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草花よりも大樹を目指せ

◇◇ 草花よりも大樹を目指せ ◇◇【2001年7月13日に作成した<第160回>より】
 NHK「心の時代」に出演された農学者・福岡氏の「粘土ダンゴ」に想う事
●失敗は罪ではない、目的が低い事が罪である(内村鑑三
●汝の車を星につなげ(エマーソン)
●青年よ大志を抱け(クラーク)

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。

何年か前に、テレビ番組で農学者の福岡氏の発明したどんな土地でも自給自足可能な
世界唯一の自然農法である「粘土ダンゴ」の紹介がありました。福岡さんは30年以上
独自の研究に専念し続けますが、日本の権威の誰からも相手にされず、たった独りでも
を自説の正しさを信じてひたすら前進しチャレンジし続ける、まさに信念の人です。

彼の農法はこれまでの農耕技法に対して「逆転の発想」です。これまでの農法とは大量
生産と人間の都合に合わせるように栽培することを目的としてきました。そのためには
土を掘り起こし、溝を作って種をまき、土をかぶせて、そこに十分な肥料を上から与え
水を毎日きちんと与え害虫駆除の為に農薬を与えれば、やがて芽が出て来るという今では
常識になっている発想です。

ところが、この「種から芽を出させる」という人間の発想そのものをくつがえす事に
挑んだのが世界でたった独りの福岡博士なのです。

福岡さんの発想は先ずは「根を伸ばす」という発想です。これがそもそも自然だからです。
従来の農法はなるべく早く大量にしかも人間の都合で思い通りに「芽を出させるため」に
を考えていたのですが、福岡さん自身はどうすれば、自然現象のように種が土に根ざすかを
考えたのです。自然界では鳥や獣や昆虫が種をまく担当です。彼等は土を掘り起こしたり、
肥料や水をまく事はしないのが常識です。福岡さんはここに注目したのでしょう。

彼はある目的の作物を育てるためには、作物を育てたい土壌にその作物がしっかり育つための
自然環境を用意するために100種類以上の種と成分を混ぜ合わせた粘土ダンゴを作る事から
はじめるのです。そして、それを土壌の上にダンゴ状態で放置するだけで、後は何も手を加えず
世話もしなくても、やがて種から根が伸びて土壌に根付き、次には芽を出して、作物として収穫
できるという自給自足農法なのです。

この農法の問題点といえば、目的の作物を栽培するためには、害虫対策のために多くの草木までが
繁殖するという事です。自然のままに農薬・肥料など加えることなくきれいな野菜が育つのです。
この自給自足農法は雨の少ない砂漠地帯や貧困飢餓に苦しむ難民キャンプでも栽培可能な画期的な
技術と言えるでしょう。その土壌・気候・環境条件に合わせた「粘土ダンゴ」を調合しさえすれば
どんな場所にでも食物となる野菜を育てられるのです。

福岡さんの「粘土ダンゴ」農法を通じた【ビジョン】とは各家庭が庭先の小さな場所に家庭菜園を
作る事で、日本の食糧自給問題でも、世界の食糧不足だって解決できるという強い確信です。

既にギリシャの独りの靴職人が福岡さんの愛弟子となって、ギリシャに多く見られるはげ山となった
不毛地帯に「粘土ダンゴ」をばらまくだけで、自然に任せて見事に木々が育ちはじめ、そして大根や
ニンジンなどの野菜の収穫にも成功しているそうです。

ギリシャの愛弟子の【ビジョン】はあの歴史的な「シルクロード地帯」をグリーンベルトにすること
だそうです。しかし、現在まだ中国側ではこの壮大なプロジェクトに対して非協力的だそうです。
師匠の福岡さん自身が自説を曲げない信念の人ならば、弟子もまた根性と根気では負けず劣らずの
人に違いありません。近い将来には独りの情熱と信念と愛情から生まれたこの壮大なプロジェクトが
実行される事でしょう。

福岡さんの発言で印象深い発言があります。それは単に植物だけの問題ではなく、人間の成長にも
通じることだと思ったからです。

「根」は砂漠のように、土の上から水や肥料を与えられなければ1週間で2メートル以上も細い糸
のようになって地中深くに根を伸ばし続けて命がけで必ず水源を探しだすそうです。そうすれば、
もう少々のことがあってもその植物は枯れることも、何十年の風雪に耐えて流される事も
飛ばされる事もなくしっかりとその過酷な土壌であっても育つそうです。

つまり、「粘土ダンゴ」とは「根」が1週間をかけて2メートル以上伸び続けられるような自然環境を
用意してあげることとも言えるのです。「芽」の為でなく、「根」のためにこそチャンスを与えて、
チャレンジさせるのです。

