【ビジョン&使命・天職】で<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>に導く【神の愛=主イエス】!!

★AMEN!HALLELUJAH!THANKS JESUS LOVE!★AMEN!HALLELUJAH!GLORY JESUS KINGDOM!★Good luck & God bless you!

【神愛福音道】【聖書価値観:神愛世界観・神愛歴史観・神愛人生観> 【神助道:神助精神・神助主義・神助本願・神助努力・神助本位】 【<御国:千年王国・メシア的王国・神愛王国>創世道】

不可能を実現する【信・望・愛】

◇◇ 不可能を実現させる愛ある信念の力 ◇◇
【2001年6月4日に作成した<第143回>より】

2001年6月3日(日)テレビ朝日23:00「宇宙船地球号
『スラムを変えた花と緑の奇蹟・バンコク』を観て

●汝等の信じるごとく汝に成るべし(マタイ伝9-29)
●神の無限の力に頼りて、我等は我等の信じるがごとくにすべての事をなすをうるなり(ピリピ書4‐13)
 ⇔ 私を強くして下さる方によって何事もすることができる

神に大事にされ大切なる皆さんこんにちは、ご愛読に感謝します。

毎日の中にも勇気と希望を与えてくれるエピソードはたくさん発見できます。
特に、世間一般には不可能と思われても、ただ独りから立ちあがって可能性を
信じてチャレンジして見事に実現できた奇跡的な感動話は私たちに大いなる
力を確信させてくれます。

それは【神の愛=隣人愛】に基づく【ダイナミック・パワー:信じる力・望む力・愛する力】です。

●私たちは、真理に逆らっては何をする力もなく、真理に従えば力がある
(コリント後書13-8)

皆さんの中にもテレビ番組をご覧になった方や既に詳しくご存知の方がいれば
ご容赦下さい。

【ダイナミック・パワー】で奇蹟を起こしたのは、八木沢さんとその家族です。
八木沢さんは20年前からボランティア活動でカンボジア難民救済に参加して、
やがて日本で暮らす事を止めて、バンコクのスラム街に住みついたそうです。

彼は楽しそうにテレビで次のような内容のことを語ってくれます。

「自分が彼等に何かを与えようとしたつもりが、いつも彼等から多くのものを
 与えてもらってきました。ここには人間が生きている実感がある。」

ご存知のようにバンコクのスラム街では悲惨な出来事が日常茶飯事です。エイズ
売春、麻薬による被害は子供の将来まで奪ってしまっているようにも映るでしょう。
そこは何の夢も希望もなく、ただ貧困の中で差別されて死を待つ小さき弱き人々の
どん底】の集落であるかもしれません。

スラム街は家の前でも汚れ放題のゴミの山に埋もれています。きれいに片付ける気は
ないのかを住民に聞けば、我が家でもなくただの「仮の住み処」とでも言うのでしょう、
きれいにしたからといって何になるんだと空虚な応えが返ってくるだけです。

しかし、こんな疲れ果てた絶望と貧困に苦しむ住人が集まる【どん底】であっても、
八木沢さん一家が訪れたことで大いなる<愛の奇蹟>が起こったのです!!

●大いなる事業が完成されるためには、ひとつの精神があれば足りる、
 千の手を動かすために(ゲーテ)

八木沢さん一家はそんなスラム街で子供を産んで育て暮らしていますが、彼等だけは
初めから近所と異なっていました。それは自分たちの住居周りををきれいにしている
ことでした。そして、八木沢さんはスラム街に欠けているものが何かを発見しました。
それは食べ物や衣服や電気製品などの人間が作った物質的な生活必需品ではありません。

それは神様が創造され私たちに与えてくれた美しい【自然:花と緑】だったのです。
八木沢さんは早速【花と緑】の美しさと感動を皆にも知ってもらおうとして、戸外に
植木鉢を置いたり花を植えたりし始めます。しかし、近所の住人は八木沢一家の行動を
あざ笑います。

「そんな事をしても無駄ですよ。誰かが盗んだり、壊しちゃいますから。」

しかし、その言葉が本心からではないことを八木沢一家だけは確信していたのでしょう。
スラム街の住人はあまりにも現実苦に痛めつけられて、心が冷めきってしまい、情熱も
愛情も見失っているだけなのだ、きっと彼等の本心には今でも善意・良心は存在していて
何かを信じ望み愛したいに決まっていると…。

八木沢一家の【花と緑】の歓びを伝えようとする福音伝道活動のチャレンジが実ったのは
何と7年後のことでした。その時、スラム街の住人は【愛】を取り戻すことができたのです。
誰もが不可能と決めつけていたスラム街からゴミが次第に消えて行きました。それと同時に
【花と緑】が住人の手によって植えられて行きました。今ではどこの庭先にも花と植木鉢で
一杯です。

まったくの少数派であった一家族の<小さな一歩>が偉大な<愛の奇蹟>を起こしたのです!

