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【ビジョン】は【公言信心】で実現!②

◇◇【ビジョン】は有言実行でも不言実行でもない【公言信心】で実現しよう!(その2)◇◇
【2004年9月1日に作成した<第343回>に加筆】 

★★【その1】のつづき★★

先日の「世界遺産」番組では、ボリビアに18世紀に建てられたチキトス教会について紹介されていましたが、映画「ミッション」でもご存知のように、せっかくの布教も宣教師が自給自足の素晴らしき「ユートピア」を実現するまでになると当時の政府が弾圧して破壊されてしまいます。

しかし、原住民に播かれた種である【福音】による【信仰心】までをも摘み取る事は不可能でした。心に信じ【公言:福音伝道】してきたからこそ現代の信仰があります。

●私は確信する。死も生も、天使も支配者も、現在のものも将来のものも、力ある者も、高い者も深い者も、その他どんな被造物も、私たちの主キリスト・イエスにおける神の愛から私たちを引き離すことはできないのである(ロマ書8‐38~39)

そして、驚くべき事は誰もが忘れ去ったかのような200年後の20世紀になっての事です。一人のスイス人のハンス・ロス神父が遺跡発掘調査に来訪します。彼は直ぐに帰国する予定でしたが、それから30年間も教会の再建・復活に献身して帰国することなく現地で昇天したそうです。

彼の偉業は原住民にも賞賛感謝されて礼拝堂の壁画に描かれた「聖パウロ肖像画」がハンス神父をモデルとしているのです。

復活されたチキトス教会施設は世界遺産の一部として世界に【福音伝道】の聖地としてこれからも語り継がれることでしょう。
そして、この【実行】はハンス神父の力でなく彼の【公言信心】が起こした【神の愛の奇蹟」であると私は感動しました!

私たちは<有言実行><「不言実行>でもなく【公言信心】で行こうではありませんか!
私たちの心に抱く【ビジョン:理想・夢・志】は自分だけの存在でなくて、この世の【隣人・社会】全てに必要不可欠な【世の光・希望の光】である事を信じましょう!

現実的不可能な【ビジョン:理想・夢・志】ほど、自分自身で実行実現しなくても、世界のどこかで【神の愛の奇蹟】を呼び起こしてくれることを信じましょう!

●汝のパンを水の上に投げよ、多くの日ののちに、汝再びこれを得ん(伝道の書11‐1)
●汝の真理を社会の中に投ぜよ、年を経て汝はその偉大な結果を見るを得ん(内村鑑三
●少ししか蒔かない者は、少ししか刈取らず、豊かに蒔く者は豊かに刈取ることになる(コリント後書9-6)

キング牧師のあまりにも有名な【ビジョン】も有言実行でも不言実行でもありません。

「私には夢がある!白人と黒人の子供が共に食卓について食事できる日が来る事を!」

世界中の多くの人々に愛と勇気と希望を与えて、しかも彼は実現しなくても、世界で自由解放運動の【旗印】となって独立解放が実現された事はご存知だと思います。

●誰でも、自分の益を求めないで、ほかの人の益を求めるべきである(コリント前書10-24)
●もうあなたは泣く事はない。あなたの叫び声に応じて、主は必ずあなたに恵み、それを聞かれるとすぐ、あなたに答えてくださる(イザヤ書30-19)

世界を代表するトヨタの原点を築いた豊田佐吉は、貧しい大工の息子でしたが、彼には常に【ビジョン:理想・夢・志】がありました。学校にさえも行けなかった彼に影響を与えたのは当時の農村の青少年が熱心に読んだ「西国立志篇スマイルズ)」でした。

●天は自ら助くる者を助く(スマイルズ

西国立志編」には英国の産業革命当時、名も無き【コーナー・ストーン】の立場の個人こそが、信念・大志に従って多くの社会的功績を残している実話が紹介されていて、その中に蒸気機関の発明者であるワットもいました。彼もまた大工の息子であったことが、佐吉にとってどれだけ勇気と希望になったことでしょう。よし!発明家を目指すぞ!現実的
不可能な【ビジョン:理想・夢・志】を抱きます。

佐吉は発明家を目指すものの父親は彼の才能も可能性も一切理解出来ません。彼はいつもこっそりと設計図を書き続ける毎日でした。彼には理解者もいました。大工仕事で校舎修理に通う内に学校の教師に、時々専門書を解説してもらっていました。ある日、佐吉は海辺で好きな凧上げをしながら教師に尋ねます。

 「先生、小さな蒸気機関さえ発明できれば、空を飛ぶことも可能ですね。」

その時、教師は初めあきれ顔で苦笑しますが、その後に気づきます。

 「佐吉君。君はもう僕をはるかに超えているよ。僕にはそんな発想すら思いつきもしなかった。佐吉君は本当にすばらしい発想の持ち主だね。大切にしたまえ。」

しかし、佐吉は悩みます。発明家として毎日何をしたらよいのかを。
教師は二宮尊徳の言葉でもある【積小為大の教え】により佐吉を導いてくれるのです。

 「佐吉君、『必要は発明の母』だろ。何事も小を積んでこそ、大を為せるんだよ。」

●積小為大・推譲積徳(ニ宮尊徳)

佐吉はそこで初めて理解します。日常の身近な問題を解決できる発明を目指すのです!!

