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【神愛の摂理:神助・導き】【2】

◇◇Providence(神の摂理:神助・導き)(その2)◇◇
【2002年7月25日に作成した<第264回>より】 
2002年7月23日(火)21:15NHK「プロジェクトX救急救命ER誕生」を観て

★★【その1】のつづき★★

4ヶ月後に運ばれてきたひき逃げ事故の重傷者は内臓や脳挫傷など「多発外傷」の
患者でした。杉本医師は手早く一度に数カ所の外科的手術を施して救われたように
思いました。しかし、手術は成功したのに原因不明で亡くなってしまったのです。

そこで、世界中の文献をさぐってみたところ、ベトナム戦争の医療記録によって
心臓や内臓が万全でも突然死んでしまう謎の症状が示されている事を発見します。
戦争で亡くなった多くの犠牲者が【無駄な死】でなかった証明を日本人の独りの
医師が発見し証明してくれたのです。

人体の60%は水分が占め、その体液のわずか10%でも流出すると死に至るために
戦争や交通事故などで起きる多発外傷は常に体液を補充しなくてはなりません。

杉本医師は「多発外傷」から患者の命を救うには流出する体液を供給するための
「輸液処理」を解決しなくてはならないことに気づきます。脳を損傷した患者は
輸液すると、かえって脳をさらに損傷させて死に至ることを発見したからです。
しかし、その時点では原因は判っても具体的な処理方法は考えつきませんでした。

3年後の昭和45(1970)年には社会にも認知されて交通事故や労災の多くの重傷者が
救急救命患者として運ばれて来るようになりました。多くの命が救われたのです。

杉本医師の勇気ある先駆的チャレンジに共感する若き医師も集まって来ました。
スタッフは7名になり、その中には、当時返還前の沖縄からの留学生もいました。
32歳の真喜屋医師は、昭和20(1945)年の戦火で、目の前で出血多量で死んで行く
兄を何とか救いたいとと思っても救えなかった無念の気持から自分が医者になり
人の命を救う事を目指したそうです。

杉本医師は真喜屋医師に交通事故の場合にハンドルによってダメージする事が
多く、しかも「触れてはならない臓器」とまで言われる手ごわい肝臓の処理を
担当させます。彼は肝臓と格闘の末に翌年画期的な処置方法を生み出します。
傷の程度によって自然治癒に任せるか、縫合するか、切除するか三つに分ける
処置方法は、その後「肝臓処置」の【外科医のバイブル】となったそうです。

スタッフに飛びきり明るい27歳の島崎医師も加わります。彼が担当したのは
小学校3年生で9歳の女の子でした、彼女は遊んでいて熱湯の風呂場に落ちて
全身60%の大ヤケドになって運ばれて来ました。勝気な女の子はいたがらず
懸命に治療に耐えてくれました。

しかし、ここでも輸液処置の問題が起きるのです。ヤケドした場合も大量の
体液が流出するので輸液しなくてはなりません。しかし、大量に輸液すると
激痛を伴う「水ぶくれ」を起こし、やがて感染症の原因となってしまいます。

女の子は輸液を受けながら6週間耐え抜きましたが、島崎医師にささやきます。
「長い間ありがとう。私は痛いのに疲れたよ」そして、彼女は亡くなります。

とびきり明るいはずの島崎医師も厳しい現実を目の前にして無力感と虚無感に
すっかり落ち込んだそうです。そんな彼を戒めるかのように杉本医師は励まし
目指すべき道を示したのです。

「悲しんでいては何も解決にならない!次の人の為に起ち上がれ!」

島崎医師は再び起ち上がります。彼女が捧げてくれた【命】によって、彼は
自分が目指すべき【使命・天職】を発見できたのです。彼は決心します。

「ヤケドの患者を何とか救いたい!」

●ある人の生涯における最大の日とは、その人の歴史的使命、すなわち
 神がこの世で彼を用いようとするその目的が明かにわかり、また、
 これまで彼が導かれてきたすべての道がそこに通じているのを悟った
 日のことである(ヒルティ)

ヤケドも多発外傷も体液補充の輸液処置が解決のカギであることを知り、
もう一度世界中の文献を探します。そして、1919年の第1次大戦中の
記録にまでさかのぼるのです。あまりに古過ぎると誰もが見逃していた
米陸軍研究所ルイス・ウイードの研究報告には驚くべき事実が示されて
いたのです。

常にどんなに暗黒で地獄の戦争であっても、捜せばそこにも希望の光明は
あることの証明です。

●悪い事の中にもなにほどかの善の魂がまじっている。人が注意ぶかく
 それをさがし出すならば(シェークスピア
●善の勝利についての絶望は常に個人的勇気の欠乏である(ヒルティ)

それは、通常0.9%濃度の体液を2倍の1.8%の濃度にする試みでした。
そうすれば大量でなく少量の輸液によって大きな効果を引き出せる事を
実証していたのです。この報告は長き間学会で黙殺されていたのでした。

しかし、この黙殺もまた【神の摂理】であったと私は信じます。おかげで
21世紀の一般の私たちにまでも感動と勇気が与えられたからです。

●天の下では、何事にも定まった時期あり、すべての営みには時がある。
 生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
 植えるのに時があり、植えたものを抜くのに時がある。
 殺すのに時があり、癒すのに時がある。
 崩すのに時があり、建てるのに時がある。
 泣くのに時があり、微笑むのに時がある。
 嘆くのに時があり、躍るのに時がある。(伝道の書3-1~5)
●神のなされることは全てその時にかなって美しい(伝道の書3-11)