初めから水や肥料を人工的に与えてしまうと、「根」自体が深く根ざすまえに、芽の方が先に
育ってしまい、水や肥料をやり続けなければ直ぐに枯れてしまい、根も浅いために数年もしない内に
流され吹き飛ばされてしまうような軟弱な植物となってしまうそうです。

実際にアフリカの砂漠地域で行われている国際支援を受けての国家的植樹プロジェクトの多くは、
毎日数トンの貴重な水を与え続けて育てているそうですが、それでは「根」が育たず深く伸びずに
根性も根気も無い見せかけだけ大きく育ったいつ枯れるか心配だらけの木々しか育たないそうです。

この話はまさに「人間教育論」にも通じるのではないでしょうか。

特に日本ではこれまでは、なるべく早く「芽を出させる」教育が優先されたのではないでしょうか。
「根を伸ばす」教育は個別的指導でもあり、成果が見えにくいからともいえるでしょう。

芽と根を同時に伸ばす教育は困難なのです。そこで【キリスト精神】は先ずは【根を伸ばす】事に
導いてくれる力となるのです。

●学問の上に学問がある。しかして深き学問は常に信仰と一致する(内村鑑三

【根】が目指すのは【ビジョン:大志・夢・理想】です。直ぐには成果など出る訳がありませんが、
一度その道である【使命・天職】を発見したならば、後は隣人・社会に【芽:成果・実践】を出し
伸ばすことにのみ専念すれば良いのです。【根:自主独立精神】がしっかりと深く根づいていれば、
何も恐れる事も必要以上に不安になることなくチャレンジし続けられるからです。

●おまえの不幸に打ち負かされるな。神に頼れ、そうすれば勝つだろう。洪水がおそってきても
 おまえは上にあって溺れないだろう。苦しすぎる重荷を負わされたならば、主なる神がすぐに
 おまえの願いを聞き給うのだ(パウル・ゲルハルト)

私たちは一年草のような草花や根無し草で終わるのでなく、堂々とした大樹を目指そうではありま
せんか。大樹であればあるほどに、先ずは土台としての根をしっかりとさせなくてはなりません。
それまでは孤独の戦いであり、世間的には失敗と挫折と無理解と迫害の連続であるかもしれません。
そこで、そんな苦難にもひるまずに恐れずにネバーギブアップの精神を育ててくれる「粘土ダンゴ」
こそ【キリスト精神】なのです。無限の【ダイナミック・パワー】は勇気と希望と慰めと励ましを
私たちの心に直接に与え注いでくれるのです。

先ずは大樹を目指そうとする意志は、神から見て決してごう慢でも独善でもありません。
「私には大樹など恐れ多くて無理です。私は名も無き草花で十分です。」と想う事こそがごう慢で
忘恩なのです。私たちは既に神に多くの恩義があり、この世の生涯で恩返ししなくてはなりません。

●大切なのは偉大な意欲をもち、それを貫くだけの技量と堅忍力とをもつことだ(エッケルマン)

大樹は多くの動植物を何十年もの間、しっかりと守り育てる【大義:使命・天職】があります。
一方で草花は自分一代で終わろうとする大樹への便乗派です。後は野となれ山となれの現世主義
です。大樹は自分の身体をぼろぼろになるまで食いつぶされても、それでも誰かの役に立つ為に
しっかりと立ち続けています。

●純粋に精神的なものはすべて謙遜である。何故なら、その使命の偉大さが十分に心にしみわたって
いるからである(ヒルティ)
●もし、我れ明日死すると知らば、我は今日木を植すべし(ジラード)

私たちは【キリストの愛】を受け入れるならば大樹を目指すべきです。一度の人生です、自己の
【タレント:個性・才能・可能性】を思いきり出し惜しみせずに使い果たそうではありませんか!

●強いられてするのでなく、神に従って自ら進んでなし、恥ずべき利得のためでなく、本心から
 それをしなさい(ペテロ前書5-2)

●各自は惜しむ心からでなく、また、強いられてでもなく、自ら心で決めたとおりにすべきである。
 神は喜んで施す人を愛してくださるのである(コリント後書9-7)

●私は自分を強くして下さった私たちの主キリスト・イエスに感謝する。主は私を忠実な者と見て
 この務めに任じて下さったのである(テモテ前書1-12)

ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!

メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)

皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。
ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた
約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html
もし、皆さんの中で、過去のメルマガにも興味があるならば、まとめてメイル送信しますので御気軽に御連絡ください!
★ウェブを参照ください!http://www.geocities.jp/cforum2000/
★★★皆さんの【ビジョン】【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
 あなたの【ビジョン:理想・夢・志】・【願い事】を御気軽に御連絡下さい!
<心を一つ思いを一つ>の【チーム・スピリット&チーム・ワーク】に私が協力します!
あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
 天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
 二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる(マタイ伝18-19~20)