2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
●戦士の祈祷 <黒人文士バウル、ダンバー氏の近作を意訳せしものなり。>(内村鑑三) 過る頃我れ或る人の祈るを聞けり。 『全能にして当るべからざる神よ、 願くは我をして争闘を避けしめ、 爾(ナンジ)、我の為めに戦ひ給へ』と。 我は自身偽善者なるやも知ら…
●聖歌604番(新聖歌172番)のぞみも消えゆくまでに世の嵐に悩むときかぞえてみよ 主の恵みながこころは安きをえんかぞえよ主の恵みかぞえよ主の恵みかぞえよ ひとつずつかぞえてみよ主の恵み主のたまいし十字架を担いきれずしずむときかぞえてみよ 主の…
●<汝の恐怖を風に任(マ)かせよ>(ゲアハート)[『愛吟』(内村鑑三)より] 汝の恐怖を風に任(マ)かせよ 望んで狼狽(フタメ)くなかれ 神は汝の悲鳴を聞けり 神は汝の頭を擡(モタ)げん 暗き雨夜の波路の中に 神は汝の道を開かん 彼の時を俟(マ)てよ然らば 夜は喜楽の…
◇◇≪善き意志≫を行なう能力である【真の自由】(その1)◇◇<改訂版・再掲載> 【2002年5月5日に作成した<第244回>に加筆】 ★★「フリー・チベット!」と「映画『靖国』問題」に考えること★★ ●自由は自ら己を治むるの意なり(内村鑑三) ●自由は理想…
◇◇≪善き意志≫を行なう能力である【真の自由】(その2)◇◇<改訂版・再掲載> 【2002年5月5日に作成した<第244回>に加筆】 ★★「フリー・チベット!」と「映画『靖国』問題」に考えること★★ ★★【その1】のつづき★★ ところで日本で一般的に【自由…
●讃美歌2番(讃美歌21 11番)いざやともに こえうちあげてくしきみわざ ほめうたわましつくりましし あめつちみなかみによりて よろこびあり母のむねに ありしときよりわがふむみち さきわいたもういまものちも あだをふせぎ世のわざわい のぞきたまわんま…
●<急がずに、休まずに>(ゲーテ)[『愛吟』((内村鑑三)より] 「急がずに、休まずに」、 是ぞ汝の胸飾(ムナカザリ) 心の底の奥に留(ト)め、 波風荒く吹き捲くも、 花咲く小径(コミチ)たどるにも、 世を去るまでの旗章(ハタジルシ)。 急がずに、心して、 心の胸の手綱(…
ここにおいてわたしは知った、霊が満たされるのは、 ただ真理の光、いのちの泉によることを。 その真理はわれらに示す、真理のほかの一切は迷妄にすぎないことを。 されど霊が真理を見出すとき、努力の苦しみはやむ、 そして霊はかならず真理を見出す力を持…