いつの時代でも、教師の仕事の素晴らしさは、人間の中に存在する可能性を発見し導いてあげられることではないでしょうか。そして、そのような導き手になれれば、たとえ世間的にどんな立場であってもその人こそが立派な教師ともいえるでしょう。

●人間のうちに善をのばしてやり、彼等の心に善に対する愛好心を注ぎ込むことが必要である(ヒルティ)
●私たち一人びとりは、隣り人の徳を高めるために、その益を図って彼等を喜ばすべきである(ロマ書15-2)
●野心からも、単なる義務感からも、本当に価値あるものは生まれてきません。
 本当に価値あるものは、むしろ、人や事物を深く愛する心から生まれてくるのです(アインシュタイン

佐吉は母親が農作業の合間に内職で手作業している「機織り」の苦労を知ります。
地元農家の女性が農作業の合間で行うために、納期に間に合わず生産力も低いために機織り業者もまた苦労していたのです。

「そうだ、機織りを自動化しよう!!」佐吉は遂に発明すべき対象を発見します。

しかし、当時の風潮では、男性が機織りに関わる事自体がタブーであり、しかも無学の大工に何ができるであろうかと思われて、彼は変人扱いされ嘲笑の標的にされます。父親はそんな息子を恥じに思って、別の町に大工修行の奉公に出るように命じます。佐吉はあきらめて従おうとしますが、母親はそんな佐吉を不憫に思って、町はずれの納屋にかくまいます。そこが、彼の研究所となります。

その孤独な発明研究は何年もかかかります。時には自暴自棄になりあきらめかけます。
そんなある日、もはや限界を感じた時のことです。母親が彼を励まします。

 「お前のやっていることが、何も一年やそこらでできるものだとは思っていませんよ。あきらめずに続けなさい。」

そして何気なく渡してくれた新聞に記事を発見します。そこには東京で開催される「万国技術博覧会」の案内があったのです。

「これだ!!お母さん僕を東京に行かせてください。」彼の自助努力が実って神様が道を切開いててくれた瞬間です。

彼は東京で新たな発想を得て研究を再開しますが、まだまだ課題は解決できません。
そんなある日、疲れきっていつもの気晴らしの「凧上げ」をしている時に、彼には【インスピレーション(霊感);神の導き】が働いて突如解決策がひらめくのです。

凧を空中で保っている状態の時の「ひっぱている紐」と凧本体との関係こそが自動化に通じるアイデアとなったのです。

その後のトヨタ自動織機が完成する迄には【小さな第一歩】でしたが、この第一歩は有言実行でも不言実行でもなく、彼もまた【公言信心】であったと私は実感するのです。

●それでもひたすら神に信頼し続けよ。そうすれば、まもなく、また光と力を見るだろう。おまえが信じたものを、まのあたりに見て、信じたとおりに成るであろう(バンヤン
●あなた方が、いろいろな試練に会った場合、それをむしろ非常に喜ばしいことに思いなさい(ヤコブ書1‐2)
●最後まで耐え忍ぶ者は救われる(マタイ伝24‐13)
●苦しむ隣人を見捨てない人だけが、自ら試練に耐えられる(スウエーデン詩人リュ―ネベリー)

私たちも【公言信心】で【ビジョン:理想・夢・志】直視で【世の光・地の塩】として【主の栄光】を讃美し活躍しましょう!皆さんのチャレンジを心より応援しています!

●あなたの内なる光が暗くならないように注意しなさい。<汝の内の光、闇にあらぬか省みよ> (ルカ伝11‐35)
●私は世の光である。私に従って来る者は、やみの内を歩くことがなく命の光をもつであろう(ヨハネ伝8‐12)
●父(神)を世に示さん為には隠るるなかれ、自己を世に示さざらん為に隠れよ (内村鑑三
●この世における人間の主な目的は神の栄光をたたえ、永遠にわたって神をよろこぶことである(クロムウエル時代の簡略教理問答書)

ハレルヤ!栄光を主に帰します。
主に感謝します!アーメン

それでは今日も明日も素晴らしい人生をお過ごし下さい。
May grace and peace be with your spirit.
Good luck & God bless you!
 
メイル歓迎します!
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田中 聡(さとし)