神の【試練】に耐え抜き愛と希望を抱く事に鍛えられたERの【神愛の戦士】は
昭和46(1971)年には、4年間の成果を発表するべく医学の学会に出向きました。
彼らは専門部会で発表し救急救命施設の全国的普及を訴えることが目的でした。
彼らに用意された発表会場に行ってみると誰も出席するものはいませんでした。

「なんだ!?、まだ人殺しを助けているのか?」と相変わらず無理解の人まで
いるほどです。しかし、杉本医師とスタッフは4年前の若芽ではありません。
彼等は救急救命に対して自負と誇りを持っていました。彼等は確信と未来への
大いなる希望を抱き【使命・天職】に生きる【福音伝道】そのものです。

●驚くべき導きの、神の側からみた目的と直接の狙いは我々を普通の卑近な
 意味で幸福にすることではない。むしろ、恐れを知らず、あらゆる良き
 行いをすすんでしようとする人、一言でいえば、英雄的な人にするため
 である(ヒルティ)

4年間を耐え忍んだ彼等のERとしての功績を人は無理解であっても神だけは
大いに祝福してくれました。その確かな証明は1972年一人の多発外傷の患者の
救急救命よって示されたのです。

27歳の柴田さんは仕出し屋の3代目として活躍していました。配達の途中に
交通事故あって脳損傷及び肝臓も大損傷した大事故でした。

病院に運び込まれた時、彼の傍らには結婚を2ヶ月後に控えた婚約者がいました。
杉本医師たちは「絶対に助けてみせる!」と決心したそうです。

脳挫傷していることを配慮して輸液は通常濃度2倍の1.8%にして半分の量にして
5年前の失敗を参考にして、外科手術も最悪な部分から着手することにしました。
先ずは肝臓から行なわなくてはなりませんでした。真喜屋医師の出番でした。
そして、手術は心を一つ思いを一つにしたチーム・スピリットで成功しました。
彼等は【試練】を経験したおかげで見事な【神の愛の奇蹟】を起こせたのです。

●肉親の父は、しばらくの間、自分の考えに従って訓練を与えるが
 魂の父は、私たちの益のために、そのきよさに預からせるために
 そうされるのである (ヘブル書12‐10)
●全ての訓練は、当座は喜ばしいものとは思われず、むしろ悲しいものと
 思われる。しかし、後になれば、それによって鍛えられる者に平安な義の
 実を結ばせるようになる(ヘブル書12‐11)

柴田さんは1ヶ月後には退院でき、7ヶ月後に予定通り結婚式を挙げられたのです。
現在も元気に3代目として活躍柴田さんには二人の子供もいるそうです。

「今までダメだった人を助けられたことが一番のよろこびです!」
ERの【先駆者】は誇らしく語ってくれます。

●完全な職業は他人を喜ばせて、我もまた喜ぶの職なり(内村鑑三

昭和48(1973)年にはERの成果を「外傷外科学」という本で出版したそうです。

「これは単なる本でなく、たくさんの犠牲者のためのレクイエムなのです。
 そして多くの失敗を乗り越えて成長して行った記録です。」

いつも多忙でろくに睡眠も食事もとれない厳しい環境にある医師たちに聞きます。
「いつも疲れて大変だったでしょうね?」現在70歳を越える杉本医師は私たちに
笑顔のような穏やかな表情で語ってくれました。

「自分自身が新しい考えでドンドン成長し、仲間も成長して行くのを観ていると
 いつも若さの喜びにあるのです。」疲れを知らない【青年】をそこに見ました。

●我、神にありて新たなる力を獲てワシのごとく、翼を張りてのぼり
 走れども疲れず、歩めども倦まざるなり(イザヤ書40‐31)
●青年、壮者とは;
         常に不可能を計画する人
         常に大改革を望む人
         常に詩人的にして夢想する人
         常に利害にうとき人
         常に危険を感ぜざる人  (内村鑑三
キリスト教は特に青年の宗教であり、日々新たにして、又日々に新たなり(内村鑑三

1972年に杉本医師は医者が3000人集まる学会で救急救命の必要を訴えたそうです。
働き盛りの家族を守る人々が労災や交通事故に遭い適切な治療もされずに無念に
亡くなって行く命を助けようと、そしてERにもっと目を向けようと訴えたのです。

5年後に、ようやく厚生省が動きます。全国110ヶ所に設定することが決定します。
真喜屋医師は肝臓処置の「バイブル」を作ると共に、沖縄初の24時間ER設立に
貢献したそうです。

現在では島崎医師は「ヤケドの島崎」といわれる一人者となって活躍しており、
今年5月にロシアから大ヤケドで日本に緊急入院してきた女性を担当したのも、
島崎医師だったそうです。

私たちも【Providence:神の摂理・神助・導き】を信じるならば、
きっと現在の生活においても大いなる【ミッション:使命・天職】があることを
発見できるはずです。そして、全ては《最善な道》に通じていることを信じましょう!

●どんな幸福な生活にも数多く起こる試練や心労を、堪えがたい重荷だと
 考えるか、それとも自分の生活原則を実行し修練するために、神から
 授けられた機会だと見るかは、ものごとの感じ方として大きな相違である。
 そして、この感じ方次第ですべてが決まるのである(ヒルティ)
●あなた方は、以前は闇であったが、今は主にあって光となっている。
 光の子らしく歩きなさい。光はあらゆる善意と正義と真実との実を
 結ばせるものである(エペソ書5-8~9)
●キリスト信者たる栄誉の一つは、よわき取るに足らざるこの身をもって、
 なおも大望を抱いてその一部分を遂行しうるにあり(内村鑑三
●望みて喜び、患難に耐え、常に祈れ(ロマ書12-12)

皆さんが【神の摂理】に支えられてご活躍されることを心より応援しています。
Good luck & God bless you!