■<最後の登高>(ヒルティ)
最後の嵐が吹きすさんでも
絶頂めざしていさんで登ろう。
これから道は永久に真直ぐだ、
天の梯子もはるか上まで見える。
ついに明けそめた朝のそよ風が、
えもいえぬ思いで胸をみたす。
しかしその時どきの恩寵(めぐみ)の豊かさに、
わたしの心もたましいも夢みごこち。
高き栄光よ、ついに近づいた、
年ごろ想ったのとなんという違いか。
けれどもなお長い巡礼の不安な旅路を思い、
いま一度、十分に支度をととのえよう。
現実の危険はついに知らなかった、
わたしに触れたのはただ恐怖の影のみ。
ここまで親しく導き給うた主よ、
あなたの大みわざをなしとげて下さるでしょうか。
★★★
●全てのことは、あなた方の益であって、恵みがますます多くの人に増し加わるにつれ、
感謝が満ちあふれて、神の栄光となるためである。だから、私は落胆しない。
たとい私の外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。
なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、永遠の重い栄光を、
あふれるばかりに私たちに得させる(生み出す)からである(コリント後書4-15~17)
●あなた方をキリストにある永遠の栄光に招き入れて下さったあふるる恵みの神は、
しばらくの苦しみの後、あなた方をいやし、 強め、力づけ不動のものとしてくださる
(ペテロ第1書5‐10)
【神の愛=主イエス】に信愛して、【神の愛=隣人愛】に光り輝く、崇高で遠大な【ビジョン:理想・夢・志】を抱いて、ひたすら<霊的向上>を目指しながら、<勝利の栄光>を待ち望み、【ビジョン:理想・夢・志】に示される【ミッション:使命・天職】に挑戦し続けましょう!
●<希望>(ヒルティ)
十字架は重いが、ふしぎなことに
おまえがそれを担うやいなや。それがおまえを担ってくれる
初めは闇夜だが、行く手は真昼の明るさ
その道を進む者は「勇者」と呼ばれる
おまえの力は小さくとも
おまえが帰依した主の力は偉大だ
おまえの星は暗い夜空に輝きわたり
今日は死に、明日はいのちによみがえる
皆さんが心に抱く<最愛の我が子・我が分身>の【ビジョン:理想・夢・志】を<旗印>に高く掲げて、<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】で<高き頂上>を目指して登り続けることを心より応援しています!
●<吉田松陰が亡くなる一年前に弟子に送った漢詩>
「志を立てるためには人と異なることを畏れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思いわずらうな
また目前の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように」
(NHK「その時歴史が動いた」より)
●老年は山登りに似ている。
登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる(イングマール・ベルイマン)
●なおも神の御手に御心に逆らわず、
勇気と希望をすこしも捨てぬ。
私は静かに耐えまっすぐに前進する(ミルトン)
●進まんのみ、進まんのみ。
褒(ホ)めらるるも褒められざるがごとくに進まんのみ。
謗(ソシ)らるるも謗られざるがごとく進まんのみ。
ただ一筋に神を目的(メアテ)に進まんのみ。
人は無き者と思うて進まんのみ(内村鑑三)
●汝の車を星につなげ!(エマーソン)
●人はどんな高いところでも登ることができる。
しかし、それには決意と自信がなけばならぬ(アンデルセン)
●夢を実現できる秘訣を知っている人が、よじ登ることのできないような高みなんて、
私にはどうしても信じ難い。
この特別な秘訣は、4つのCに集約されるように思う。
それらは、好奇心(curiosity)、確信(confidence)、勇気(courage)、継続性(constancy)で、
なかでも最も重要なのは確信である。
あることを信じるのなら、全面的に、絶対的に、疑いの余地なく信じなさい(ウオルト・ディズニー)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!