■自由への道の諸段階(ボンヘッファー)
<訓練>
おまえがもし自由を求めて旅立とうとするなら、
欲望と肉体がおまえをあちらこちらへ引きまわさないように、
まず感覚と魂とを訓練せよ。
精神と身体をきよらかに保ち、完全に自分に従わせ、
従順に与えられた目標を追い求めよ。
自由の秘密を知った者はいない。そのためには訓練があるだけである。
<行為>
心のままに行動せず、毅然として正義を行い、
可能性の中で動揺せず、現実的なものを大胆に捕らえよ。
自由は、思考への逃避の中にはなく、ただ行動の中にあるだけである。
ただ神の戒めとおまえの信仰のみに支えられ、
不安に満ちたためらいを捨て、出来事の嵐の中に出て行け。
そうすれば自由は、おまえの魂を歓喜しつつ迎えるであろう。
<苦難>
驚くべき転換がもたらされた。強い生きた手が、おまえに結びつけられた。
おまえは無力さと孤独の中で自分の行為に終焉を迎えるが、
おまえはほっとして、静かにまた悠然と、おまえの義を、
強い手に託し、満ちたりる。
一瞬であろうと、自由に触れて祝福を得、その自由を、
神の手にゆだねるなら、神がその自由を完成させてくれるであろう。
<死>
さあ来い、永遠の自由への途上で催される最高の宴、死よ。
この世で見えないものを終りの日に見るために、
われわれの過ぎゆく肉体と惑わされた魂の、
重苦しい鎖と、壁をとり払え。
自由よ、われわれはおまえを、訓練と、行為と、苦難を通して尋ね求めてきた。
そして今、死に臨みつつ、おまえを神の顔の中に見いだす。
★★★
【神の愛=主イエス】に信愛する私たちにとって、<自由への道>は、自分の心に【神の愛=隣人愛】で光り輝く<最愛の我が子・我が分身>である【ビジョン:理想・夢・志】を目指す道であることを体感できます!
皆さんが心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】を目指して、【神の愛=隣人愛】と【霊性:魂[勇気]・善意・良心】を<自由解放>させるために、<訓練><行為><苦難><死>んp諸段階を体験しながらも、<不屈の楽天主義・楽観論>の【パッション:受難覚悟の情熱・熱望・気迫】で前進し続けることを
心より応援しています!
●精神とは何か。火であり、自由であり、神の息吹きである(ベルジャーエフ)
●自由を愛することは他者を愛すること(ウイリアム・ハズリット)
●人はただ信仰によってのみ自由とされるのであって、いかなる意味においても
行為の正しさによって自由をえるのではない(ルター)
●自由とは、あらゆる特権を有効に発揮させる特権である(カント)
●恐れなき冒険は自由の精神で、打ち負かされない力を生みなさい(ヘレン・ケラー)
●あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、それは与えられた
運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である(フランクル)
●人間に残された最後の自由は、どんな状況にあっても、その中で自分の態度を決めることだ
(フランクル)
●真の自由とは、すべてのことを己の基準でなしうることである(モンテー二ュ)
●自由には義務という保証人が必要だ。それがなければ単なるわがままとなる(ツルゲーネフ)
●私は人格をすべて表現するために自由を望む(ガンジー)
●すべての偉大なることは単純である。その多くは、自由、正義、名誉、義務、慈悲、希望という、
1つの言葉で表現できる(チャーチル)
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!