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議すれど決まらず

◇◇ 議すれど決まらず ◇◇
【2001年3月16日に作成した<83回>より】

国会予算委員会公聴会を観て

皆さんこんにちは。そしてご愛読に感謝します。

日本社会は会議が好きです。どんな組織・集団でも常に集まって
打ち合わせをしたがります。先ずは和を尊びコンセンサスを得る
という考え方こそが民主主義であると考えるからかもしれません。

ところで、国会予算委員会公聴会で興味深い光景を見ました。
公聴会に招かれた有識者は二人で、一人は東大出身で現在は
帝京大学の理事長兼総長です。もう一人は元上智大教授であり
現在は多摩大学学長のG・クラーク氏です。

教育・学校制度に関して多岐にわたる質問が国会議員が出して、
それについての答弁をする会議でしたが、そこにも日本的な議論と
欧米的な議論展開の違いが明確に現れていました。

日本の教育分野を熟知する帝京大学総長の沖永氏は、江戸時代の
寺子屋・藩校制度からはじまり、明治維新・戦前・戦後の教育のあり方を
明確にして、現在の問題点を明らかにしていきます。それは当事者である
立場を離れての終始一貫が客観的批判です。行政が悪い、大学が悪い
社会が悪いと。

一方で、クラーク氏は違います。常に世界的視野で日本の教育現場と
世界の教育制度の相違点を明確にして、より善くするための具体的な
提案・提言をします。そして、自ら多摩大学で導入してその効用を説きます。
あくまでも革新的・実践的・挑戦的な態度で日本の教育の明日を明確に
してくれます。

私には日本と欧米での会議の位置付けが違うように思えます。
私のごくわずかな経験ですが、私がサラリーマン時代に、ニューヨークで
米国人との会議をした事があります。

映画や話では見たり聞いていましたが、実際に会議中は全くの対等関係で、
みんなが自由なスタイルで気楽で無作法とも思われる格好で参加します。
そして、少しでも解らない事があれば、周囲を気にせず、徹底的に質問して
理解するまでは引き下がりません。周囲も協力してみんなの理解を目指します。
たとえ質問・疑問がごく初歩的・基本的レベルでも恥ずかしがる事も遠慮する事も
ありません。

そして、議案・提案者に対して、何の意見も質問も反論もしないことは、それは、
相手への最大の失礼であると言えます。つまり、参加している意味もなく無視した
事になるからです。さらに、どんなにつまらぬ質問でも反論であっても、
常に「Thank you 」「Good Point」「 Good Question」という考えにあります。

私たちは自分の意に反する反応を嫌い恐れますが、欧米人は敵対関係を明確に
してくれる方が安心するとも言えます。何故なら、自分のどこが問題であるかを
明確にしてくれるのは、偽りの味方ではなく、本当のライバル・宿敵の批判にこそ
示されていることをよく理解しているからです。まさに「リア王」の戒めを理解している
とも言えます。

●我々は敵の鋭い監視の下に生活するときにのみ、克己、厳しい正義愛、
 自分自身に対する不断の注意といった大切な諸徳を知り、かつ行う事を
 学ぶのである(ヒルティ)

●批判される者となれ、批判する者となるなかれ(内村鑑三

一方で、日本人は今考えていますとか、右に同じとか、別にありませんと発言して、
その場を逃れようとします。そして会議後の【リング外】で本当の議論が行われます。
反対者を除いて個別で打ち合わせたり、例えば夜の飲み会などです。

その背景には、日本の会議では、提案した時に多くの場合には、熟練者・上司から
「それは無理だ」「もっと勉強してから質問しろ」「より具体的にしなさい」と意見自体が
否定されがちだからはないでしょうか。みんなの前で発言することは恥をかきやすく
損得で考えがちになるのではないでしょうか。

つまり、発言する前に慎重にならなければならないような風土があると言えます。
ブレストやディスカッションやディベートが下手と思われているのは、意見・質問する
人間の心意気をあまりにも軽視するからに他なりません。

先ずはどんなことでもわざわざ発言してくれる隣人には【感謝】するべきであると
言えるでしょう。誰もが自分の損得のためだけに会議に出席していたのであれば、
その会議は無用の無益なる存在でしかないからです。

本来の会議の場とは、新たな発見や創造が産み出されるクリエイティブな世界である
といえるでしょう。欧米人にとって会議をするということは、そのような立場で参加する
神聖な場であることを理解するべきではないでしょうか。

クラーク氏はわずか2時間の公聴会の中で十種類に近い様々な提案をしてくれました。

どんな組織・集団であっても、その改革・改善を目指した会議を開催する時には、
先ずはどんな意見でも受入れ感謝できる心を持つ進行役・議長を選ぶことかも
しれません。

●感謝は完全な体験のしるし、つまり、理性にまで移行した信仰のしるしである(ヒルティ)

ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
 
メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)

皆さんこんにちは!
私は東京の中野に【チャレンジ・フォーラム】という【キリスト精神】啓蒙施設を運営しながら、個人的【福音伝道】事業を行っています。
ここに紹介する記事は、基本的にはメルマが(e-magazine)で2000年11月から2006年6月までに不定期発行してきた
約400号から抜粋して掲載しています。(http://www.emaga.com/info/cforum.html
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あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!
●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
 天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
 二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる(マタイ伝18-19~20)

皆さんからの御連絡お待ちしています!