■<百年の後>(内村鑑三)
日本人が宗教の必要を認むるまでに
五十年経過(かか)った。
彼らがキリスト教の必要を認むるまでに、
さらに五十年経過るであろう。
そうして外国宣教師の伝うるキリスト教にあらずして、
日本国自生のキリスト教の必要を認むるまでには、
なおさらに五十年経過るであろう。
かくて余輩の主張の認めらるるは、
早くとも今よりなお百年の後である。
余輩の骨が墓の中に朽ちるころ、
余輩は余輩が望むようなる日本人の覚醒を見るのであろう。
(1914年2月 『聖書之研究』)
★★★
1914年に、私も敬愛する内村鑑三は、<百年後>に生きる私たち日本人が覚醒して、【神の愛=主イエス】に立ち帰ることを信じ望み<愛の預言>を残してくれました!
偉大な思想家が語り伝えているように、私たちも百年後、二百年後の<未来>の【同労者・同志】に、<最愛の我が子・我が分身>である【ビジョン:理想・夢・志】を託しましょう!
●天才は、常に自分が百年先んじていることに気づく(エマーソン)
●<吉田松陰が亡くなる一年前に弟子に送った漢詩>
「志を立てるためには人と異なることを畏れてはならない
世俗の意見に惑わされてもいけない
死んだ後の業苦を思いわずらうな
また目前の安楽は一時しのぎと知れ
百年の時は一瞬にすぎない
君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように」
(NHK「その時歴史が動いた」より)
皆さんの心に抱く崇高遠大な【ビジョン:理想・夢・志】が、たとえ現代において<見果てぬ夢>で荒唐無稽であろうとも、誰にも評価されずとも、一切の心配御無用です。
私たちの【ビジョン:理想・夢・志】実現のための最善最強の【同労者・同志】は【先人・偉人の教え:名言・格言】に発見できるからです!
●世には沢山のいい格言がある。人がそれらを適用することに欠けているだけだ(パスカル)
●よき金言、格言は時の歯がたつには堅すぎる。そしてどの時代にも食事と同じように栄養を与えるが、
幾千年という歳月にも食いつくされはしない(シルス)
皆さんが【先人・偉人の教え:名言・格言】を<心の起爆剤>にして、<最愛の我が子・我が分身>である【ビジョン:理想・夢・志】を目指すことは【ミッション:使命・天職】であると確信して、<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】で前進し続ける【愛と自由の戦士:神の僕・神の愛子】として活躍される事を心より応援しています!
●末の世において道義を実践したならば、必ずその時の人々から、極端だといわれるであろう。
もしまた、世人から極端だといわれるくらいでなければ、決して道義ではないのであって、
すなわち世俗に同調し濁った世に迎合したものにすぎない(吉田松陰)
●賞誉されて忠孝に励む人は珍しくない。責罰されてもなお忠孝を尽す人物こそ、
真の忠臣孝子である。武士たるものが覚悟すべきこと、実にこの一点にある
●私は30歳。四季はすでに備われており、
花を咲かせ、実をつけているはずである。
それが単なるもみ殻なのか、成熟した粟の実であるのかは、
私の知るところではない。
もし同志の諸君の中に
私のささやかな真心を憐れみ
受け継いでやろうという人がいるなら、
それはまかれた種が絶えずに、
穀物が年々実っていくのと同じである(吉田松陰の遺書「留魂録」から)
●汝の道を主にゆだねよ、
主に信頼せよ、
主はそれをなしとげ
光のごとく汝の義をあきらかにし、
真昼のごとく汝の訴えをあきらかにし給わん(詩篇37-5~6)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!