に呑みつくされ、せんすべもないありさまです。
主よ、あなたの御ことばにより、信じて行ないました。
信仰こそ、その動機であり、保証でした。
峯々は濃い朝霧につつまれて、
彼方への展望はききません。
わたしはここまで参りました――引き返すことはなりません。
道はひたすら上へ上へと登ります。
ふりかえればただ見えるは暗やみばかり、光と
出口を見つけるには、前進することよりほかはありません。
わたしの心よ、しばらくやすむがよい、
しかし今あとにした谷をふりかえってなならぬ。
とるにたらぬこの世の幸をすてよ――
さあ、出かけよう、いよいよ最後の頂きをきわめるために!
[『幸福論(ヒルティ)より]
★★★
●上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい(コロサイ書3-2)
●なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、
神がキリスト・イエスによって上へ召してお与えになる賞を得るために、
目標を目指してひたすら走ることである(ピリピ書3-13~14)
【神の愛=主イエス】に信愛して、崇高遠大なる【ビジョン:理想・夢・志】を<旗印>に高く掲げて、より上を目指し、より高く【霊性:魂[勇気]・善意・良心】を向上させて、<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】で前進し続けましょう!
皆さんの【ビジョン:理想・夢・志】と【霊性:魂[勇気]・善意・良心】に従った<霊的登山>に活躍されることを心より応援しています!
●上を見よ、下を見るなかれ
前を見よ、後ろを見るなかれ
外を見よ、内を見るなかれ
しかして、人に手を貸すべし (エドワード・へール)
●イエスに対する【貴い愛】は人を促して大きな仕事をなしとげさせ、
人を励ましいつもいっそう完全な徳を望むように仕向けさせる。
愛は常に向上を欲していかなる、いと低い事物によっても引き停められることを望まない
(トマス・ア・ケンピス)
●最初の一歩を踏み出しなさい。階段全体を見る必要はない。ただ、最初の一段を上りなさい
(キング牧師)
●自分の人格と人生を変えることのできるのは自分のみである。
人は自分の思考を高めることによってのみ上昇し、克服し、達成する(ジェームズ・アレン)
●われわれの運命は、前進することにある。それぞれの社会においては、
その一つ上のものへと進歩せずにはおかない(フーリエ)
●頭を垂れてはなりません。
頭はいつも高く、そして世界を真っすぐに見るのです(ヘレン・ケラー)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!