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勇気ある人々

【2001年5月8日に作成した<第124回>より】
◇◇ 勇気ある人々 ◇◇
2001年5月7日付け朝日新聞夕刊2面「勇気ある人々賞」の記事を観て

●勇気と謙遜は常にあわせ持たねばならない(ヒルティ)
●善を為す事のみ善事にあらず、困難に耐えること、
 これまた大なる善事なり(内村鑑三

新聞を読んで初めてアメリカに「勇気ある人々」賞の存在を知りました。
外部の圧力に屈せず自らの良心に従って行動した「公職者」に与えられる
賞だそうです。

今年度の受賞者は元大統領のフォード氏です。ご存知ウオーターゲート事件で
大統領を自ら辞任したニクソン氏の後継者として副大統領であったフォードが
1ヶ月後に大統領に就任します。その時に彼はニクソンに恩赦を出します。
「本人と家族は十分に苦しんだ」と言う理由で・・・。

しかし、世論はそう簡単にニクソン氏を許しませんでした。もし赦せば真相が
闇に葬られると思ったからです。この強い非難を怖れずにフォードは決断して
実行したのです。おかげで、彼の人気はなくて2年後の大統領選で落選します。

今回、彼に賞を与えるについては、時がたってみれば、当時の彼の決断にも
大いに評価されるべき意義があったことが認識できたからです。
「長い悪夢から米国民を回復させた。」

フォード氏はインタビューに次のように答えたそうです。
「私の決断が認められてうれしい。」
27年ぶりの名誉回復です。怒りや憎しみや恐れにとりつかれてしまった時には、
どんなに善事であっても認められるまでには時を必要としますね。

●おのれの罪、他人の罪に曇った良心はあなたの言葉を激しすぎると思うだろう。
 しかし、あらゆる虚偽をすてて、見たままをのべるがよい・・・
 傷あとをかゆがるものには、かかせるがいい。
 あなたの声は初めは味わい苦くとも、のちに消化(コナ)されると、
 みなの命の営養(ヤシナイ)となる(神曲 天国篇 第17歌124行以下)

確かに、真相解明が不明瞭になった問題はあったかもしれませんが、それにより
ニクソン氏は救われたことで復活できました。彼は積極的にすすんで平和外交を
個人的に実践しました。まるで、「ああ無情」のジャン・バルジャンが神父に
赦されたおかげで、生まれ変われて積極的に隣人愛の実践を行えたようにです。

アメリカの国益を守る統治者としては失格であり、国民を裏切った大統領でも、
世界平和という最も困難なチャレンジには喜んで身を投じることができたのです。

彼は失脚して赦されたことが【試練】となって、本当の【使命・天職】を発見した
と私は信じます。神が彼に与えた【タレント】は保守的な守備防戦向きではなく、
革新的な攻撃突進に向いていたのです。だから彼は並の政治家ではできないことを
独りでもできたのです。

米国民の素晴らしい特質は、彼の亡き後の27年後であっても、国民を裏切った
過去があっても、彼の功績を決して忘れずに表彰できる心意気です。

私たちも個人的生活において大いに見習うべき点です。

●誰しも人を許すときが、自分を最も高める時である(ゲーテ

現在、ローマ法王ヨハネパウロ?世もまた和解に向けて大いなるチャレンジを
し続けています。ポーランド人の彼は若かりし頃に、ドイツ占領下でパルチザン
共に戦った中で、生涯の後悔となる苦い体験がある事を自ら告白しています。
それはユダヤ人虐殺を助けられずに見殺しにしてしまったことです。

彼の現在の姿には彼自身もまた大きな十字架を背負っているのがはっきり見えます。
彼はカトリックが異端として迫害した他宗教との分裂・不和を21世紀に和解させ
世界平和への道を築く先駆者の独りとなってくれています。

過去の罪を赦してもらうために、自分の方から歩み寄る勇気もまた偉大な行動です。
しかも、多くのしがらみや政治的色合の強い、ローマカトリックの教会権威と名声に
ある指導者であれば、なおさら本当の信仰がなくてはできない行為だと私は信じます。

●神が私たちに下さったのは、臆する霊ではなく力と愛と慎みの霊なのである
 (テモテ後書1-6)
●我等は困難に耐えて困難にある多くの同胞を慰むるをうるなり(内村鑑三
●愛には偽りがあってはならない。悪を憎み退け善に親しみを結び、兄弟の愛を
 もって互いにいつくしみ、進んで互いに尊敬しあいなさい
 (ロマ書12-11~12)
●敵を愛するということは、我々が神と結ばれることによって、人間を恐れる
 習慣をすてたときにのみ、起こるのである(ヒルティ)

本来、私たちの【良心・善意】とは不和よりも和解を、分裂よりも一致を、
悲しみよりも喜びを、憎しみよりも愛を、闇よりも光を、不義よりも正義を
求めているはずです。それを望んでも実践できないのは自分に勇気と忍耐が
ないからに過ぎません。社会のせいでも相手のせいでもありません。

●善の勝利についての絶望は、常に個人的勇気の欠乏である(ヒルティ)

だからといって、そんな無力で意気地なしの自分を卑下して悲観する必要は
ありません。あのローマ法王にしてもニクソン氏にしても私たちの同類です。
彼等があのように勇気ある人々に見えるのは、彼等自身ではないのです。
彼等の中に生きている【イエス・キリスト】自身が光り輝いているのです。

彼等の表情を良く見てください。ヨハネパウロ?世もニクソン氏も苦渋に満ちた
つらそうで優しさや愛情など少しも見当たりません。

そうです、彼等の信仰が正しい証明はそこにあるのです。自分自身を飾るのでなく
彼等の心に信じ愛する【イエスの栄光】が光輝くことで、彼等の行動をも勇敢な
ものとさせているのです。

●たとい私たちは不真実であっても彼(主イエス)は常に真実である。
 彼は自分を偽ることができないからである(テモテ後書2-13)
●主のみまえにへりくだれ、そうすれば主はあなた方を高くして下さるであろう(ヤコブ書4-10)

そして、私たちも、特に私のような小さき弱き意気地なしで臆病な愚かな人間でも
イエス・キリスト】を心に迎えるならば、何も恐れるものなどなく、思いきり
自分の喜びで隣人をも喜ばせる【使命・天職】をまっとうすることができるのです。

●神に近づきなさい、そうすれば神もあなた方に近づいて下さるであろう
 (ヤコブ書4-8)
●神はあなた方にあらゆる恵みを豊かに与え、あなた方を常に全ての事に満ち足らせ、
 全ての良いわざに富ませる力のあるかたなのである(コリント後書9-8)

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!

メイル歓迎します!
cforum@tanaka.name
田中 聡(さとし)

★★★皆さんの【願い事】のために【礼拝:祈りと感謝】致します!★★★
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あなたと共に【主の御名】によって【神の愛=主イエス】に【礼拝:祈りと感謝】いたします!

●あなた方のうちの二人が、どんな願い事についても地上で心を合わせるなら、
 天にいます私の父はそれをかなえて下さるであろう。
 二人、三人が私の名によって集まっているところには私(主イエス)もその中にいる
 (マタイ伝18-19~20)

皆さんからの御連絡お待ちしています!

ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主の恵みに感謝します!アーメン