●全て偉大なことは、小規模に、少人数から始まるものだ。あなたはそれを覚悟
 しなければならない。そして、子供たちを教育するのも、彼等が少数派に属す
 ることを平気なように導かねばならない(ヒルティ)
●人数が少ないからといって世界を変える力はないと侮るなかれ。
  世界を変えてきたのはまさしく少数の力なのである(マーガレット・ミード)

八木沢一家が行ったことは、先ずは住居の周りのゴミを出さないようにして、清潔にして
【花と緑】で隣人にも感動と歓びを分け与えることだけです。何の説教もせず強制的指導
もしません。静かに自らの生活行動で示しただけです。その真っ直ぐな信念に従った行動
こそ、住民の心をよみがえらせる力があったのだと思います。八木沢さんは確信していた
はずです。【花と緑】がよみがえるように、彼等のような絶望と貧困に苦しむ住人もまた
よみがえる【魂の復活】を信じ望んでいたのでしょう。そして、彼等を心から愛していた
からこそ【奇蹟】は起きたのです。失われた愛を取り戻させる事ができるのは、やはり愛
を信じる力でしかないのでしょう。

●人の子が来たのは、失われたものを尋ね出して救うためである(ルカ伝19‐10)

スラム街の住民は街からゴミの山が消え始めると、そのゴミを売る事に意欲を持ち始めます。
そして、先ず、ゴミを回収し売却した金で、卵を買って街の住人に配給する事を考え出して
見事に実現するのです。卵の次は【花と緑】の苗木を配給するようになります。もともと、
彼等は花が大好きな土と共に生きていた人たちだっだのです。彼等は自らの民族の伝統まで
取り戻せたのです。

さらに、彼等のチャレンジは前進し続けています。それは子供の教育のための本の普及です。
現在はわずか車1台ですが、バンコク市内1400箇所をカバーする移動図書館を実現させました。
常設図書館も10個所できました。スラム街は住居が狭く勉強するにも不便だったので子供には
将来への大いなる希望の光明です。さらに、本を読む歓びを与えるために、そしてきれいな
話し方や自然の話を学んでもらおうとして、絵本を読ませるボランティアも登場しています。

スラム街の住人の前に山積みなっていたゴミに対する考え方が一変したのです。ゴミは本当の
心の豊かさを取り戻すための恵みとなったのです。彼等は時間がある人が自発的にすすんで、
ゴミ回収を実践するようになりました。きれいな事は素晴らしい事を彼らは理解できたのです。

スラム街の人々もまた自分のゴミ回収の行動が誰かの役に立つ事を知り歓びと誇りとなっている
のです。

●どんな善き衝動にもただちに従うという習慣は楽園に至る一番の近道である(ヒルティ)
●ある程度は、他人のために心配したり、はたらいたりしなければ、どんな人も
 精神的に健康を保つことはできない(ヒルティ)
●【愛】は、イエスに対する【貴い愛】は、人を促して大きな仕事をなしとげさせ
 人を励まして、いつもいっそう完全な徳を望むように仕向けさせる。
 【愛】は常に向上を欲して、いかなるいと低い事物によっても、引き停められることを望まない
 (トマス・ア・ケンピス)
●何を与えるかと言うことよりも、大切なのはどう与えるかということだ(ゲーテ
●私たち一人びとりは、隣り人の徳を高めるために、その益を図って彼らを喜ばすべきである
 (ロマ書15-2)

八木沢さんは次のように語っています。

「一度きれいになるとゴミ棄てはなくなります。ゴミがあれば誰かが拾い片付けます。
 汚すなというよりは、きれいな見本を作ることです」

八木沢さんにとって、スラム街の【花と緑】の地道な普及活動は【使命・天職】そのもの
ですね。誰もが不可能とさえみなしていたスラム街のゴミ対策と人間の復活を同時に実現
させる事など、もし八木沢さんがいなければ他の誰もできなかったに違いないからです。

7年間も続けた忍耐力は【神の愛=隣人愛】に基づいた【ダイナミック・パワー:信じる力・
望む力・愛する力】によって支えられ克服されたのだと私は理解します。

従って【神の愛=主イエス】に信愛するならば、私たち各自にも<愛の奇蹟>を起こせる
<ビッグ・チャンス>が与えらていると信じます!皆さんの活躍を心より応援しています!

●元気を失うな、勇敢であれ、慰めはしかるべき時に必ず来るであろう(ヒルティ)
●望みて喜び、患難に耐え、常に祈れ(ロマ書12‐12)
●主をおのれの喜びとせよ。主に自らをゆだねよ、
 主はあなたの心の願いをかなえてくださる。
 あなたの道を主にまかせよ。信頼せよ、
 主は計らい、主が成し遂げてくださる。
 あなたの義を光のように、
 あなたのための裁きを真昼の光のように輝かせてくださる。
 主の前に静まり沈黙して主に向かい耐え忍びて主を待ち望め。
 おのれの繁栄の道を行く者や悪だくみをする者のことで心を悩まし、いら立つな(詩篇37-4~7)
 
それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!

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田中 聡(さとし)